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公開番号2024171035
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-11
出願番号2023087885
出願日2023-05-29
発明の名称空調システム
出願人株式会社LIXIL,東プレ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F24F 11/74 20180101AFI20241204BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】消費電力を低減できる空調システムを提供すること。
【解決手段】空調システム1は、住宅10内の空気を暖めて住宅10内に供給する暖房機能又は住宅内の空気を冷やして住宅10内に供給する冷房機能を有する空調装置2を有し、住宅10全体の温度を調整する全館空調を備え、空調装置2は、暖房機能により暖めた空気又は冷房機能により冷やした空気を住宅10内に供給するファン21と、住宅10内に空調負荷が発生しているときの住宅10内における第1の空調負荷よりも小さい第2の空調負荷の場合にファン21の動作を低下させる制御を実行する制御部9と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
住宅内の空気を暖めて前記住宅内に供給する暖房機能又は前記住宅内の空気を冷やして前記住宅内に供給する冷房機能を有する空調装置を有し、住宅全体の温度を調整する全館空調を備える空調システムであって、
前記空調装置は、前記暖房機能により暖めた空気又は前記冷房機能により冷やした空気を前記住宅内に供給するファンと、前記住宅内に空調負荷が発生しているときの前記住宅内における第1の空調負荷よりも小さい第2の空調負荷の場合に前記ファンの動作を低下させる制御を実行する制御部と、を備える、空調システム。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記暖房機能を機能させる場合において、夜間就寝時の室内設定温度を、日中の室内設定温度から、日中の室内設定温度よりも低い室内設定温度に変更して、前記暖房機能を機能させるように制御し、前記冷房機能を機能させる場合において、夜間就寝時の室内設定温度を、日中の室内設定温度から、日中の室内設定温度よりも高い室内設定温度に変更して、前記冷房機能を機能させるように制御する、請求項1に記載の空調システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記第2の空調負荷がゼロの場合に前記ファンの動作を低下させる制御を実行する、請求項1又は2に記載の空調システム。
【請求項4】
前記住宅内の断熱区画における最下部の近傍、若しくは、居住空間又は非居住空間の最下部に配置される仕上げ部の近傍に配置される第1吸気口と、
前記住宅内の断熱区画における最上部の近傍、若しくは、居住空間又は非居住空間の最上部に配置される仕上げ部の近傍に配置される第2吸気口と、を備え、
前記空調装置は、前記暖房機能を機能させる場合に、前記第1吸気口を介して導入された前記住宅内の空気を前記暖房機能により暖めて、又は、前記冷房機能を機能させる場合に、前記第2吸気口を介して導入された前記住宅内の空気を前記冷房機能により冷やして前記住宅内に供給する、請求項1又は2に記載の空調システム。
【請求項5】
住宅外の空気を前記住宅内に導入すると共に、前記住宅内の空気を住宅外に排出する換気装置を更に備え、
前記換気装置は、前記住宅外の空気を前記空調装置に導入し、
前記空調装置は、前記換気装置により導入された前記住宅外の空気を前記暖房機能により暖めて又は前記冷房機能により冷やして前記住宅内に供給する、請求項1又は2に記載の空調システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、空調システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、暖房機能及び冷房機能を有する空調装置を備える空調システムにおいて、空調装置を用いて、一戸建ての住宅の1階及び2階を暖房機能により暖房し、又は、冷房機能により冷房するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-325569号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
空調システムにおいて、省エネルギー及び電気代の節約の観点から、消費電力を低減できることが求められている。
【0005】
本開示は、消費電力を低減できる空調システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、住宅内の空気を暖めて前記住宅内に供給する暖房機能又は前記住宅内の空気を冷やして前記住宅内に供給する冷房機能を有する空調装置を有し、住宅全体の温度を調整する全館空調を備える空調システムであって、前記空調装置は、前記暖房機能により暖めた空気又は前記冷房機能により冷やした空気を前記住宅内に供給するファンと、前記住宅内に空調負荷が発生しているときの前記住宅内における第1の空調負荷よりも小さい第2の空調負荷の場合に前記ファンの動作を低下させる制御を実行する制御部と、を備える、空調システムに関する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係る空調システムを備える住宅において暖房時の状態を示す図である。
一実施形態に係る空調システムを備える住宅において冷房時の状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の空調システム1の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1及び図2に示すように、本実施形態の空調システム1は、例えば、2階建ての住宅10において使用される。住宅10は、高気密構造で、かつ、高断熱構造で構成される。空調システム1は、高気密構造及び高断熱構造の住宅10で使用されることで、省電力で使用されることが可能である。なお、本実施形態においては、空調システム1を2階建ての住宅10に使用する場合を例に説明したが、これに限定されない。空調システムを、例えば、3階建て以上の住宅に使用してもよい。
【0009】
住宅10は、図1及び図2に示すように、例えば、屋根13及び外壁14を有する2階建て構造で構成される。住宅10は、屋根13の下側及び外壁14の内側に基礎断熱の断熱材が配置され、住宅10の全体において基礎断熱とする構成である。住宅10の断熱区画18は、屋根側断熱ライン181と、外壁側断熱ライン182と、基礎断熱ライン183と、を備える。屋根側断熱ライン181は、屋根13の下側に屋根13の傾斜方向に沿って傾斜して配置される断熱材により構成される。外壁側断熱ライン182は、外壁14の内側に配置され屋根13から地面101まで上下方向に延びる断熱材により構成される。住宅10の下方の地面101は、基礎断熱ライン183を構成する。住宅10は、断熱区画18の内側において断熱される。
【0010】
本実施形態においては、住宅10では、空調システム1により、全館空調が行われている。空調システム1における全館空調は、住宅10全体の温度を調整する制御を実行する空調である。
(【0011】以降は省略されています)

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