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公開番号2024171009
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-11
出願番号2023087836
出願日2023-05-29
発明の名称プログラム及び画像形成システム
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20241204BHJP(計算;計数)
要約【課題】 効率的に代理印刷を行うことができるプログラムを提供する。
【解決手段】 本発明のプログラムは、画像形成装置と通信可能な第1携帯端末に搭載されるコンピュータを、複数の情報に基づいて前記画像形成装置で代理印刷する印刷データを識別する識別子を作成する識別子生成手段と、作成された前記識別子を前記画像形成装置に送信する識別子設定手段と、前記第1携帯端末とは異なる第2携帯端末に印刷依頼を送信し、前記第2携帯端末から受諾の応答があった場合、前記第2携帯端末へ前記識別子を送信する代理印刷依頼手段として機能させることを特徴とする。
【選択図】 図1


特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置と通信可能な第1携帯端末に搭載されるコンピュータを、
複数の情報に基づいて前記画像形成装置で代理印刷する印刷データを識別する識別子を作成する識別子生成手段と、
作成された前記識別子を前記画像形成装置に送信する識別子設定手段と、
前記第1携帯端末とは異なる第2携帯端末に印刷依頼を送信し、前記第2携帯端末から受諾の応答があった場合、前記第2携帯端末へ前記識別子を送信する代理印刷依頼手段と
して機能させることを特徴とするプログラム。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記代理印刷依頼手段は、前記第1携帯端末とは異なる第2携帯端末及び第3携帯端末に印刷依頼を行い、前記第2携帯端末及から受諾の応答があったのち前記第3携帯端末から受託の応答があった場合、受諾の応答が早い前記第2携帯端末へ前記識別子を送信することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
印刷依頼を行ったのち一定時間内に応答がない場合、前記第2携帯端末に対して前記印刷依頼に関する通知を行う通知手段としてさらに機能させることを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラム。
【請求項4】
画像形成装置、第1携帯端末及び第2携帯端末を有する画像形成システムであって、
前記第1携帯端末は、
複数の情報に基づいて前記画像形成装置で代理印刷する印刷データを識別する識別子を作成する識別子生成部と、
前記識別子を前記画像形成装置及び前記第2携帯端末に送信する識別子設定部とを備え、
前記第2携帯端末は、
前記識別子を記憶する記憶部と、
前記画像形成装置へ前記識別子の送信を行う近距離無線通信部と
を備え、
前記画像形成装置は、
前記印刷データ及び前記印刷データに関連付けられた前記識別子を記憶する記憶部と、
前記第2携帯端末から前記識別子の受信を行う近距離無線通信部と、
前記第2携帯端末から前記識別子を受信した場合、関連付けられた前記印刷データの印刷を行う制御部とを備える
ことを特徴とする画像形成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、プログラム及び画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ユーザー認証を行っているプリンター等の画像形成装置で、自身の印刷データの印刷の権利を他人に与えて、印刷物を他人にとってきてもらう代理印刷の技術が知られている。この技術は、プリンターに印刷データを投入したユーザー(依頼者)が予め代理人(被依頼者)を指定しておくことで、ユーザー本人の認証情報(パスワード)を他人に知らせることなく、被依頼者が印刷できる権利を受けられる技術である。この技術により、自身から離れた場所にあるプリンターによる印刷を可能としている。
【0003】
例えば、特許文献1では、印刷データに所属情報を付加することで、依頼者と同じ所属の被依頼者に代理印刷を依頼する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-123496号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の従来技術では同じ所属の被依頼者が印刷できない場合、別の所属に依頼する必要があるため、再度印刷データを送信し直す必要があった。
【0006】
そのため、効率的に代理印刷を行うことができるプログラム及び画像形成システムが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の本発明のプログラムは、画像形成装置と通信可能な第1携帯端末に搭載されるコンピュータを、(1)複数の情報に基づいて前記画像形成装置で代理印刷する印刷データを識別する識別子を作成する識別子生成手段と、(2)作成された前記識別子を前記画像形成装置に送信する識別子設定手段と、(3)前記第1携帯端末とは異なる第2携帯端末に印刷依頼を送信し、前記第2携帯端末から受諾の応答があった場合、前記第2携帯端末へ前記識別子を送信する代理印刷依頼手段として機能させることを特徴とする。
【0008】
第2の本発明の画像形成システムは、画像形成装置、第1携帯端末及び第2携帯端末を有する画像形成システムであって、(1)前記第1携帯端末は、(1-1)複数の情報に基づいて前記画像形成装置で代理印刷する印刷データを識別する識別子を作成する識別子生成部と、(1-2)前記識別子を前記画像形成装置及び前記第2携帯端末に送信する識別子設定部とを備え、(2)前記第2携帯端末は、(2-1)前記識別子を記憶する記憶部と、(2-2)前記画像形成装置へ前記識別子の送信を行う近距離無線通信部とを備え、(3)前記画像形成装置は、(3-1)前記印刷データ及び前記印刷データに関連付けられた前記識別子を記憶する記憶部と、(3-2)前記第2携帯端末から前記識別子の受信を行う近距離無線通信部と、(3-3)前記第2携帯端末から前記識別子を受信した場合、関連付けられた前記印刷データの印刷を行う制御部とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、効率的に代理印刷を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態に係る代理印刷システムの全体構成を示すブロック図である。
第1の実施形態に係るアプリケーションの内部構成を示すブロック図である。
第1の実施形態に係るキー作成時の画面の一例を示す説明図である。
第1の実施形態に係る代理印刷依頼時の画面の一例を示す説明図である。
第1の実施形態に係る代理印刷要求時の画面の一例を示す説明図である。
第1の実施形態に係るアプリケーションの特徴動作(キー作成時の動作)を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係るアプリケーションの特徴動作(代理印刷依頼時の動作)を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係るアプリケーションの特徴動作(代理印刷要求を受けた時の動作)を示すフローチャート(その1)である。
第1の実施形態に係るアプリケーションの特徴動作(代理印刷要求を受けた時の動作)を示すフローチャート(その2)である。
第2の実施形態に係る代理印刷依頼時の画面の一例を示す説明図である。
第2の実施形態に係るアプリケーションの特徴動作(代理印刷依頼時の動作)を示すフローチャート(その1)である。
第2の実施形態に係るアプリケーションの特徴動作(代理印刷依頼時の動作)を示すフローチャート(その2)である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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