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公開番号
2024170950
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-11
出願番号
2023087741
出願日
2023-05-29
発明の名称
食器洗浄機
出願人
三菱電機株式会社
,
三菱電機ホーム機器株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A47L
15/46 20060101AFI20241204BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】地域によって水の硬度などの水質が異なり、水の硬度が高い地域では、マグネシウムやカルシウムなどの硬度成分によりが汚れの凝集や再付着を促進することとなり、食器に水垢やウォータースポットが残りやすくなることを抑制できる食器洗浄機を得ることを目的とする。
【解決手段】洗浄対象を洗浄する洗浄工程と、洗浄された前記洗浄対象を温水ですすぐすすぎ工程と、前記洗浄対象を乾燥させる乾燥工程とを行う食器洗浄機であって、前面または上面が開口する本体と、前記本体に収納され、前記洗浄対象を収容する洗浄槽と、設置された場所の住所情報を通信する通信手段と、前記住所情報を基に外部サーバーから当該地域の水の硬度などの水質情報を取得し、洗浄ポンプ等を含む洗浄機能部を駆動するための制御条件を、取得した水質情報を基に変更して動作制御プログラムを生成し、この動作制御プログラムで運転させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
洗浄工程と、すすぎ工程と、乾燥工程とを、第1の制御条件及び第2の制御条件の何れか一方に従って制御する制御部と、
設置地域を特定可能な住所情報を保有する住所情報取得部と、
前記住所情報を外部サーバーへ送信可能な通信部と、
前記住所情報に対応して前記外部サーバーから水質情報を取得し、当該水質情報から軟水であるか硬水であるかを判定する水質情報取得部と、を備え、
前記制御部は、前記水質情報取得部が軟水であると判定した場合には、前記第1の制御条件で運転し、硬水であると判明した場合には、前記第2の制御条件で運転する、ことを特徴とする食器洗浄機。
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【請求項2】
前記第2の制御条件は、前記第1の制御条件よりも、前記すすぎ工程における温水の温度が低く、前記乾燥工程における温風の温度が低いこと、を特徴とする請求項1に記載の食器洗浄機。
【請求項3】
前記第2の制御条件は、前記第1の制御条件よりも、前記乾燥工程における乾燥時間が長いこと、を特徴とする請求項2に記載の食器洗浄機。
【請求項4】
前面または上面が開口する本体と、
前記本体に収納され、前記洗浄対象物を収容する洗浄槽と、
ユーザーからの入力を受け付ける操作部と、を更に有し、
前記操作部からの入力に応じて前記住所情報が生成されること、を特徴とする請求項1に記載の食器洗浄機。
【請求項5】
前記制御部は、前記住所情報に対応して前記外部サーバーから水質情報を取得し、当該水質情報によって軟水であると判明し場合には、前記第1の制御条件で運転し、硬水であると判明した場合には、前記第2の条件で運転する、ことを特徴とする食器洗浄機。
【請求項6】
洗浄工程と、すすぎ工程と、乾燥工程とを、第1の制御条件及び第2の制御条件の何れか一方に従って制御する制御部と、
設置地域を特定可能な住所情報を保有する住所情報取得部と、
前記住所情報を外部サーバーへ送信可能な通信部と、
前記制御部に対して、前記第1の制御条件又は前記第2の制御条件の何れか一方の運転を定める信号を送信する制御情報取得部と、
を備え、
前記制御情報取得部は、前記外部サーバーから、前記第1の制御条件を指定する前記制御情報S3Aと、前記第2の制御条件を指定する前記制御情報S3Bと、をそれぞれ取得し、
前記制御部は、前記制御情報S3Aと前記制御情報S3Bとに従って運転すること、を特徴とする食器洗浄機。
【請求項7】
前記第2の制御条件は、前記第1の制御条件よりも、前記すすぎ工程における温水の温度が低く、前記乾燥工程における温風の温度が低いこと、を特徴とする請求項6に記載の食器洗浄機。
【請求項8】
前記第2の制御条件は、前記第1の制御条件よりも、前記乾燥工程における乾燥時間が長いこと、を特徴とする請求項7に記載の食器洗浄機。
【請求項9】
前面または上面が開口する本体と、
前記本体に収納され、前記洗浄対象物を収容する洗浄槽と、
ユーザーからの入力を受け付ける操作部と、を更に有し、
前記操作部からの入力に応じて前記住所情報が生成されること、を特徴とする請求項6に記載の食器洗浄機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、食器の洗浄を行う食器洗浄機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から食器の洗浄、乾燥を行う食器洗浄機において、洗浄水の濁度情報によりエコ運転をする食器洗浄機や、洗浄水の濁度情報により洗剤投入量を調整するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-011310号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された食器洗浄機では、洗浄槽に収容された被洗浄物を洗浄する洗浄運転を実行するとともに、洗浄運転の初期に濁度検知手段から取得した汚れ状態情報に基づいて、洗浄運転に必要な洗剤の初期量を決定することが開示されている。
また、食器洗浄機は、洗浄運転中に新たな被洗浄物が洗浄槽内に追加的に収容された場合、追加収容事実の検知後を少なくとも含む所定期間内に、前記濁度検知手段から取得した汚れ状態情報に基づいて、洗剤の追加量を決定するなどの技術が開示されている。
【0005】
特許文献1に開示された従来の食器洗浄機を含め、洗浄水の濁度により洗浄時間を短くするエココースが設定されたり、洗剤の投入量を調整したりすることが、従来から提案されてきた。
【0006】
しかしながら、洗浄性能に係る技術はあったが、洗浄後の乾燥仕上がりについては十分に配慮されておらず、乾燥の仕上がり状態において不満が出ることがある。
【0007】
具体的な乾燥仕上がり状態での不満として、白くくもったり、白い水垢が残ったりする現象がある。
【0008】
これら現象は、地域によって食器洗浄で使用する水の硬度などの水質が異なることが原因となり、新たな問題となる。すなわち、水の硬度が高い地域では、マグネシウムやカルシウムなどの硬度成分により、汚れの凝集や再付着を促進することとなり、食器に水垢やウォータースポットが残りやすくなる。
【0009】
本開示は、上記課題を解決するためのものであり、食器洗浄機が使用される地域、場所における水質情報を活用し、水垢やウォータースポットの発生を抑制し、使い勝手の良い食器洗浄機を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
第1の開示に係る食器洗浄機は、
洗浄工程と、すすぎ工程と、乾燥工程とを、制御条件1及び制御条件2の何れか一方に従って制御する制御部と、
設置地域を特定可能な住所情報を保有する住所情報取得部と、
前記住所情報を外部サーバーへ送信可能な通信部と、
前記住所情報に対応して前記外部サーバーから水質情報を取得し、当該水質情報から軟水であるか硬水であるかを判定する水質情報取得部と、を備え、
前記制御部は、前記水質情報取得部が軟水であると判定した場合には、前記制御条件1で運転し、硬水であると判明した場合には、前記制御条件2で運転する、ことを特徴とする構成である。
(【0011】以降は省略されています)
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