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公開番号
2024170737
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-11
出願番号
2023087420
出願日
2023-05-29
発明の名称
測定装置、測定システム及び測定方法
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61B
5/00 20060101AFI20241204BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】皮膚表面の状態の変化を容易に検知できる測定装置を提供する。
【解決手段】測定装置は、生体を透過又は前記生体で反射した光の強度を示す信号値を取得する信号取得部と、前記信号値を色情報に変換する色情報取得部と、前記色情報が判定条件を満たすか否かを判定する色情報判定部と、前記判定条件を満たす色情報に変換可能である信号値を採用する信号補正部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
生体を透過又は前記生体で反射した光の強度を示す信号値を取得する信号取得部と、
前記信号値を色情報に変換する色情報取得部と、
前記色情報が判定条件を満たすか否かを判定する色情報判定部と、
前記判定条件を満たす色情報に変換可能である信号値を採用する信号補正部と、
を備える測定装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記信号補正部は、前記判定条件を満たす色情報に変換可能であることが区間閾値以上である期間連続する信号値を採用する
請求項1に記載の測定装置。
【請求項3】
前記色情報取得部は、前記色情報から判定指標を算出し、
前記判定条件は、前記判定指標が色域閾値未満であることである
請求項1又は2に記載の測定装置。
【請求項4】
前記色情報は、複数の色要素における値を示し、
前記色情報取得部は、前記色情報によって示される値と基準値との差分から前記判定指標を算出する
請求項1又は2に記載の測定装置。
【請求項5】
前記信号値の時間変化を示す時系列信号から周期を構成するパルス信号を抽出するサイクル抽出部
をさらに備え、
前記色情報取得部は、前記パルス信号を構成する複数の信号値それぞれを前記色情報に変換する
請求項1又は2に記載の測定装置。
【請求項6】
前記信号補正部は、前記判定条件を満たす色情報に変換可能である信号値から構成されるパルス信号を採用する
請求項5に記載の測定装置。
【請求項7】
請求項1に記載の測定装置と、
前記信号補正部によって採用された信号値の時間変化から生体情報を算出する情報処理装置と、
を含む測定システム。
【請求項8】
前記色情報取得部は、前記色情報から判定指標の値を算出し、
前記判定条件は、前記判定指標の値が色域閾値未満であることであり、
前記色域閾値は、前記生体情報の種類に応じて決定される
請求項7に記載の測定システム。
【請求項9】
前記信号補正部は、前記判定条件を満たす色情報に変換可能であることが区間閾値以上である期間連続する信号値を採用し、
前記区間閾値は、前記生体情報の種類に応じて決定される
請求項7に記載の測定システム。
【請求項10】
前記色情報は、複数の色要素における値を示し、
前記色情報取得部は、前記色情報によって示される値と基準値との差分から前記判定指標の値を算出し、
前記複数の色要素と、前記基準値とは、前記生体情報の種類に応じて決定される
請求項7に記載の測定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、測定装置、測定システム及び測定方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、入力光学系への偏光レンズの組み込みにより光沢を除去した状態で皮膚を撮像し、撮像された静止画像を二値化し、乾燥落屑性変化の起こっている領域の全体領域に占める面積の割合を肌荒れ率として定量化し、肌荒れの定量化の結果を出力する技術を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭63-161935号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
光を生体に照射して透過又は反射した光を測定することで皮膚内部の状態、例えば、血圧、心拍、血中酸素飽和度等の生体情報の測定が可能である。しかし、皮膚表面が荒れている場合、皮膚表面からの拡散反射光及び正反射光が、皮膚表面が荒れていない場合より強くなることで、測定精度が低下する場合がある。特許文献1に開示された技術では、拡散反射光及び正反射光を抑制するために、偏光レンズを使用して光沢を除去する。しかし、特許文献1に開示された技術では、偏光レンズのピント、偏光方向に合わせた光学系の設計が複雑になる。そこで、本開示の一態様は、皮膚表面の状態の変化を容易に検知できる測定装置、測定システム及び測定方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一形態に係る測定装置は、生体を透過又は前記生体で反射した光の強度を示す信号値を取得する信号取得部と、前記信号値を色情報に変換する色情報取得部と、前記色情報が判定条件を満たすか否かを判定する色情報判定部と、前記判定条件を満たす色情報に変換可能である信号値を採用する信号補正部と、を備える。
【0006】
本開示の一形態に係る測定システムは、前記測定装置と、前記信号補正部によって採用された信号値の時間変化から生体情報を算出する情報処理装置と、を含む。
【0007】
本開示の一形態に係る測定方法は、生体を透過又は前記生体で反射した光の強度を示す信号値を取得する工程と、前記信号値を色情報に変換する工程と、前記色情報が判定条件を満たすか否かを判定する工程と、前記判定条件を満たす色情報に変換可能である信号値を採用する工程と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0008】
測定システムの構成の一例を示すブロック図である。
第一実施形態に係る測定装置の動作の一例を示すフローチャートである。
色域閾値と、判定指標の時間変化の一例を示すグラフとを示す図である。
第一実施形態に係る変形例に係る測定装置の動作の一例を示すフローチャートである。
第二実施形態に係る測定システムの構成の一例を示すブロック図である。
第二実施形態に係る測定装置の動作の一例を示すフローチャートである。
判定指標の時間変化の一例を示すグラフと、信号値の時間変化を示す時系列信号の一例を示すグラフとを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第一実施形態)
図1~図3を参照して、第一実施形態について説明する。なお、図面については、同一又は同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
図1は、本実施形態に係る測定システム1の構成の一例を示すブロック図である。測定システム1は、測定装置100と情報処理装置120とを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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