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公開番号
2024169975
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-06
出願番号
2023086868
出願日
2023-05-26
発明の名称
撮像装置、及びその制御方法、並びにプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
23/667 20230101AFI20241129BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】撮影の機会損失を低減する撮像装置、及びその制御方法、並びにプログラムを提供する。
【解決手段】シャッターボタン126の半押しで撮影準備を開始し、全押しで本撮影を行うレンズユニット交換式カメラ1は、撮像素子105、撮像素子105で生成された撮影画像を一時的に記録するシステムメモリ123、プリキャプチャ機能がONの場合に上記半押しがあると撮像素子105で生成された撮影画像をシステムメモリ123に一時的に記録するプリキャプチャ撮影を実施するシステム制御部150と、ユーザからプリキャプチャ機能のON/OFFの切替指示を受け付ける操作部124とを有する。システム制御部150は、撮影失敗確率評価値を取得し、その取得した撮影失敗確率評価値が所定閾値を超えた場合、プリキャプチャ機能をONとし、上記半押しがあるとプリキャプチャ撮影を実施する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第一の撮影指示に基づき撮影準備を開始し、第二の撮影指示に基づき本撮影を行う撮像装置であって、
レンズユニットを介して導かれた光学像から撮影画像を生成する撮像素子と、
前記撮影画像を一時的に記録する一時記録メモリと、
プリキャプチャ機能がONの場合、前記第一の撮影指示に基づき前記撮影画像を一時記録メモリに記録するプリキャプチャ撮影を制御するプリキャプチャ撮影制御手段と、
ユーザから前記プリキャプチャ機能のON/OFFの切替指示を受け付ける受付手段と、
撮影失敗確率評価値を取得する取得手段と、
を備え、
前記プリキャプチャ撮影制御手段は、前記撮影失敗確率評価値が所定閾値を超えた場合、前記プリキャプチャ機能をONとし、前記第一の撮影指示があった際、前記プリキャプチャ撮影を実施することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記プリキャプチャ撮影制御手段は、前記撮影画像から被写体が検知されなかった場合、前記撮影失敗確率評価値が所定閾値を超えた場合でも、前記プリキャプチャ機能をONとしないことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
【請求項3】
前記撮影失敗確率評価値は、レンズ焦点距離、被写界深度、被写体の画角比、被写体速度、カメラ動き量、シャッタースピード、撮影環境の明るさ、画像ブレ量、手振れ補正値、撮影者の生体情報のいずれか一つ以上のパラメータ値を含むことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
【請求項4】
ユーザの接眼を検知する第一の検知手段と、
ユーザの視線を検知する第二の検知手段と、
前記第一及び第二の撮影指示を行うためのシャッターボタンの上面に指が置かれていることを検知する第三の検知手段と、
を更に備え、
前記プリキャプチャ撮影制御手段は、前記第一~第三の検知手段のいずれかで検知されていると判断された場合に、前記取得手段は、前記撮影失敗確率評価値を取得することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
【請求項5】
前記プリキャプチャ撮影制御手段は、前記プリキャプチャ撮影を実施中に、前記撮影失敗確率評価値が前記所定閾値を下回っている場合、前記プリキャプチャ撮影を停止することを特徴とする請求項1記載に記載の撮像装置。
【請求項6】
被写体を検知する被写体検知手段と、
前記検知された被写体の種別を認識する認識手段と
を更に備え、
前記プリキャプチャ撮影制御手段は、前記認識された被写体の種別に応じて、前記所定閾値を変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
第一の撮影指示に基づき撮影準備を開始し、第二の撮影指示に基づき本撮影を行う撮像装置であって、
レンズユニットを介して導かれた光学像から撮影画像を生成する撮像素子と、
前記撮影画像を一時的に記録する一時記録メモリと、
レンズユニットのレンズ絞り値を取得する取得手段と、
プリキャプチャ機能がONの場合、前記第一の撮影指示に基づき前記撮影画像を一時記録メモリに記録するプリキャプチャ撮影を制御するプリキャプチャ撮影制御手段と、
ユーザから前記プリキャプチャ機能のON/OFFの切替指示を受け付ける受付手段と、
を備え、
前記プリキャプチャ撮影制御手段は、前記レンズ絞り値が所定絞り値以上開放されている場合、前記プリキャプチャ機能をONとし、前記第一の撮影指示があった際、前記プリキャプチャ撮影を実施することを特徴とする撮像装置。
【請求項8】
前記プリキャプチャ撮影制御手段は、前記撮影画像から被写体が検知されなかった場合、前記取得手段により取得された前記レンズ絞り値が所定以上開放されていても、前記プリキャプチャ機能をONとしないことを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
【請求項9】
ユーザの接眼を検知する第一の検知手段と、
ユーザの視線を検知する第二の検知手段と、
前記第一及び第二の撮影指示を行うためのシャッターボタンの上面に指が置かれていることを検知する第三の検知手段と、
を更に備え、
前記プリキャプチャ撮影制御手段は、前記第一~第三の検知手段のいずれかで検知されていると判断された場合に、前記取得手段は、前記レンズ絞り値を取得することを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
【請求項10】
被写体を検知する被写体検知手段と、
前記検知された被写体の種別を認識する認識手段と
を更に備え、
前記プリキャプチャ撮影制御手段は、前記認識された被写体の種別に応じて、前記所定絞り値を変更することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、及びその制御方法、並びにプログラムに関し、特にプリキャプチャ機能を搭載する撮像装置、及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、デジタルカメラなどの撮像装置において、撮影者がカメラのレリーズ釦を押下して撮影指示をしてから、実際に撮影記録開始するまでのタイムラグにより、撮影者の所望の画像を撮影することが困難という課題がある。
【0003】
これに対して、特許文献1では、上記の課題を鑑みてプリキャプチャ機能を搭載するカメラが提案されている。これは、レリーズ釦の1段目が押下されている間、バッファメモリに所定枚数保存するように撮影を繰り返し実行する。レリーズ釦の2段目が押された時点でバッファメモリに保存された画像とレリーズ釦の2段目が押下された時点で撮影された画像を記録メディアに保存するものである。
【0004】
このようなプリキャプチャ機能を利用することで、撮影者が撮影指示をした瞬間から遡って撮影記録することが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-252804号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術は、プリキャプチャ機能を使用する設定にされている時、レリーズ釦の1段目の押下中に一定周期でプリキャプチャ撮影を行う技術である。そのため、撮影者がプリキャプチャ撮影を行うつもりではあったが、プリキャプチャ機能を使用する設定をし忘れてしまったという場合、撮影者がレリーズ釦の1段目を押下していてもプリキャプチャ撮影は行われず、撮影の機会損失になってしまう。
【0007】
よって本発明は、撮影の機会損失を低減する撮像装置、及びその制御方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る撮像装置は、第一の撮影指示に基づき撮影準備を開始し、第二の撮影指示に基づき本撮影を行う撮像装置であって、レンズユニットを介して導かれた光学像から撮影画像を生成する撮像素子と、前記撮影画像を一時的に記録する一時記録メモリと、プリキャプチャ機能がONの場合、前記第一の撮影指示に基づき前記撮影画像を一時記録メモリに記録するプリキャプチャ撮影を制御するプリキャプチャ撮影制御手段と、ユーザから前記プリキャプチャ機能のON/OFFの切替指示を受け付ける受付手段と、撮影失敗確率評価値を取得する取得手段と、を備え、前記プリキャプチャ撮影制御手段は、前記撮影失敗確率評価値が所定閾値を超えた場合、前記プリキャプチャ機能をONとし、前記第一の撮影指示があった際、前記プリキャプチャ撮影を実施することを特徴とする。
【0009】
上記目的を達成するために、本発明の請求項7に係る撮像装置は、第一の撮影指示に基づき撮影準備を開始し、第二の撮影指示に基づき本撮影を行う撮像装置であって、レンズユニットを介して導かれた光学像から撮影画像を生成する撮像素子と、前記撮影画像を一時的に記録する一時記録メモリと、レンズユニットのレンズ絞り値を取得する取得手段と、プリキャプチャ機能がONの場合、前記第一の撮影指示に基づき前記撮影画像を一時記録メモリに記録するプリキャプチャ撮影を制御するプリキャプチャ撮影制御手段と、ユーザから前記プリキャプチャ機能のON/OFFの切替指示を受け付ける受付手段と、を備え、前記プリキャプチャ撮影制御手段は、前記レンズ絞り値が所定絞り値以上開放されている場合、前記プリキャプチャ機能をONとし、前記第一の撮影指示があった際、前記プリキャプチャ撮影を実施することを特徴とする。
【0010】
上記目的を達成するために、本発明の請求項11に係る撮像装置は、第一の撮影指示に基づき撮影準備を開始し、第二の撮影指示に基づき本撮影を行う撮像装置であって、レンズユニットを介して導かれた光学像から撮影画像を生成する撮像素子と、前記撮影画像を一時的に記録する一時記録メモリと、レンズユニットのレンズ焦点距離を取得する取得手段と、プリキャプチャ機能がONの場合、前記第一の撮影指示に基づき前記撮影画像を一時記録メモリに記録するプリキャプチャ撮影を制御するプリキャプチャ撮影制御手段と、ユーザから前記プリキャプチャ機能のON/OFFの切替指示を受け付ける受付手段と、備え、前記プリキャプチャ撮影制御手段は、前記レンズ焦点距離が所定距離以上長い場合、前記プリキャプチャ機能をONとし、前記第一の撮影指示があった際、前記プリキャプチャ撮影を実施することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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