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公開番号2024169404
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2024084092
出願日2024-05-23
発明の名称無線通信システムにおけるユーザ機器及び基地局によって実行される方法並びにユーザ機器
出願人三星電子株式会社,Samsung Electronics Co.,Ltd.
代理人弁理士法人共生国際特許事務所
主分類H04W 24/10 20090101AFI20241128BHJP(電気通信技術)
要約【課題】複雑性とシグナリングオーバーヘッドを低減しながら、空間及び電力領域適応をサポートする拡張マルチCSI報告メカニズムのためのユーザ機器及び基地局によって実行される方法並びにユーザ機器を提供する。
【解決手段】本発明による無線通信システムにおけるユーザ機器(UE)によって実行される方法は、チャネル状態情報(CSI)報告のための複数のサブ構成を有するCSI報告構成情報を受信するステップと前記CSI報告構成情報に基づいて、複数の空間適応パターンのためのCSIプロセッシングユニットを決定するステップと、を有し、前記CSIプロセッシングユニットを決定するステップは、前記複数のサブ構成の各空間適応パターンに対応するいくつかのCSI基準信号(RS)リソースのコンパイル動作を実行するステップを含む。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
無線通信システムにおけるユーザ機器(UE)によって実行される方法であって、
チャネル状態情報(CSI)報告のための複数のサブ構成を有するCSI報告構成情報を受信するステップと
前記CSI報告構成情報に基づいて、複数の空間適応パターンのためのCSIプロセッシングユニットを決定するステップと、を有し、
前記CSIプロセッシングユニットを決定するステップは、前記複数のサブ構成の各空間適応パターンに対応するいくつかのCSI基準信号(RS)リソースのコンパイル動作を実行するステップを含むことを特徴とする方法。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記CSIプロセッシングユニットに基づいて、送信の前に所定数のシンボルが発生するチャネル測定のためのCSI-RSリソースを測定するステップをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
CSI-RS構成を動的に変更するために、ダウンリンク制御情報(DCI)又は媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を含む命令を受信するステップをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
複数の報告インスタンスで前記UEを事前構成するステップをさらに有し、
前記複数の報告インスタンスの各々は、前記空間適応パターンの1つについて事前定義された周期性に関連付けられ、
前記複数の報告インスタンスの各々は、異なる空間適応パターンに対応する値によって定義されるタイミング要件に従うことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記複数の空間適応パターンにわたってチャネル品質指標(CQI)報告のための情報を含む統合CSI報告を生成するステップをさらに有し、
前記統合CSI報告は、前記CSIプロセッシングユニット内の最高電力レベルに関連付けられた基準CQIに対して決定されるCQI差分値を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記CSIプロセッシングユニットは、最初のCSIプロセッシングユニットについて報告された基本セットを、後続のCSIプロセッシングユニットで再利用するプリコーディング行列指標(PMI)フィードバックを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記PMIフィードバックは、前記最初のCSIプロセッシングユニットに対する前記後続のCSIプロセッシングユニットの振幅係数及び位相係数を報告することを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記CSIプロセッシングユニットを送信することは、CSIプロセッシングユニット間で類似したCSI量に対する共同符号化フィールドを含むCSI報告を送信することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
全てのCSIプロセッシングユニットに基づく送信を防止するために、前記CSIプロセッシングユニットに基づく送信に優先順位ルールを適用するステップをさらに有し、
前記優先順位ルールは、アンテナポートの最高数又は最低数に関連づけられた空間適応パターンに基づいて送信を制御することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
少なくとも1つのユーザ機器(UE)であって
メモリ装置と、
前記メモリ装置に格納された命令(instructions)を実行するように構成されるプロセッサと、を有し、
前記命令が実行されると、前記プロセッサは、
CSI報告のための複数のサブ構成を有するチャネル状態情報(CSI)報告構成情報を受信し、
前記CSI報告構成情報に基づいて、複数の空間適応パターンのためのCSIプロセッシングユニットを決定することを行い、
前記CSIプロセッシングユニットを決定することは、前記複数のサブ構成の各空間適応パターンに対応するいくつかのCSI基準信号(RS)リソースのコンパイル動作を実行することを含むことを特徴とするユーザ機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、セルラーシステムにおけるネットワークの省エネルギーに関し、特に、サービス品質を損なうことなくネットワークの大幅な省エネを実現し、次世代セルラーネットワークにおける消費電力に関連する運用コストの懸念に対処できるユーザ機器及び基地局によって実行される方法並びにユーザ機器に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
セルラーシステムにおけるデータ需要が増え続けることで、ネットワークの消費電力が増加し、配備されたネットワークの運用コストに大きな影響を与えている。
この懸念に対処するため、特に第3世代移動通信システム開発推進プロジェクト(3GPP(登録商標))リリース18の新無線(NR)では、ネットワーク側の消費電力を削減するための調査が開始された。
これまでは、主に、バッテリ寿命を延ばすためにユーザ機器(UE)の消費電力を削減することに焦点が当てられており、ネットワークの消費はあまり注目されていなかった。
【0003】
省エネのための注目すべき方法は、ネットワークノード(例えば、gNodeB(gNB))が、トラフィック需要が少ないときに使用するアンテナパネルの数を減らすことであり、これにより消費電力を大幅に減らすことができる。
しかし、このプロセスは、チャネル状態情報(CSI)報告要求を変更するレベルのUEの関与を必要とする。
現在の標準規格では、ある程度の適応性が提供されているが、複数のアンテナ構成についてCSIを報告する必要があるなど、煩雑なメカニズムや過剰なシグナリングが含まれており、大幅なシグナリングオーバーヘッドにつながっている。
【0004】
この問題を解決するために、先行するソリューションでは、CSI報告にある程度の柔軟性を持たせている。
しかし、これらのソリューションは、シグナリングオーバーヘッドの点で十分効率的ではなく、空間及び電力領域適応による省エネの可能性を十分に引き出せていない。
同時に複数のCSIを報告する複雑さは、UEに大きな制約を課し、性能に影響を与える可能性がある。
上記のアプローチの1つの問題点は、シグナリングリソースの非効率的な使用とUEの複雑性の増大であり、これによりシステム全体のパフォーマンスと動的なネットワーク状態に対する応答性が制限される可能性がある。
この複雑性は、ネットワークが空間及び/又は電力領域適応を迅速かつ最適に決定する能力に対する課題を提起し、これはサービス品質を損なうことなく省エネを達成するために極めて重要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記従来の無線通信システムにおけるユーザ機器及び基地局での問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、複雑性とシグナリングオーバーヘッドを低減しながら、空間及び電力領域適応をサポートする拡張マルチCSI報告メカニズムのためのユーザ機器及び基地局によって実行される方法並びにユーザ機器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
これらの問題を克服するために、本明細書では、複雑性とシグナリングオーバーヘッドを低減しながら、空間及び電力領域適応をサポートする拡張マルチCSI報告メカニズムのためのシステムと方法を説明する。
本明細書では、4つの機能拡張策を提案している。
(1)タイプI及びタイプIIの空間適応パターンと電力領域適応のためのマルチCSI報告をサポートする拡張CSI-ReportConfig無線リソース制御(RRC)情報要素(IE)、
(2)複数オケージョンのマルチCSI報告のための拡張CSI報告タイムライン、
(3)単一オケージョンでのマルチCSI報告のためのCSI報告オーバーヘッドの削減、
(4)マルチCSI報告の優先度とドロップルールのセット。
【0007】
これらの機能強化は、複数の空間パターンと電力仮説に関するCSI測定と報告、gNBによる最適パターンの選択、及び将来のCSI測定とデータ送信報告のための選択された空間パターンの動的な指示を通じた、動的適応のためのステップを含むフレームワークに基づいて構築されている。
上記のアプローチは、CSI報告に関連するシグナリングオーバーヘッドを削減し、UEのプロセスを簡素化し、より効率的で動的なネットワーク適応を可能にすることで、これまでの方法を改善する。
これにより、サービス品質を損なうことなくネットワークの大幅な省エネを実現し、次世代セルラーネットワークにおける消費電力に関連する運用コストの懸念に対処できる。
【0008】
上記目的を達成するためになされた本発明による無線通信システムにおけるユーザ機器(UE)によって実行される方法は、チャネル状態情報(CSI)報告のための複数のサブ構成を有するCSI報告構成情報を受信するステップと前記CSI報告構成情報に基づいて、複数の空間適応パターンのためのCSIプロセッシングユニットを決定するステップと、を有し、前記CSIプロセッシングユニットを決定するステップは、前記複数のサブ構成の各空間適応パターンに対応するいくつかのCSI基準信号(RS)リソースのコンパイル動作を実行するステップを含むことを特徴とする。
【0009】
上記目的を達成するためになされた本発明による少なくとも1つのユーザ機器(UE)は、メモリ装置と、前記メモリ装置に格納された命令(instructions)を実行するように構成されるプロセッサと、を有し、前記命令が実行されると、前記プロセッサは、CSI報告のための複数のサブ構成を有するチャネル状態情報(CSI)報告構成情報を受信し、前記CSI報告構成情報に基づいて、複数の空間適応パターンのためのCSIプロセッシングユニットを決定することを行い、前記CSIプロセッシングユニットを決定することは、前記複数のサブ構成の各空間適応パターンに対応するいくつかのCSI基準信号(RS)リソースのコンパイル動作を実行することを含むことを特徴とする。
【0010】
上記目的を達成するためになされた本発明による無線通信システムにおける基地局によって実行される方法は、ユーザ機器(UE)からUE能力情報を受信するステップと、受信したUE能力情報に応答して、CSI報告のための複数のサブ構成を有するチャネル状態情報(CSI)報告構成情報を送信するステップと、を有し、CSIプロセッシングユニットは、前記複数のサブ構成の各空間適応パターンに対応するいくつかのCSI基準信号(RS)リソースのコンパイル動作を実行するステップによって決定されることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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