TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024178098
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-24
出願番号2024046606
出願日2024-03-22
発明の名称CXLメモリ装置及びこれを利用した方法
出願人三星電子株式会社,Samsung Electronics Co.,Ltd.
代理人個人,個人
主分類G06F 12/00 20060101AFI20241217BHJP(計算;計数)
要約【課題】CXLメモリ装置及びこれを利用した方法を提供する。
【解決手段】その方法は、CXLメモリ装置のメモリデバイスの劣化因子を収集し、CXLを用いてメモリ装置に接続されたホスト装置からメモリ割り当て要求を受信し、ホスト装置に対するメモリデバイスのメモリ割り当てを行うステップを含み、メモリ割り当て要求及びメモリ割り当ての少なくとも一部は、メモリデバイスの劣化因子によるメモリデバイスの劣化状態に基づいて行われる。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
CXL(Compute Express Link)メモリデバイスであって、
データを格納するメモリセルグループと、
前記メモリセルグループの劣化因子を測定する1つ以上のセンサと、
CXLを用いて前記メモリデバイスに接続されたホスト装置からメモリ割り当て要求を受信し、前記メモリセルグループの前記劣化因子による前記メモリセルグループの劣化状態に基づいて前記ホスト装置に対する前記メモリセルグループのメモリ割り当てを行う制御要素と、
を含む、CXLメモリデバイス。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記制御要素は、前記メモリ割り当てを行うために、前記メモリセルグループの前記劣化因子に基づいて前記メモリセルグループの前記劣化状態を推定し、前記メモリセルグループの前記劣化状態に基づいて、前記メモリセルグループのウェアレベリングのためのメモリ使用スケジュールを決定する、請求項1に記載のCXLメモリデバイス。
【請求項3】
前記制御要素は、前記メモリ使用スケジュールを決定するために、前記メモリセルグループの前記劣化状態を示す劣化パラメータ値の分布が均一になるように前記メモリ使用スケジュールを決定する、請求項2に記載のCXLメモリデバイス。
【請求項4】
前記制御要素は、前記メモリセルグループのBTI(bias temperature instability)、HCI(hot carrier injection)、又はその組み合わせに基づいて前記劣化パラメータ値を決定する、請求項3に記載のCXLメモリデバイス。
【請求項5】
前記メモリセルグループの動作は、飽和状態の静的動作と非飽和状態の変移動作を含み、
前記制御要素は、前記メモリセルグループが飽和状態にあるとき前記BTIを用いて前記劣化パラメータ値を決定し、前記メモリセルグループが非飽和状態にあるとき前記HCIを用いて前記劣化パラメータ値を決定する、請求項4に記載のCXLメモリデバイス。
【請求項6】
前記制御要素は、前記メモリ割り当てを行うために、
前記メモリ使用スケジュールに基づいて前記メモリセルグループのメモリアドレスから物理メモリアドレスを選択し、前記物理メモリアドレスを前記ホスト装置の前記メモリ割り当て要求による仮想メモリアドレスにマッピングしてアドレス変換情報を決定する、請求項2に記載のCXLメモリデバイス。
【請求項7】
前記制御要素は、前記メモリ使用スケジュールに基づいて前記メモリセルグループの高い劣化状態のメモリ空間に格納されたデータを、前記メモリセルグループの低い劣化状態のメモリ空間にマイグレーションする、請求項2に記載のCXLメモリデバイス。
【請求項8】
前記劣化因子は、前記メモリセルグループの動作電圧、動作温度、動作時間、動作カウント、又はその組み合わせを含む、請求項1に記載のCXLメモリデバイス。
【請求項9】
前記メモリセルグループの第1メモリセルグループは、前記メモリセルグループの第2メモリセルグループとは異なる特性を有し、
前記特性は性能、期待寿命、又はその組み合わせを含む、請求項1に記載のCXLメモリデバイス。
【請求項10】
前記メモリセルグループは、ページ単位、バンク単位、及びランク単位のいずれか1つの劣化管理単位により管理グループに分割され、
前記管理グループの各管理グループごとに前記劣化因子の収集及び前記劣化状態の推定が行われる、請求項1に記載のCXLメモリデバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
以下の実施形態は、CXLメモリ装置及びこれを利用した方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
CXL(Compute Express Link)は高速通信のための開放型標準インターフェースであって、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、アクセラレータ(accelerator)、その他の周辺機器のような複数の構成要素を連結する包括的なインターフェース環境を提供することができる。CXLの拡張性を介して様々なシステムの構成要素のプールが構成されることができる。例えば、CXLメモリプーリング(memory pooling)を介していずれかのホストのために様々なシステムを経て形成されたメモリプールが提供されることができる。また、CXLメモリ共有を介して様々なホストがいずれかのシステムの同じメモリアドレスにアクセスしてもよい。このようなCXLを介して人工知能(Artificial Intelligence、AI)のような高いコンピューティング資源を要求する技術に適切なコンピューティング環境が安定的かつ容易に構成されることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
以下の実施形態の目的は、CXLメモリ装置及びこれを利用した方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
一実施形態によれば、CXL(Compute Express Link)メモリデバイスは、データを格納するメモリセルグループと、前記メモリセルグループの劣化因子を測定する1つ以上のセンサと、CXLを用いて前記メモリデバイスに接続されたホスト装置からメモリ割り当て要求を受信し、前記メモリセルグループの前記劣化因子による前記メモリセルグループの劣化状態に基づいて前記ホスト装置に対する前記メモリセルグループのメモリ割り当てを行う制御要素とを含む。
【0005】
一実施形態によると、ホスト装置は、CXL(Compute Express Link)を用いて前記ホスト装置に接続されたCXLメモリ装置から前記CXLメモリ装置のメモリ要素の劣化因子を受信し、前記メモリ要素の前記劣化因子に基づいて前記メモリ要素の劣化状態を推定し、前記メモリ要素の前記劣化状態に基づいて、前記メモリ要素のウェアレベリングのためのメモリ使用スケジュールを決定し、前記メモリ使用スケジュールに基づいて前記CXLメモリ装置に対するメモリ割り当て要求を行う、1つ以上のプロセッサを含む。
【0006】
一実施形態によると、CXL(Compute Express Link)メモリボックスは、データを格納するメモリセルグループ及び前記メモリセルグループを制御するサブ制御要素をそれぞれ含むCXLメモリデバイスと、前記CXLメモリデバイスの劣化因子を測定する1つ以上のセンサと、CXLを用いて前記CXLメモリボックスに接続されたホスト装置からメモリ割り当て要求を受信し、前記CXLメモリデバイスの前記劣化因子による前記CXLメモリデバイスの劣化状態に基づいて前記ホスト装置に対する前記CXLメモリデバイスのメモリ割り当てを行う制御要素とを含む。
【0007】
一実施形態によると、CXL(Compute Express Link)メモリシステムは、メモリ割り当て要求を発生させるホスト装置と、データを格納するCXLメモリデバイス及び前記CXLメモリデバイスを制御するサブ制御要素をそれぞれ含むCXLメモリボックスと、前記CXLメモリボックスの劣化因子による前記CXLメモリボックスの劣化状態に基づいて前記ホスト装置に対する前記CXLメモリボックスのメモリ割り当てを行う制御要素とを含む。
【0008】
一実施形態によると、CXL(Compute Express Link)メモリ装置のメモリ管理方法は、前記CXLメモリ装置のメモリ要素の劣化因子を収集するステップと、CXLを用いて前記メモリ装置に接続されたホスト装置からメモリ割り当て要求を受信するステップと、前記ホスト装置に対する前記メモリ要素のメモリ割り当てを行うステップと、を含み、前記メモリ割り当て要求及び前記メモリ割り当ての少なくとも一部は、前記メモリ要素の前記劣化因子による前記メモリ要素の劣化状態に基づいて行われる。
【発明の効果】
【0009】
下実施形態によれば、3CXLメモリ装置及びこれを利用した方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係るホスト装置及びCXLメモリ装置の概略的な構成を示す図である。
一実施形態に係る劣化因子を考慮したウェアレベリング過程を例示的に示す図である。
一実施形態に係るアドレス管理動作及び劣化管理動作を例示的に示す図である。
一実施形態に係るメモリ要素の静的区間と変移区間を例示的に示す図である。
一実施形態に係るCXLメモリデバイスに関する構成の例示図である。
一実施形態に係るCXLメモリデバイスに関する構成の例示図である。
一実施形態に係るCXLメモリボックスに関する構成の例示図である。
一実施形態に係るCXLメモリボックスに関する構成の例示図である。
一実施形態に係るCXLメモリボックスに関する構成の例示図である。
一実施形態に係るCXLメモリシステムに関する構成の例示図である。
一実施形態に係るホスト装置のウェアレベリングに関する構成の例示図である。
一実施形態に係る作業処理及び劣化管理に使用される管理単位の例示図である。
一実施形態に係るCXLメモリ装置による劣化因子基盤のメモリ管理方法を例示的に示すフローチャートである。
一実施形態に係るホスト装置による劣化因子基盤のメモリ管理方法を例示的に示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

三星電子株式会社
半導体素子
26日前
三星電子株式会社
半導体装置
26日前
三星電子株式会社
半導体装置
1か月前
三星電子株式会社
半導体装置
1か月前
三星電子株式会社
半導体素子
1か月前
三星電子株式会社
半導体素子
19日前
三星電子株式会社
半導体装置
12日前
三星電子株式会社
電力変換装置
1か月前
三星電子株式会社
集積回路素子
12日前
三星電子株式会社
集積回路素子
21日前
三星電子株式会社
イメージセンサー
1か月前
三星電子株式会社
イメージセンサー
21日前
三星電子株式会社
イメージセンサー
21日前
三星電子株式会社
イメージセンサー
12日前
三星電子株式会社
表面磁石型同期モータ
26日前
三星電子株式会社
実装装置及び実装方法
1か月前
三星電子株式会社
透明電極及び測定機器
13日前
三星電子株式会社
集積回路素子及びその製造方法
13日前
三星電子株式会社
CXLメモリ装置及びこれを利用した方法
14日前
三星電子株式会社
イメージセンサーおよびイメージセンサーの製造方法
1か月前
三星電子株式会社
半導体装置及びその製造方法並びに半導体装置を含む電子システム
26日前
三星電子株式会社
積層体、ならびに当該積層体を含む量子ドットエレクトロルミネッセンス素子
1か月前
三星電子株式会社
無線通信システムにおけるユーザ機器及び基地局によって実行される方法並びにユーザ機器
1か月前
三星電子株式会社
親水性量子ドット、それを含む親水性溶剤型量子ドットインク組成物、並びにそれを含む発光素子及びディスプレイ
1か月前
個人
物品
1か月前
個人
認証システム
1か月前
個人
自動精算システム
26日前
個人
RFタグ読取装置
1日前
個人
保証金管理システム
1か月前
個人
救急搬送システム
1か月前
個人
鑑定証明システム
1か月前
個人
管理サーバ
12日前
個人
業界地図作成システム
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
今日
日本精機株式会社
車両用表示装置
今日
キヤノン株式会社
印刷装置
26日前
続きを見る