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公開番号2024169353
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2024081259
出願日2024-05-17
発明の名称半導体装置
出願人三星電子株式会社,Samsung Electronics Co.,Ltd.
代理人個人,個人
主分類H01L 21/336 20060101AFI20241128BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】半導体装置が提供される。
【解決手段】半導体装置は、基板、基板上で第1水平方向に延びるアクティブパターン、アクティブパターン上で垂直方向に互いに離隔して積層された複数のナノシート、アクティブパターン上で第1水平方向と異なる第2水平方向に延び、複数のナノシートを囲むゲート電極、アクティブパターン上でゲート電極の両側に配置されるソース/ドレイン領域、複数のナノシートの間でゲート電極とソース/ドレイン領域の間に配置され、複数のナノシートと垂直方向に離隔した第1内部スペーサ、およびゲート電極の第1側に配置され、第1内部スペーサと複数のナノシートの間に配置される第1バリア層を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
基板;
前記基板上で第1水平方向に延びるアクティブパターン;
前記アクティブパターン上で垂直方向に互いに離隔して積層された複数のナノシート;
前記アクティブパターン上で前記第1水平方向と異なる第2水平方向に延び、前記複数のナノシートを囲むゲート電極;
前記アクティブパターン上で前記ゲート電極の両側に配置されるソース/ドレイン領域;
前記複数のナノシートの間で前記ゲート電極と前記ソース/ドレイン領域の間に配置され、前記複数のナノシートと前記垂直方向に離隔した第1内部スペーサ;および
前記ゲート電極の第1側に配置され、前記第1内部スペーサと前記複数のナノシートの間に配置される第1バリア層を含む、半導体装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第1バリア層は不純物がドープされたシリコン(Si)を含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記ゲート電極と前記第1内部スペーサの間に配置され、前記第1内部スペーサの側壁および前記第1バリア層の側壁のそれぞれと接するゲート絶縁膜をさらに含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記ゲート絶縁膜の少なくとも一部は前記第1内部スペーサの上面および下面のそれぞれと接する、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第1内部スペーサの上面および下面のそれぞれは前記第1バリア層と接する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1内部スペーサの側壁は前記第1バリア層の側壁よりも前記ゲート電極に向かってさらに突出した、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記複数のナノシートの最上部ナノシートの上面上に配置され、前記ゲート電極の両側壁上で前記第2水平方向に延びるゲートスペーサ;
前記ゲート電極と前記ゲートスペーサの間に配置されるゲート絶縁膜;および
前記ゲートスペーサと前記ゲート絶縁膜の間に配置され、前記第1内部スペーサと同じ物質を含む第2内部スペーサをさらに含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項8】
基板;
前記基板上で第1水平方向に延びるアクティブパターン;
前記アクティブパターン上で前記アクティブパターンと垂直方向に離隔した第1ナノシート;
前記第1ナノシート上で前記第1ナノシートと前記垂直方向に離隔した第2ナノシート;
前記アクティブパターン上で前記第1水平方向と異なる第2水平方向に延び、前記第1および第2ナノシートそれぞれを囲むゲート電極;
前記アクティブパターン上で前記ゲート電極の両側に配置されるソース/ドレイン領域;
前記アクティブパターンの上面と前記第1ナノシートの下面の間および前記第1ナノシートの上面と前記第2ナノシートの下面の間のそれぞれに配置され、アクティブパターン、前記第1ナノシートおよび前記第2ナノシートそれぞれと前記垂直方向に離隔した内部スペーサ;
前記ゲート電極の第1側に配置され、前記アクティブパターンの上面、前記第1ナノシートの下面および上面、前記第2ナノシートの下面および上面のそれぞれに配置され、不純物がドープされたシリコン(Si)を含む第1バリア層;および
前記ゲート電極と前記内部スペーサの間に配置され、前記内部スペーサの側壁および前記第1バリア層の側壁のそれぞれと接するゲート絶縁膜を含む、半導体装置。
【請求項9】
前記ゲート電極の前記第1側と前記第1水平方向に対向する前記ゲート電極の第2側に配置され、前記アクティブパターンの上面、前記第1ナノシートの下面および上面、前記第2ナノシートの下面および上面のそれぞれに配置され、不純物がドープされたシリコン(Si)を含み、前記第1バリア層と前記第1水平方向に離隔した第2バリア層をさらに含む、請求項8に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記アクティブパターンの上面上に配置された前記第1バリア層の一部は前記第1ナノシートの下面上に配置された前記第1バリア層の他の一部と分離される、請求項8に記載の半導体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は半導体装置に関する。具体的には、本発明は、MBCFET
TM
(Multi-Bridge Channel Field Effect Transistor)を含む半導体装置に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
集積回路装置の密度を高めるためのスケーリング(scaling)技術の一つとして、基板上にフィン(fin)形状またはナノワイヤ(nanowire)形状のシリコンボディ(body)を形成し、シリコンボディの表面の上にゲートを形成するマルチ-ゲート(multi-gate)トランジスタが提案された。
【0003】
このようなマルチゲートトランジスタは3次元のチャネルを用いるので、スケーリングすることが容易である。また、マルチゲートトランジスタのゲート長さを増加させなくても、電流制御能力を向上させることができる。のみならず、ドレイン電圧によってチャネル領域の電位が影響を受けるSCE(short channel effect)を効果的に抑制することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、ソース/ドレイン領域および内部スペーサそれぞれに対する信頼性が向上した半導体装置を提供することにある。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は以上で言及した課題に制限されず、言及されていないまた他の課題は以下の記載から当業者に明確に理解されるものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するための本発明の技術的思想による半導体装置のいくつかの実施形態は、基板、基板上で第1水平方向に延びるアクティブパターン、アクティブパターン上で垂直方向に互いに離隔して積層された複数のナノシート、アクティブパターン上で第1水平方向と異なる第2水平方向に延び、複数のナノシートを囲むゲート電極、アクティブパターン上でゲート電極の両側に配置されるソース/ドレイン領域、複数のナノシートの間でゲート電極とソース/ドレイン領域の間に配置され、複数のナノシートと垂直方向に離隔した第1内部スペーサ、およびゲート電極の第1側に配置され、第1内部スペーサと複数のナノシートの間に配置される第1バリア層を含む。
【0007】
前記課題を解決するための本発明の技術的思想による半導体装置の他のいくつかの実施形態は、基板、基板上で第1水平方向に延びるアクティブパターン、アクティブパターン上でアクティブパターンと垂直方向に離隔した第1ナノシート、第1ナノシート上で第1ナノシートと垂直方向に離隔した第2ナノシート、アクティブパターン上で第1水平方向と異なる第2水平方向に延び、第1および第2ナノシートそれぞれを囲むゲート電極、アクティブパターン上でゲート電極の両側に配置されるソース/ドレイン領域、アクティブパターンの上面と第1ナノシートの下面の間および第1ナノシートの上面と第2ナノシートの下面の間のそれぞれに配置され、アクティブパターン、第1ナノシートおよび第2ナノシートそれぞれと垂直方向に離隔した内部スペーサ、ゲート電極の第1側に配置され、アクティブパターンの上面、第1ナノシートの下面および上面、第2ナノシートの下面および上面のそれぞれに配置され、不純物がドープされたシリコン(Si)を含む第1バリア層、およびゲート電極と内部スペーサの間に配置され、内部スペーサの側壁および第1バリア層の側壁のそれぞれと接するゲート絶縁膜を含む。
【0008】
前記課題を解決するための本発明の技術的思想による半導体装置のまた他のいくつかの実施形態は、基板、基板上で第1水平方向に延びるアクティブパターン、アクティブパターン上で垂直方向に互いに離隔して積層された複数のナノシート、アクティブパターン上で第1水平方向と異なる第2水平方向に延び、複数のナノシートを囲むゲート電極、アクティブパターン上でゲート電極の両側に配置されるソース/ドレイン領域、複数のナノシートの間でゲート電極とソース/ドレイン領域の間に配置され、複数のナノシートと垂直方向に離隔した内部スペーサ、およびゲート電極の第1側に配置され、内部スペーサと複数のナノシートの間に配置され、内部スペーサと接し、不純物がドープされたシリコン(Si)を含む第1バリア層、ゲート電極の第1側と第1水平方向に対向するゲート電極の第2側に配置され、内部スペーサと複数のナノシートの間に配置され、内部スペーサと接し、不純物がドープされたシリコン(Si)を含み、第1バリア層と第1水平方向に離隔する第2バリア層、およびゲート電極と内部スペーサの間に配置され、内部スペーサの側壁、第1バリア層の側壁および第2バリア層の側壁のそれぞれと接し、少なくとも一部が第1バリア層と第2バリア層の間に配置されるゲート絶縁膜を含む。
【0009】
本発明のその他具体的な内容は詳細な説明および図面に含まれている。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明のいくつかの実施形態による半導体装置を説明するための概略的なレイアウト図である。
図1のA-A’線に沿って切断した断面図である。
図2のR1領域を拡大した拡大図である。
図1のB-B’線に沿って切断した断面図である。
本発明のいくつかの実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階図である。
本発明のいくつかの実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階図である。
本発明のいくつかの実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階図である。
本発明のいくつかの実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階図である。
本発明のいくつかの実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階図である。
本発明のいくつかの実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階図である。
本発明のいくつかの実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階図である。
本発明のいくつかの実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階図である。
本発明のいくつかの実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階図である。
本発明のいくつかの実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階図である。
本発明のいくつかの実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階図である。
本発明のいくつかの実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階図である。
本発明のいくつかの実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階図である。
本発明のいくつかの実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階図である。
本発明のいくつかの実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階図である。
本発明のいくつかの実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階図である。
本発明のいくつかの実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階図である。
本発明の他のいくつかの実施形態による半導体装置を説明するための断面図である。
図22のR2領域を拡大した拡大図である。
本発明のまた他のいくつかの実施形態による半導体装置を説明するための断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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