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公開番号
2024169153
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023086381
出願日
2023-05-25
発明の名称
炭化珪素半導体装置
出願人
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01L
25/07 20060101AFI20241128BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】パッド間の電位差を小さくできる炭化珪素半導体装置を提供する。
【解決手段】炭化珪素半導体装置は、第1主面と、前記第1主面と反対の第2主面とを有する炭化珪素基板と、前記第1主面の上に設けられる電極と、前記電極の上に設けられ、主電流が流れる第1パッドと、前記電極の上に設けられ、前記電極の電位を検出するための第2パッドと、前記第1パッドと前記第2パッドとを電気的に接続するボンディングワイヤと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1主面と、前記第1主面と反対の第2主面とを有する炭化珪素基板と、
前記第1主面の上に設けられる電極と、
前記電極の上に設けられ、主電流が流れる第1パッドと、
前記電極の上に設けられ、前記電極の電位を検出するための第2パッドと、
前記第1パッドと前記第2パッドとを電気的に接続するボンディングワイヤと、
を備える、炭化珪素半導体装置。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記第2パッドは、絶縁膜によって前記第1パッドから隔てられるように設けられる、
請求項1に記載の炭化珪素半導体装置。
【請求項3】
前記ボンディングワイヤは、第1端と、前記第1端と反対の第2端と、前記第1端と前記第2端との間の中間部とを有し、
前記中間部が前記第1パッドまたは前記第2パッドに接合される、
請求項1または請求項2に記載の炭化珪素半導体装置。
【請求項4】
前記第1パッドに接合される金属板を更に備え、
前記ボンディングワイヤは、第1端と、前記第1端と反対の第2端と、前記第1端と前記第2端との間の中間部とを有し、
前記中間部が前記第2パッドまたは前記金属板に接合される、
請求項1または請求項2に記載の炭化珪素半導体装置。
【請求項5】
第1主面と、前記第1主面と反対の第2主面とを有する炭化珪素基板と、
前記第1主面の上に設けられる電極と、
前記電極の上に設けられ、主電流が流れる第1パッドと、
前記電極の上に設けられ、前記電極の電位を検出するための第2パッドと、
前記第1パッドおよび前記第2パッドと接合される金属板と、
を備える、炭化珪素半導体装置。
【請求項6】
前記第1パッドと前記第2パッドとは、一体として形成される、
請求項5に記載の炭化珪素半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、炭化珪素半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
主電流が流れるソースパッドとは別に、ソース電位を検出するための基準電位パッドが設けられたスイッチング素子が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-170826号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のスイッチング素子では、ソースパッドと基準電位パッドとの間の抵抗に起因してソースパッドと基準電位パッドとの間に電位差が生じる。
【0005】
本開示は、パッド間の電位差を小さくできる炭化珪素半導体装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の炭化珪素半導体装置は、第1主面と、前記第1主面と反対の第2主面とを有する炭化珪素基板と、前記第1主面の上に設けられる電極と、前記電極の上に設けられ、主電流が流れる第1パッドと、前記電極の上に設けられ、前記電極の電位を検出するための第2パッドと、前記第1パッドと前記第2パッドとを電気的に接続するボンディングワイヤと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、パッド間の電位差を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る炭化珪素半導体装置を示す上面図である。
図2は、第1実施形態に係る炭化珪素半導体装置を示す断面図である。
図3は、第2実施形態に係る炭化珪素半導体装置を示す断面図である。
図4は、第3実施形態に係る炭化珪素半導体装置を示す断面図である。
図5は、第4実施形態に係る炭化珪素半導体装置を示す断面図である。
図6は、参考例に係る炭化珪素半導体装置を示す上面図である。
図7は、参考例に係る炭化珪素半導体装置を示す断面図である。
図8は、パッド間の距離とパッド間の電位差との関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施するための形態について、以下に説明する。
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。以下の説明では、同一または対応する要素には同一の符号を付し、それらについて同じ説明は繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)
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