TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024169148
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023086369
出願日2023-05-25
発明の名称足場用踏み板
出願人信和株式会社
代理人個人,個人
主分類E04G 7/34 20060101AFI20241128BHJP(建築物)
要約【課題】足場用踏み板と同じ階にいる作業者も、或いは下の階にいる作業者も、当該足場用踏み板のロック部材をロック位置からロック解除位置に容易に操作することができる足場用踏み板を提供する。
【解決手段】踏み板10の一対の短辺部には、支持体40に支持されたロック部材50を有する。ロック部材50は、足場を構築する水平材100の下側に迫り出したロック位置と、ロック位置から上方へ移動して、水平材100との係合が解除されるロック解除位置との間を上下動自在に配置される。ロック部材50は、上部に指で挟持される幅方向延出部52(被挟持部)を備え、幅方向延出部52が指で挟持されて上方へ持ち上げられることにより、ロック位置からロック解除位置へ上動する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
一対の長辺部と一対の短辺部とを有して長方形板上に形成された布板部と、
前記一対の短辺部の両端にそれぞれ設けられ、足場を構築する水平材に対して上方から係合する一対のフック部材と、
前記一対の短辺部に配置され、前記水平材の下側に迫り出したロック位置と、前記ロック位置から上方へ移動して、前記水平材との係合が解除されるロック解除位置との間を上下動自在に配置されたロック部材と、
前記ロック部材を前記上下動自在に支持する支持体を備える足場用踏み板であって、
前記ロック部材は、上部に指で挟持される被挟持部を備え、
前記被挟持部が指で挟持されて上方へ持ち上げられることにより、前記ロック部材が前記ロック位置から上方へ移動して前記ロック解除位置へ移動する足場用踏み板。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記ロック部材は、前記上部が前記布板部の幅方向に延びる幅方向延出部にて構成されるとともに、
前記ロック位置に位置する際に、下端が前記水平材の下側に配置される下方向延出部が前記幅方向延出部の両端から下方へ延出されている請求項1に記載の足場用踏み板。
【請求項3】
前記下方向延出部の下端には、前記布板部の幅方向に延びる係止突起を有し、
前記支持体には、前記ロック部材が前記ロック解除位置に位置する際に、前記係止突起と干渉して、前記ロック解除位置からさらなる上方への移動を規制する係止部が設けられている請求項2に記載の足場用踏み板。
【請求項4】
前記ロック部材は、棒材にて形成されている請求項3に記載の足場用踏み板。
【請求項5】
前記幅方向延出部、前記下方向延出部、及び前記係止突起は、前記棒材が折り曲げられることにより形成されている請求項4に記載の足場用踏み板。
【請求項6】
前記支持体は、前記ロック部材が、前記ロック位置に位置するときに前記幅方向延出部を掛止する掛止部を有している請求項2乃至請求項5のうちいずれか1項に記載の足場用踏み板。
【請求項7】
前記支持体は、前記ロック部材が前記ロック位置及び前記ロック解除位置間を移動する際に前記下方向延出部の上下動をガイドし、かつ、前記幅方向への移動を抑制するガイド部が設けられている請求項6に記載の足場用踏み板。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、足場用踏み板に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
建築現場、或いは既存の建築物の補修時に足場が構築されている。足場は、例えば、縦材と足場用横架部材としての水平材とが連結された組立体を各階毎に高さ方向に積み上げるとともに、各階の組立体の水平材間には、足場用踏み板が水平に架設される(特許文献1参照)。
【0003】
前記足場用踏み板は、長手方向に延出された布板部と、幅方向において離間する一対のフック部材を1組とする2組のフック部を有しているものが多い。各組のフック部は、前記組立体の水平材に掛けられる。
【0004】
特許文献1において、前記布板部の長手方向の両端部となる短辺部には、前記一対のフック部材の間に位置するように、コ字状の翼部を有するブラケットが設けられている。前記ブラケットの翼部間には、前記幅方向へ延出するピンが架設されている。
【0005】
前記ピンは、ガイド孔を有する一対のロック片が、同ガイド孔にてそれぞれ摺動自在に貫通されている。前記ガイド孔は、上下方向及び下端部が長手方向に延びる円弧状の長孔となっている。これにより、前記一対のロック片(両ロック片)は、自重により前記水平材の下方に位置する迫り出し位置と、上方の位置である前記水平材とは非干渉状態(ロック解除状態)の位置間を移動可能としている。
【0006】
また、前記両ロック片は、その下端間が連結片にて互いに連結されていることにより、一体に動作可能とされている。
前記足場用踏み板を前記組立体に取り付ける場合、前記水平材に対して前記フック部を上方から下方へ掛ける途中で、前記両ロック片が前記水平材に当たることにより自重で下がった状態から上方に移動してロック解除状態となる。
【0007】
そして、足場用踏み板の下方へのさらなる移動により前記両ロック片が上方に移動すると、前記水平材の両ロック片に対する当たりが解除される。この後は、前記両ロック片及び前記連結片は、自重により下方へ一体に移動することにより前記ロック片が迫り出し位置に位置する。このことにより、両ロック片は、前記水平材に対する前記フック部の離脱を防止するロック状態となる。
【0008】
また、足場用踏み板を、前記組立体から取り外す場合は、前記ロック状態の両ロック片を迫り出し位置から上方の非干渉状態となる位置まで作業者が移動させることにより、ロック状態を解除する。この後、足場用踏み板を、上方へ移動させることにより、水平材に対する足場用踏み板のフック部の掛止めを解除する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2013-181313号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
ところで、一般的には、すでに構築されている下の階の組立体の足場用踏み板に作業者が立って、上の階用に用意された水平材に対して同じく上の階用に用意された足場用踏み板を取り付けたり、或いは取り外す場合が多い。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

信和株式会社
足場用踏み板
8日前
個人
塗装ユニット
1か月前
個人
軽トラ用テント
3か月前
個人
テント補強構造
2か月前
個人
防護用浮上シート
2か月前
積水樹脂株式会社
フェンス
1か月前
積水樹脂株式会社
取付金具
22日前
積水樹脂株式会社
取付金具
22日前
宗教法人常妙寺
墓石
1か月前
積水樹脂株式会社
取付金具
22日前
セーレン株式会社
屋根下葺材
2か月前
個人
屋根の雪下し装置
2か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
三協立山株式会社
手すり
1か月前
三協立山株式会社
構造体
3か月前
三協立山株式会社
構造体
8日前
三協立山株式会社
構造体
8日前
三協立山株式会社
構造体
3か月前
個人
連結具及び施工方法
2日前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
三協立山株式会社
構造体
3か月前
三協立山株式会社
構造体
3か月前
積水ハウス株式会社
耐力壁
3か月前
ミサワホーム株式会社
建物
2か月前
ミサワホーム株式会社
建物
2か月前
ミサワホーム株式会社
建物
1か月前
ミサワホーム株式会社
住宅
1か月前
ミサワホーム株式会社
建物
2か月前
平岡織染株式会社
彩色遮熱シート
3か月前
ミサワホーム株式会社
建物
2か月前
株式会社英知
建築物及び建築方法
3か月前
ミサワホーム株式会社
建物
2か月前
アイジー工業株式会社
スターター
3か月前
鹿島建設株式会社
接合構造
2か月前
ミサワホーム株式会社
住宅
2か月前
和田装備株式会社
目地装置
3か月前
続きを見る