特許ウォッチ

公開番号2024168891
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023085925
出願日2023-05-25
発明の名称補助具および超音波検査装置用プローブアッセンブリ
出願人テルモ株式会社
代理人IBC一番町弁理士法人
主分類A61B 8/00 20060101AFI20241128BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】超音波検査下において血管穿刺を行う場合に穿刺ミスを防止することのできる補助具を提供する。
【解決手段】補助具1は、導入針80を穿刺位置Pまでガイドするガイド部20と、穿刺位置Pを皮膚上に表示させる穿刺位置指示部30と、導入針および超音波検査装置のなす角度を穿刺位置指示部によって表示させた穿刺位置Pを原点として示す角度表示部40と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
超音波検査装置のプローブに装着される補助具であって、
導入針を穿刺位置までガイドするガイド部と、
前記穿刺位置を皮膚上に表示させる穿刺位置指示部と、
前記導入針および前記超音波検査装置のなす角度を前記穿刺位置指示部によって表示させた前記穿刺位置を原点として示す角度表示部と、を有する補助具。
続きを表示（約 490 文字）【請求項２】
前記角度表示部は、前記ガイド部に配置される目盛りである、請求項１に記載の補助具。
【請求項３】
前記角度表示部は、
前記ガイド部に配置されるセンサーと、
前記センサーによって検出された前記導入針および前記プローブのなす角度を表示する表示パネルと、を有する、請求項１または２に記載の補助具。
【請求項４】
前記穿刺位置指示部は、レーザーポインターである、請求項１または２に記載の補助具。
【請求項５】
前記ガイド部は、スリット状に形成される、請求項２に記載の補助具。
【請求項６】
前記目盛りは前記ガイド部のスリット内面に設けられる請求項５に記載の補助具。
【請求項７】
前記プローブの正面に装着される、請求項１または２に記載の補助具。
【請求項８】
前記プローブの側面に装着される、請求項１または２に記載の補助具。
【請求項９】
請求項１または２に記載の補助具が前記プローブに取り付けられた超音波検査装置用プローブアッセンブリ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、補助具および超音波検査装置用プローブアッセンブリに関する。
続きを表示（約 900 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、ＰＣＩ（ＰｅｒｃｕｔａｎｅｏｕｓＣｏｒｏｎａｒｙＩｎｔｅｒｖｅｎｔｉｏｎ：経皮的冠状動脈インターベンション）などの血管内治療を行う際には血管への穿刺が行われる。このとき、術者が所望の位置に好適に穿刺できない場合がある。
【０００３】
これに関連して、例えば下記の特許文献１には、超音波による検査を行いながら血管の穿刺を行う構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特許第６１６８５３５号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１に開示されているように、超音波による検査を行いながらの血管穿刺においても、導入針の針先が画像から消えてしまい、穿刺が失敗する場合がある。
【０００６】
本発明者らは、穿刺が失敗する要因として、導入針および超音波検査装置のなす角度が適切ではないことが挙げられることを発見した。
【０００７】
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、超音波検査下において血管穿刺を行う場合に穿刺ミスを防止することのできる補助具および超音波検査装置用プローブアッセンブリを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
【０００９】
（１）
超音波検査装置のプローブに装着される補助具であって、
導入針を穿刺位置までガイドするガイド部と、
前記穿刺位置を皮膚上に表示させる穿刺位置指示部と、
前記導入針および前記超音波検査装置のなす角度を前記穿刺位置指示部によって表示させた前記穿刺位置を原点として示す角度表示部と、を有する補助具。
【００１０】
（２）
前記角度表示部は、前記ガイド部に配置される目盛りである、（１）に記載の補助具。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許