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公開番号
2024168704
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023085596
出願日
2023-05-24
発明の名称
検査装置、検査方法、及びセラミックス焼結体の製造方法
出願人
AGC株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G01N
29/27 20060101AFI20241128BHJP(測定;試験)
要約
【課題】欠陥を適切に検出する。
【解決手段】検査装置は、セラミックス焼結体Cの検査装置であって、セラミックス焼結体CにZ1方向に向けて超音波を照射する探触子と、探触子よりもZ1方向に設けられて、セラミックス焼結体Cを回転可能に支持し、Z2方向に移動不可能に位置が固定されている支持部40と、支持部40よりもZ1方向側に設けられて、セラミックス焼結体Cを回転可能に支持しつ、かつZ1方向に移動可能である可動支持部50と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
セラミックス焼結体の検査装置であって、
前記セラミックス焼結体に第1方向に向けて超音波を照射する探触子と、
前記探触子よりも前記第1方向に設けられて、前記セラミックス焼結体を回転可能に支持し、前記第1方向と反対方向である第2方向に移動不可能に位置が固定されている支持部と、
前記支持部よりも前記第1方向側に設けられて、前記セラミックス焼結体を回転可能に支持し、かつ前記第1方向に移動可能である可動支持部と、
を有する、検査装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記セラミックス焼結体が前記検査装置に取り付けられた状態において、前記支持部及び前記探触子は、前記セラミックス焼結体の中心よりも、前記第2方向側に位置しており、前記可動支持部は、前記セラミックス焼結体の中心よりも前記第1方向側に位置している、請求項1に記載の検査装置。
【請求項3】
前記支持部は、複数設けられている、請求項1又は請求項2に記載の検査装置。
【請求項4】
それぞれの前記支持部は、前記第1方向に見て、前記探触子からの超音波が照射される位置を囲う位置に設けられている、請求項3に記載の検査装置。
【請求項5】
前記第1方向に見て、前記セラミックス焼結体の表面の前記超音波が照射される照射位置が、それぞれの前記支持部を頂点とした多角形の重心に位置するように、前記支持部が配置されている、請求項4に記載の検査装置。
【請求項6】
前記探触子として、縦波の超音波を照射する第1探触子と、横波の超音波及び表面波の超音波の少なくとも一方を照射する第2探触子とが設けられている、請求項1又は請求項2に記載の検査装置。
【請求項7】
前記セラミックス焼結体が前記検査装置に取り付けられた状態において、前記第1探触子は、前記セラミックス焼結体の中心軸に沿った方向に、前記縦波の超音波を照射し、前記第2探触子は、前記セラミックス焼結体の中心軸に対して傾斜する方向に、前記横波の超音波及び表面波の超音波の少なくとも一方の超音波を照射する、請求項6に記載の検査装置。
【請求項8】
前記セラミックス焼結体を収納し、内部に溶媒が貯留される容器を更に含み、前記支持部及び前記可動支持部は、前記容器内に設けられる、請求項1又は請求項2に記載の検査装置。
【請求項9】
セラミックス焼結体の検査方法であって、
探触子よりも第1方向に設けられて前記第1方向と反対方向である第2方向に移動不可能に位置が固定されている支持部と、前記支持部よりも前記第1方向側に設けられる可動支持部とによって、前記セラミックス焼結体を回転可能に支持することと、
前記探触子から、前記第1方向に向けて、支持された前記セラミックス焼結体に超音波を照射することと、
を含む、
検査方法。
【請求項10】
セラミックス成形体を焼結してセラミックス焼結体を得ることと、
請求項9に記載の検査方法により、前記セラミックス焼結体を検査することと、
を含む、
セラミックス焼結体の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、検査装置、検査方法、及びセラミックス焼結体の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
セラミックス焼結体に対して、気孔などの欠陥の有無を検査する場合がある。例えば特許文献1には、窒化ケイ素玉を玉保持部に回転可能に取り付けて、窒化ケイ素玉を回転させつつ、超音波探傷用の探触子から窒化ケイ素玉に超音波を照射することで、窒化ケイ素玉の探傷を行う旨が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭63-243751号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、セラミックス焼結体の表面は、完全に滑らかではなく、凹凸が存在している場合がある。従って、セラミックス焼結体を回転させることで、探触子に対する、セラミックス焼結体の表面における超音波が照射される位置がずれてしまい、欠陥を適切に検出できなくなるおそれがある。
【0005】
本発明は、欠陥を適切に検出可能な検査装置、検査方法、及びセラミックス焼結体の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る検査装置は、セラミックス焼結体の検査装置であって、前記セラミックス焼結体に第1方向に向けて超音波を照射する探触子と、前記探触子よりも前記第1方向に設けられて、前記セラミックス焼結体を回転可能に支持し、前記第1方向と反対方向である第2方向に移動不可能に位置が固定されている支持部と、前記支持部よりも前記第1方向側に設けられて、前記セラミックス焼結体を回転可能に支持し、かつ前記第1方向に移動可能である可動支持部と、を有する。
【0007】
本開示に係る検査方法は、セラミックス焼結体の検査方法であって、探触子よりも第1方向に設けられて前記第1方向と反対方向である第2方向に移動不可能に位置が固定されている支持部と、前記支持部よりも前記第1方向側に設けられる可動支持部とによって、前記セラミックス焼結体を回転可能に支持することと、前記探触子から、前記第1方向に向けて、支持された前記セラミックス焼結体に超音波を照射することと、を含む。
【0008】
本開示に係るセラミックス焼結体の製造方法は、セラミックス成形体を焼結してセラミックス焼結体を得ることと、前記検査方法により、前記セラミックス焼結体を検査することと、を含む。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、欠陥を適切に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施形態に係るセラミックス焼結体の模式図である。
図2は、本実施形態に係る検査装置の模式図である。
図3は、本実施形態に係る検査装置の模式図である。
図4は、支持部の位置を説明する模式図である。
図5は、検査制御装置の模式的なブロック図である。
図6は、反射波の一例を示すグラフである。
図7は、反射波の強度の標準偏差の一例を示すグラフである。
図8は、セラミックス焼結体の製造方法を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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