TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024177931
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-24
出願番号
2023096346
出願日
2023-06-12
発明の名称
情報処理装置、ガラス板製造装置、情報処理方法及びガラス板製造方法
出願人
AGC株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
C03B
18/02 20060101AFI20241217BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約
【課題】製造後のガラス板の板厚が一定範囲から外れそうなときに素早く温度調整等を行うことで、製造後のガラス板の板厚の品質維持を実現できる情報処理装置を提供する。
【解決手段】所定の流れ方向に流されながら製造されるガラス板について、前記ガラス板の製造時における製造条件の情報を機械学習の学習済みモデルに入力し、前記学習済みモデルからの出力結果を前記ガラス板の板厚の推定結果に関する情報として取得する判定部を備える、情報処理装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の流れ方向に流されながら製造されるガラス板について、前記ガラス板の製造時における製造条件の情報を機械学習の学習済みモデルに入力し、前記学習済みモデルからの出力結果を前記ガラス板の板厚の推定結果に関する情報として取得する判定部を備える、
情報処理装置。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記学習済みモデルに入力される前記製造条件の情報は、前記ガラス板の製造時における前記ガラス板の板厚の情報を含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記ガラス板の製造時における前記ガラス板の前記板厚の情報は、前記ガラス板の製造時における前記板厚の時系列情報を含む、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
所定の流れ方向に流されながら製造されるガラス板について、前記ガラス板の製造時における製造条件の情報を機械学習の学習済みモデルに入力し、前記学習済みモデルからの出力結果を前記ガラス板の板厚の推定結果に関する情報として取得する判定部を備える、情報処理装置と、
前記判定部による前記推定結果に基づいて前記製造条件を調整する調整部と、を備える、
ガラス板製造装置。
【請求項5】
判定部が、所定の流れ方向に流されながら製造されるガラス板について、前記ガラス板の製造時における製造条件の情報を機械学習の学習済みモデルに入力し、前記学習済みモデルからの出力結果を前記ガラス板の板厚の推定結果に関する情報として取得する、
情報処理方法。
【請求項6】
判定部が、所定の流れ方向に流されながら製造されるガラス板について、前記ガラス板の製造時における製造条件の情報を機械学習の学習済みモデルに入力し、前記学習済みモデルからの出力結果を前記ガラス板の板厚の推定結果に関する情報として取得し、
調整部が、前記判定部による前記推定結果に基づいて前記製造条件を調整する、
ガラス板製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、ガラス板製造装置、情報処理方法及びガラス板製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
フロート法等によってガラス板の製造が行われている(例えば、特許文献1参照。)。
ガラス板の製造では、製造後のガラス板の板厚を一定範囲に維持することは、重要な品質管理となる。
【0003】
従来では、ガラス板製造装置の下流においてガラス板の板厚を常時監視し、当該板厚に基づいてフロートバス内の温度等を調整することで、当該板厚を一定範囲に維持することが図られていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-98161号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の技術では、ガラス板製造装置の下流においてガラス板の温度が低下した状態で当該ガラス板の板厚の監視が行われ、それよりも上流のフロートバス内の温度等を調整することが行われていたため、これらの間で時間差(例えば、30分など)が大きかった。従来の技術では、このような時間差のため、例えば、何らかの理由で温度調整等が不完全であった場合に、その是正が大きく遅延してしまう場合があり、歩留まりの低下が長く続いてしまう事態が発生する場合があった。
また、フロート法に限られず、フュージョン法等においても、同様な課題が存在する。
【0006】
本開示は、このような事情を考慮してなされたもので、製造後のガラス板の板厚が一定範囲から外れそうなときに素早く温度調整等を行うことで、製造後のガラス板の板厚の品質維持を実現できる情報処理装置、ガラス板製造装置、情報処理方法及びガラス板製造方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一態様は、所定の流れ方向に流されながら製造されるガラス板について、前記ガラス板の製造時における製造条件の情報を機械学習の学習済みモデルに入力し、前記学習済みモデルからの出力結果を前記ガラス板の板厚の推定結果に関する情報として取得する判定部を備える、情報処理装置である。
【0008】
一態様は、所定の流れ方向に流されながら製造されるガラス板について、前記ガラス板の製造時における製造条件の情報を機械学習の学習済みモデルに入力し、前記学習済みモデルからの出力結果を前記ガラス板の板厚の推定結果に関する情報として取得する判定部を備える、情報処理装置と、前記判定部による前記推定結果に基づいて前記製造条件を調整する調整部と、を備える、ガラス板製造装置である。
【0009】
一態様は、判定部が、所定の流れ方向に流されながら製造されるガラス板について、前記ガラス板の製造時における製造条件の情報を機械学習の学習済みモデルに入力し、前記学習済みモデルからの出力結果を前記ガラス板の板厚の推定結果に関する情報として取得する、情報処理方法である。
【0010】
一態様は、判定部が、所定の流れ方向に流されながら製造されるガラス板について、前記ガラス板の製造時における製造条件の情報を機械学習の学習済みモデルに入力し、前記学習済みモデルからの出力結果を前記ガラス板の板厚の推定結果に関する情報として取得し、調整部が、前記判定部による前記推定結果に基づいて前記製造条件を調整する、ガラス板製造方法である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
AGC株式会社
車両用窓ガラス
1か月前
AGC株式会社
フッ素樹脂組成物
14日前
AGC株式会社
組成物、接合部材及び複合部材
1か月前
AGC株式会社
感光性ガラスおよびその製造方法
6日前
AGC株式会社
研磨パッド、ガラス板の製造方法
5日前
AGC株式会社
硫化物固体電解質粉末及び電極合剤
1か月前
AGC株式会社
成形物の製造方法及び接着性成形物
19日前
AGC株式会社
アンテナ装置、及び、無線通信装置
1か月前
AGC株式会社
被着体付き車両用窓ガラスの製造方法
1か月前
林テレンプ株式会社
車両用照明構造
1か月前
AGC株式会社
車両用フロントガラスとその製造方法
20日前
AGC株式会社
表面処理剤、物品、及び物品の製造方法
26日前
AGC株式会社
表面処理剤、物品、及び物品の製造方法
26日前
AGC株式会社
化合物、硬化性樹脂組成物、硬化物および光学素子
5日前
AGC株式会社
カバーガラス、カバーガラスの製造方法、表示装置
1か月前
AGC株式会社
ガラス
5日前
AGC株式会社
水性分散液、強化透明基材及び強化透明部材の製造方法
26日前
AGC株式会社
揺動部材用フィルム、揺動部材及びダイヤフラムポンプ
14日前
AGC株式会社
表示装置
27日前
AGC株式会社
樹脂枠付きガラス板、及び樹脂枠付きガラス板の製造方法
20日前
AGC株式会社
ガラス板
5日前
AGC株式会社
光学フィルタ
26日前
AGC株式会社
水性分散液、水性分散液の製造方法、及び複合材料の製造方法
1か月前
AGC株式会社
光学フィルタ
5日前
AGC株式会社
物性予測装置、学習済みモデル、物性予測方法、及びプログラム
26日前
AGC株式会社
積層体、固体電池用袋体、全固体電池、及びダイヤフラムポンプ
14日前
AGC株式会社
無アルカリガラス
今日
AGC株式会社
硫化物固体電解質粉末、固体電解質層及びリチウムイオン二次電池
1か月前
AGC株式会社
無アルカリガラス
13日前
AGC株式会社
無アルカリガラス
7日前
AGC株式会社
グレージングチャンネル、及びグレージングチャンネル付き窓ガラス
6日前
AGC株式会社
ガラス組成物、ガラスペースト、封着パッケージ、および被覆層付き基板
26日前
AGC株式会社
樹脂部品付き車両用窓ガラスの製造方法、及び樹脂部品付き車両用窓ガラス
27日前
AGC株式会社
超音波洗浄装置、基板洗浄方法、およびEUVL用マスクブランクの製造方法
27日前
AGC株式会社
硫化物固体電解質粉末及び電極合剤
1か月前
AGC株式会社
異物付き中間膜から異物を分離する方法、及び異物付き中間膜から異物を分離する装置
5日前
続きを見る
他の特許を見る