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公開番号2024168682
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023085558
出願日2023-05-24
発明の名称端子の接続構造及びばね端子
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H01R 13/11 20060101AFI20241128BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ばね端子が平板端子に対して動くことを抑制できる端子の接続構造及びばね端子を提供する。
【解決手段】ばね端子3は、平板端子2の前後方向に並べられた一対の基板部31,31と、一対の基板部31,31からそれぞれ突出し、平板端子2の前後方向両側を挟む一対のばね部32,32と、一対の基板部31,31同士を連結する連結板部331と、を有する。連結板部331は、一対の基板部31,31よりもばね部32の先端側に突出して設けられ、先端に平板端子2が挿入される溝331Aが設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
平板状の平板端子と、前記平板端子に接続されるばね端子と、を備える端子の接続構造であって、
前記ばね端子は、
前記平板端子の厚さ方向に並べられた一対の基板部と、
一対の前記基板部からそれぞれ突出し、前記平板端子の前記厚さ方向両側を挟む一対のばね部と、
一対の前記基板部同士を連結する連結板部と、を有し、
前記連結板部は、一対の前記基板部よりも前記ばね部の先端側に突出して設けられ、先端に前記平板端子が挿入される溝が設けられた、
端子の接続構造。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
請求項1に記載の端子の接続構造であって、
一対の前記ばね部は、
前記基板部に連なって設けられ、前記ばね部の突出方向の一端から他端に亘って互いに同じ距離となるように設けられた第1部分と、
前記第1部分に連なって設けられ、前記先端に向かうに従って互いに近づく第2部分と、
前記第2部分に連なって設けられ、前記先端に向かうに従って互いに離れる第3部分と、を有し、
先端に前記溝が設けられている前記連結板部は、前記先端が前記第2部分よりも前記基板部側に設けられている、
端子の接続構造。
【請求項3】
板状の平板端子に接続されるばね端子であって、
前記平板端子の厚さ方向に並べられた一対の基板部と、
一対の前記基板部からそれぞれ突出し、前記平板端子の前記厚さ方向両側を挟む一対のばね部と、
一対の前記基板部同士を連結する連結板部と、を備え、
前記連結板部は、一対の前記基板部よりも前記ばね部の先端側に設けられ、先端に前記平板端子が挿入される溝が設けられた、
ばね端子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端子の接続構造及びばね端子、に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
平板状の平板端子と電気的に接続される端子として、平板端子の厚さ方向を挟むばね端子が用いられる(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-15811号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術では、平板端子の厚さ方向をばね端子が挟んでいるだけなので、ばね端子が動いてしまい、接続後、ばね端子を正しい位置に維持することが困難である。詳しく説明すると、ばね端子がばね接点を中心に回転すると、ばね端子を平板端子に対して正しい角度で接続することが困難である。また、ばね端子が平板端子の挿入方向に動いてしまうと、ばね端子を平板端子に対して正しい挿入量で接続することが困難である。
【0005】
そこで、ばね端子や平板端子とは別部品を用いて、ばね端子と平板端子との位置を固定することが考えられるが、別部品を設ける必要があり、部品点数が増加する、という問題があった。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品点数を増加することなく、ばね端子が平板端子に対して動くことを抑制できる端子の接続構造及びばね端子を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するために、本発明に係る端子の接続構造は、下記を特徴としている。
平板状の平板端子と、前記平板端子に接続されるばね端子と、を備える端子の接続構造であって、
前記ばね端子は、
前記平板端子の厚さ方向に並べられた一対の基板部と、
一対の前記基板部からそれぞれ突出し、前記平板端子の前記厚さ方向両側を挟む一対のばね部と、
一対の前記基板部同士を連結する連結板部と、を有し、
前記連結板部は、一対の前記基板部よりも前記ばね部の先端側に突出して設けられ、先端に前記平板端子が挿入される溝が設けられた、
端子の接続構造であること。
【0008】
前述した目的を達成するために、本発明に係るばね端子は、下記を特徴としている。
板状の平板端子に接続されるばね端子であって、
前記平板端子の厚さ方向に並べられた一対の基板部と、
一対の前記基板部からそれぞれ突出し、前記平板端子の前記厚さ方向両側を挟む一対のばね部と、
一対の前記基板部同士を連結する連結板部と、を備え、
前記連結板部は、一対の前記基板部よりも前記ばね部の先端側に設けられ、先端に前記平板端子が挿入される溝が設けられた、
ばね端子であること。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、部品点数を増加することなく、ばね端子が平板端子に対して動くことを抑制できる端子の接続構造及びばね端子を提供することができる。
【0010】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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