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公開番号2024168516
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023085264
出願日2023-05-24
発明の名称蓄電モジュール
出願人学校法人千葉工業大学,株式会社黒磯製作所,宇部興機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H01M 50/229 20210101AFI20241128BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】瞬時的に高出力電流を発生することができ、かつ低温環境における充放電の性能に優れる蓄電モジュールを提供する。
【解決手段】二次電池11と、コンデンサ21と、ハイブリッドキャパシタ31と、を備え、二次電池11と、コンデンサ21と、ハイブリッドキャパシタ31とが並列に接続された、蓄電モジュール1。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
二次電池と、
コンデンサと、
ハイブリッドキャパシタと、
を備え、
前記二次電池と、前記コンデンサと、前記ハイブリッドキャパシタとが並列に接続された、蓄電モジュール。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記二次電池が複数個直列に接続された二次電池接続体と、
前記コンデンサが複数個直列に接続されたコンデンサ接続体と、
前記ハイブリッドキャパシタが複数個直列に接続されたハイブリッドキャパシタ接続体と、
を備え、
前記二次電池接続体と、前記コンデンサ接続体と、前記ハイブリッドキャパシタ接続体とが並列に接続された、請求項1に記載の蓄電モジュール。
【請求項3】
前記二次電池、前記コンデンサ、および前記ハイブリッドキャパシタが繊維強化プラスチックで包囲された、請求項1に記載の蓄電モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電モジュールに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
リチウムイオン二次電池は、高いエネルギー密度を有する蓄電素子として幅広い用途で活用されている。ただし、リチウムイオン二次電池は、他の蓄電池と比較すると、瞬時的に高出力電流を発生する用途や、低温環境における充放電には必ずしも適していない。
【0003】
低温環境でも充放電が可能な蓄電池としては、例えば、低温でも充放電できる二次電池と、一般的な二次電池と、を隣接させた蓄電池が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-85884号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載されている、低温環境でも充放電できる二次電池と、一般的な二次電池と、を隣接させた蓄電池において、低温環境でも充放電できる二次電池には、2つの課題がある。1つめの課題としては、低温環境でも動作できる蓄電池があるならば、その蓄電池単体で用いればよいことが挙げられる。また、2つめの課題としては、特許文献1に低温環境の具体的な温度域が示されていないことが挙げられる。したがって、特許文献1の蓄電池は、瞬時的に高出力電流を発生する用途や、低温環境における充放電への適性が定かではなかった。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、瞬時的に高出力電流を発生することができ、かつ低温環境における充放電の性能に優れる蓄電モジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、以下の態様を有する。
[1]二次電池と、
コンデンサと、
ハイブリッドキャパシタと、
を備え、
前記二次電池と、前記コンデンサと、前記ハイブリッドキャパシタとが並列に接続された、蓄電モジュール。
[2]前記二次電池が複数個直列に接続された二次電池接続体と、
前記コンデンサが複数個直列に接続されたコンデンサ接続体と、
前記ハイブリッドキャパシタが複数個直列に接続されたハイブリッドキャパシタ接続体と、
を備え、
前記二次電池接続体と、前記コンデンサ接続体と、前記ハイブリッドキャパシタ接続体とが並列に接続された、請求項1に記載の蓄電モジュール。
[3]前記二次電池、前記コンデンサ、および前記ハイブリッドキャパシタが繊維強化プラスチックで包囲された、[1]または[2]に記載の蓄電モジュール。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、瞬時的に高出力電流を発生することができ、かつ低温環境における充放電の性能に優れる蓄電モジュールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る蓄電モジュールを示す模式図である。
実験例1において、リチウムイオンポリマー電池の放電容量の測定結果を示す図である。
実験例2において、リチウムイオンキャパシタの放電容量の測定結果を示す図である。
実験例3において、電気二重層キャパシタの放電容量の測定結果を示す図である。
実施例において、蓄電モジュール全体の放電時における端子電圧を示す図である。
実施例において、蓄電モジュール全体の放電時における電流出力を示す図である。
実施例において、リチウムイオンポリマー電池接続体、リチウムイオンキャパシタ接続体、および電気二重層キャパシタ接続体のそれぞれの放電時における電流出力を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、本実施の形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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