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公開番号
2024167833
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-04
出願番号
2023084188
出願日
2023-05-22
発明の名称
焼成用スラリー
出願人
サンノプコ株式会社
代理人
個人
主分類
C04B
35/626 20060101AFI20241127BHJP(セメント;コンクリート;人造石;セラミックス;耐火物)
要約
【課題】効率的に(すなわち、より低い温度で短時間に)焼結体を得ることができる焼成用スラリーを提供することである。
【解決手段】水、分散質及び式(1)で表される分散剤を含むことを特徴とする焼成用スラリーを用いる。
R
1
O-(AO)
m
-R
2
(1)
R
1
Oは炭素数11~20のアルキルオキシ基又はアルケニルオキシ基、R
2
はカルボキシル基、ヒドロキシ基及び/又はアミノ基を含んでもよい炭素数3~8のアシル基、AOは炭素数2~4のオキシアルキレン基、mは10~30の整数である。式(1)において、R
2
が式(2)で表されるアシル基であることが好ましい。
-C(=O)-R
3
-CO
2
M (2)
R
3
は炭素数1~6のアルキレン基又は炭素数2~6のアルケニレン基、Mは水素原子又はアンモニウム、Cは炭素原子、Oは酸素原子である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
水、分散質及び式(1)で表される分散剤を含むことを特徴とする焼成用スラリー。
R
1
O-(AO)
m
-R
2
(1)
R
1
Oは炭素数11~20のアルキルオキシ基又はアルケニルオキシ基、R
2
はカルボキシル基、ヒドロキシ基及び/又はアミノ基を含んでもよい炭素数3~8のアシル基、AOは炭素数2~4のオキシアルキレン基、mは10~30の整数である。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
式(1)において、R
2
が式(2)で表されるアシル基である請求項1に記載のスラリー。
-C(=O)-R
3
-CO
2
M (2)
R
3
は炭素数1~6のアルキレン基又は炭素数2~6のアルケニレン基、Mは水素原子又はアンモニウム、Cは炭素原子、Oは酸素原子である。
【請求項3】
式(1)において、-(AO)
m
-で表されるポリオキシアルキレン鎖にオキシエチレン基を含み、オキシエチレン基の含有量がオキシアルキレン基の全モル数(m)に対して60~100モル%である請求項1又は2に記載のスラリー。
【請求項4】
分散質が無機粉末である請求項1又は2に記載のスラリー。
【請求項5】
請求項1又は2に記載された焼成用スラリーに使用する分散剤であって、
式(1)で表されることを特徴とする分散剤。
R
1
O-(AO)
m
-R
2
(1)
R
1
Oは炭素数11~20のアルキルオキシ基又はアルケニルオキシ基、R
2
はアシル基、AOは炭素数2~4のオキシアルキレン基、mは10~30の整数である。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は焼成用スラリーに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
「(メタ)アクリル酸由来の構成単位を含む重合体のアンモニウム塩又はアミン塩、(メタ)アクリル酸とイソプロパノールとのエステル、及び水を含む分散剤組成物であって、
前記重合体の塩の重量平均分子量が、30000~80000であり、
前記エステルの分散剤組成物中の含有量が、700重量ppm以上1600重量ppm未満である、分散剤組成物」(特許文献1の請求項1)、「請求項1記載の分散剤組成物、粉体、及び水系溶媒を混合して、前記粉体を分散させる工程を有する、スラリー組成物の製造方法。」(特許文献1の請求項6)や、「(メタ)アクリル酸由来の構成単位と不飽和二塩基酸由来の構成単位とを含む共重合体の有機アミン塩又は第四級アンモニウム塩からなる重合体組成物を含み、
前記重合体組成物に含まれる全カルボキシル基(I)とその中で有機アミン又は第四級アンモニウムと対イオンを形成しているカルボキシル基(II)とのモル比(II)/(I)が0.33以上である、粉体用分散剤組成物。」(特許文献2の請求項1)、「請求項1から12のいずれかに記載の粉体用分散剤組成物、粉体、及び水系溶媒を含む、スラリー組成物。」(特許文献2の請求項16)が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-105808号公報
特開2017-115131号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の焼成用スラリーでは、含有する分散剤の熱分解性が劣るため、スラリーを加熱して焼結体を得る際、高温で長時間焼結乾燥する必要があるという問題がある。本発明は、効率的に(すなわち、より低い温度で短時間に)焼結体を得ることができる焼成用スラリーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の焼成用スラリーの特徴は、水、分散質、式(1)で表される分散剤を含む点を要旨とする。
【0006】
R
1
O-(AO)
m
-R
2
(1)
【0007】
R
1
Oは炭素数11~20のアルキルオキシ基又はアルケニルオキシ基、R
2
はカルボキシル基、ヒドロキシ基及び/又はアミノ基を含んでもよい炭素数3~8のアシル基、AOは炭素数2~4のオキシアルキレン基、mは10~30の整数である。
【0008】
本発明の分散剤の特徴は、上記焼成用スラリーに使用する分散剤であって、
式(1)で表される点を要旨とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の焼成用スラリーは、効率的に(すなわち、より低い温度で短時間に)焼結体を得ることができる。
【0010】
本発明の分散剤を上記のスラリーに適用すると、効率的に(すなわち、より低い温度で短時間に)焼結体を得ることができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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