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公開番号
2025040993
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2023148021
出願日
2023-09-13
発明の名称
コンクリートの施工方法
出願人
株式会社エフコンサルタント
代理人
主分類
C04B
41/71 20060101AFI20250318BHJP(セメント;コンクリート;人造石;セラミックス;耐火物)
要約
【課題】
現場打ちコンクリートを必要とする建設工事において、効率的な作業を可能とするコンクリートの施工方法を提供する。
【解決手段】
本発明は、コンクリートの施工方法に関するものであり、
コンクリートを打設し湿潤養生する工程、湿潤養生を解除後に、コンクリート表面に少なくともアルカリ金属珪酸塩及びアルキルアルコキシシランを含む組成物(P1)を塗付する第一塗付工程、上記第一塗付工程から20日以上経過後に、少なくともアルカリ金属珪酸塩を含む組成物(P2)を塗付する第二塗付工程、を含むことを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
コンクリートを打設し湿潤養生する工程、
湿潤養生を解除後に、コンクリート表面に少なくともアルカリ金属珪酸塩及びアルキルアルコキシシランを含む組成物(P1)を塗付する第一塗付工程、
上記第一塗付工程から20日以上経過後に、少なくともアルカリ金属珪酸塩を含む組成物(P2)を塗付する第二塗付工程、
を含むことを特徴とするコンクリートの施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、新規なコンクリートの施工方法に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、建築物の建設工事においては、コスト削減や人手不足等の問題により工期短縮化や省力化が要請される。建築工事の工期短縮化や省力化には、作業の工程の簡略化や効率化が重要であり、例えば、特許文献1では、複数の作業を効率的に計画するシステムが開発されている。
【0003】
一方、コンクリートは、打設後1日経過すれば硬化するが、構造部材として十分な強度が発現するには少なくとも20日程度必要である。しかし、実際の建設工事においては、工期短縮のために、コンクリート打設後、早期(十分な強度が発現する前)に作業を行うことが要請される。しかし、建築工事期間中の各種作業によって、コンクリート表面に不具合等を生じるおそれがある。このような不具合等の改修が必要となる場合には、かえって工期を長期化させる場合があり、改善手法が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-90130号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたものであり、現場打ちコンクリートを必要とする建設工事において、効率的な作業を可能とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行なった結果、打設後のコンクリートに対し、少なくともアルカリ金属珪酸塩を含む組成物を2回に分けて塗付する施工方法に想到し、本発明を完成させた。
【0007】
すなわち、本発明のコンクリートの施工方法は、下記の特徴を有するものである。
1.コンクリートを打設し湿潤養生する工程、
湿潤養生を解除後に、コンクリート表面に少なくともアルカリ金属珪酸塩及びアルキルアルコキシシランを含む組成物(P1)を塗付する第一塗付工程、
上記第一塗付工程から20日以上経過後に、少なくともアルカリ金属珪酸塩を含む組成物(P2)を塗付する第二塗付工程、
を含むことを特徴とするコンクリートの施工方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明のコンクリートの施工方法によれば、コンクリート打設後、早期に各種の建築作業を実施することができるため、工期短縮化に有利である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
【0010】
本発明は、現場打ちコンクリートを必要とする建設工事で有用なコンクリートの施工方法に関するものである。具体的に、
コンクリートを打設し湿潤養生する工程、
湿潤養生を解除後に、コンクリート表面に少なくともアルカリ金属珪酸塩及びアルキルアルコキシシランを含む組成物(P1)を塗付する第一塗付工程、
上記第一塗付工程から20日以上経過後に、少なくともアルカリ金属珪酸塩を含む組成物(P2)を塗付する第二塗付工程、
を含むことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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