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公開番号2024166959
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-29
出願番号2023083406
出願日2023-05-19
発明の名称車両用空調装置
出願人サンデン株式会社
代理人弁理士法人平和国際特許事務所
主分類B60H 1/32 20060101AFI20241122BHJP(車両一般)
要約【課題】空調効率を向上する車両用空調装置を提供すること。
【解決手段】空調回路20と、空気冷却部22で生じた凝縮水を排出する排水口83を有したHVAC80と、凝縮水を外部へ排出する排水ユニット90とを備え、排水ユニット90は、少なくとも冷房運転時に空気加熱部21と凝縮水を熱交換させる位置に設けられた熱交換部91aを有した熱交換経路91と、熱交換部91aを経由することなく外部に凝縮水を排出する排出経路92と、排水口83の接続先を熱交換経路91または排出経路92に切り替え可能な弁部93とを有する車両用空調装置10。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
圧縮機と、空気加熱部と、減圧装置と、空気冷却部を備えた空調回路と、
前記空気冷却部で生じた凝縮水を排出する排水口を有したHVACと、
前記凝縮水を外部へ排出する排水ユニットと、
を備えた車両用空調装置であって、
前記排水ユニットは、少なくとも冷房運転時に前記空気加熱部と前記凝縮水を熱交換させる位置に設けられた熱交換部を有した熱交換経路と、前記熱交換部を経由することなく外部に凝縮水を排出する排出経路と、前記排水口の接続先を前記熱交換経路または前記排出経路に切り替え可能な弁部とを有することを特徴とする車両用空調装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記弁部は、車室外温度に応じて、前記排水口の接続先を前記熱交換経路または前記排出経路に切り替えるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
【請求項3】
前記弁部は、前記熱交換部の上流側における前記空気加熱部を流れる媒体の温度、および、前記熱交換部の上流側における凝縮水の温度に応じて、前記排水口の接続先を前記熱交換経路または前記排出経路に切り替えるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
【請求項4】
前記熱交換経路は、凝縮水を貯留可能な凝縮水貯留部を有し、
前記熱交換部は、前記凝縮水貯留部に貯留された凝縮水と前記空気加熱部を流れる媒体とを熱交換させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
【請求項5】
前記熱交換部は、前記空気加熱部の配管を流れる媒体と前記熱交換経路の配管を流れる凝縮水とを熱交換させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
【請求項6】
前記空調回路は、前記圧縮機と前記減圧装置と前記圧縮機の下流側に配置された高温側熱交換器とを有した冷媒回路と、車室外放熱器を有した車室外放熱器回路とを備え、
前記高温側熱交換器は、冷房運転時に前記車室外放熱器回路に接続され、前記圧縮機によって圧縮された冷媒および前記車室外放熱器回路を流れる熱媒体を熱交換させるように構成され、
前記高温側熱交換器および前記車室外放熱器回路は、冷房運転時に、前記空気加熱部を構成し、
前記熱交換部は、前記車室外放熱器の下流側に位置する配管を流れる熱媒体と凝縮水とを熱交換させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用空調装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の車両に搭載される車両用空調装置として、圧縮機と空気加熱部と減圧装置と空気冷却部を備えた空調回路を備えたものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-107931号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、上述したような車両用空調装置においては、空調効率の観点で改善の余地がある。
【0005】
そこで、本発明は、これらの問題点を解決するものであり、簡素な構成で、空調効率を向上する車両用空調装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、圧縮機と、空気加熱部と、減圧装置と、空気冷却部を備えた空調回路と、前記空気冷却部で生じた凝縮水を排出する排水口を有したHVACと、前記凝縮水を外部へ排出する排水ユニットと、を備えた車両用空調装置であって、前記排水ユニットは、少なくとも冷房運転時に前記空気加熱部と前記凝縮水を熱交換させる位置に設けられた熱交換部を有した熱交換経路と、前記熱交換部を経由することなく外部に凝縮水を排出する排出経路と、前記排水口の接続先を前記熱交換経路または前記排出経路に切り替え可能な弁部とを有することにより、前記課題を解決するものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、簡素な構成で、空調効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る車両用空調装置の冷房運転時における状態を示す説明図。
暖房運転時における状態を示す説明図。
排水ユニットの変形例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の一実施形態に係る車両用空調装置10について、図面に基づいて説明する。
なお、本明細書で使用する「上流」「下流」の用語は、冷媒、熱媒体、凝縮水の流れ方向における上流または下流を意味する。
【0010】
まず、車両用空調装置10は、自動車等の車両に搭載され、車室内の空調を行うものであり、図1に示すように、空調回路20と、HVAC80と、排水ユニット90と、車両用空調装置10の各部を制御する制御装置(図示しない)とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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