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公開番号
2024166728
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023083031
出願日
2023-05-19
発明の名称
コンテナの通気構造
出願人
極東開発工業株式会社
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
B65D
88/74 20060101AFI20241122BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】簡単な構造でコンテナの内部と外部とを通気できるコンテナの通気構造を提供する。
【解決手段】乾燥対象物Xを少なくとも投入する際に用いられる投入口である開口2aが上部に形成される箱状のコンテナ2と、前記コンテナ2の内部と外部とを通気させる通気部材3と、前記通気部材3により前記コンテナ2の内部と外部とを通気させた状態で前記投入口を塞ぐ閉塞部材4と、を備え、前記通気部材3は、前記コンテナ2に対して着脱可能に取り付けられている、コンテナの通気構造1である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
乾燥対象物を少なくとも投入する際に用いられる投入口が上部に形成される箱状のコンテナと、
前記コンテナの内部と外部とを通気させる通気部材と、
前記通気部材により前記コンテナの内部と外部とを通気させた状態で前記投入口を塞ぐ閉塞部材と、を備え、
前記通気部材は、前記コンテナに対して着脱可能に取り付けられている、コンテナの通気構造。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記通気部材は、前記コンテナの外部に向けて配置される外側通気口を有し、
前記外側通気口が側方又は下方に向けて開口している、請求項1に記載のコンテナの通気構造。
【請求項3】
前記コンテナは、底壁部と、該底壁部から上方に起立して前記投入口を規定する周壁部とを備え、
前記通気部材は、前記周壁部に対して係合可能な係合部を備え、
前記係合部が前記周壁部に係合することにより、前記通気部材が前記コンテナに対して着脱可能に取り付けられる、請求項1に記載のコンテナの通気構造。
【請求項4】
前記コンテナは、底壁部と、該底壁部から上方に起立して前記投入口を規定する周壁部と、前記コンテナの内部と外部とを連通し、前記コンテナの下部に開口した送風口とを備え、
熱源から供給される熱により温風を発生させる温風発生装置であって、前記送風口を介して前記コンテナの内部に前記温風を送風する温風発生装置を備える、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のコンテナの通気構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンテナの上部の開口を塞いだ際に、コンテナの内部と外部とを通気するためのコンテナの通気構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来技術として、特許文献1に記載のコンテナが存在している。このコンテナは、上面に開口部を有する箱状体である。また、このコンテナは、該コンテナの上面開口を覆う天蓋を備え、該天蓋は、前記コンテナの左右両側壁の上端縁に設けられた開閉機構により、前記コンテナの上面開口を開閉自在に構成されている。
【0003】
例えば、前記コンテナは内部に収容する乾燥対象物を乾燥させるために用いられることがある。この場合、前記コンテナ内には、底部よりも上側に乾燥対象物よりも小径の貫通孔が多数設けられた多孔板が設けられると共に、前記底部と前記多孔板との間にコンテナ内外を連通する送風口が設けられる。そして、前記天蓋を開放状態にし、前記上面開口を介して前記多孔板よりも上方に前記乾燥対象物を収容した後、前記送風口を介して外部に設けられた送風装置から供給された温風をコンテナ内に流す。コンテナ内に流れた温風は、前記貫通孔を介して前記乾燥対象物に当たって該乾燥対象物を乾燥させるとともに、前記上面開口を介して外部に流れる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4322711号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、前記天蓋を開放状態にしていると、雨が降った場合には前記上面開口から雨がコンテナ内に入って該コンテナ内の前記乾燥対象物が濡れてしまう。そのため、前記天蓋で前記上面開口を閉塞する必要がある。しかし、前記天蓋で前記上面開口を閉塞すると、前記乾燥対象物から蒸発した水蒸気を含んだ温風をコンテナ外に排出しづらくなる。一方で、雨が降った場合でも温風をコンテナ外に排出し易い構造を前記コンテナに設けると、前記コンテナの構造が複雑になってしまう、という問題が生じる。
【0006】
なお、このような問題は、前記乾燥対象物を乾燥させるべく、前記送風装置を用いてコンテナ内に風を送り込む場合に限らず、前記乾燥対象物を乾燥させるためにコンテナ内外を通気させる場合全般において生じていた。
【0007】
そこで、本発明は、簡単な構造でコンテナの内部と外部とを通気できるコンテナの通気構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、乾燥対象物を少なくとも投入する際に用いられる投入口が上部に形成される箱状のコンテナと、前記コンテナの内部と外部とを通気させる通気部材と、前記通気部材により前記コンテナの内部と外部とを通気させた状態で前記投入口を塞ぐ閉塞部材と、を備え、前記通気部材は、前記コンテナに対して着脱可能に取り付けられている、コンテナの通気構造である。
【0009】
前記構成によれば、雨水が前記投入口から前記コンテナの内部に入って前記乾燥対象物が濡れることを前記閉塞部材で防止しながら、例えば、前記通気部材を介して前記コンテナの内部の空気を外部に流すことができ、また、前記通気部材を前記コンテナに取り付ければ、前記閉塞部材で前記投入口を塞いだ状態でも前記コンテナの内部と外部との通気を行うことができるため、簡単な構造で前記コンテナの内部と外部とを通気できる。
【0010】
また、本発明では、前記通気部材は、前記コンテナの外部に向けて配置される外側通気口を有し、前記外側通気口が側方又は下方に向けて開口していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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