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公開番号
2024166703
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023082997
出願日
2023-05-19
発明の名称
吸収性物品収納体
出願人
日本製紙クレシア株式会社
代理人
弁理士法人坂本国際特許商標事務所
主分類
B65D
85/07 20170101AFI20241122BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】吸収性物品であることを認識され難く、かつ肌を衛生的に保つことが可能な吸収性物品収納体を提供する。
【解決手段】本開示に係る吸収性物品収納体10は、2つの収納空間21,22を内部に区画する包装体20と、第1の収納空間21に収納される複数の吸収性物品と、第2の収納空間22に収納される複数のウェットシート40と、包装体20に支持される蓋部50と、を備え、包装体20は、吸収性物品を取り出し可能な第1の取出口24と、ウェットシート40を取り出し可能な第2の取出口25と、を有し、第1の取出口24及び第2の取出口25の袋長手方向の最大長さは、10mm以上30mm以下であり、第1の取出口24及び第2の取出口25の袋幅方向の最大長さは、30mm以上70mm以下であり、蓋部50は、再粘着可能な粘着部51を有し、シート状に形成され、第1の取出口24及び第2の取出口25は、蓋部50に開放可能に閉止される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に延びる2つの収納空間を内部に区画する包装体と、
前記2つの収納空間のうちの第1の収納空間に収納される複数の吸収性物品と、
前記2つの収納空間のうちの第2の収納空間に収納される複数のウェットシートと、
前記包装体に支持される蓋部と、を備え、
前記包装体は、前記第1方向の一側に配置されて前記第1の収納空間の前記吸収性物品を取り出し可能な第1の取出口と、前記第1方向の前記一側に配置されて前記第2の収納空間の前記ウェットシートを取り出し可能な第2の取出口と、を有し、
前記第1の取出口及び前記第2の取出口の前記第1方向の最大長さは、10mm以上30mm以下であり、
前記第1の取出口及び前記第2の取出口の前記第1方向と交叉する第2方向の最大長さは、30mm以上70mm以下であり、
前記蓋部は、再粘着可能な粘着部を有し、シート状に形成され、
前記第1の取出口及び前記第2の取出口は、前記蓋部に開放可能に閉止される
ことを特徴とする吸収性物品収納体。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記第2の取出口は、前記第1の取出口よりも前記第1方向の前記一側に配置され、
前記第1の取出口と前記第2の取出口との前記第1方向の離間距離は、10mm以上30mm以下である
ことを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品収納体。
【請求項3】
前記吸収性物品は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートとの間に配置される吸収体と、前記バックシートの非肌側面に設けられる粘着層と、前記粘着層の全域を覆う剥離可能な剥離シートと、を有する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品収納体。
【請求項4】
前記吸収性物品の長手方向の寸法は、100mm以上250mm以下であり、
前記吸収性物品の幅方向の寸法は、30mm以上100mm以下であり、
前記吸収性物品の厚み方向の寸法は、1mm以上5mm以下であり、
前記吸収性物品は、2つ折りに折り畳んだ状態で前記第1の収納空間に収納され、
2つ折りに折り畳んだ状態の前記吸収性物品の厚み方向の寸法は、2mm以上20mm以下である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品収納体。
【請求項5】
前記ウェットシートは、水洗トイレに流して廃棄処理可能な水解性を有する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品収納体。
【請求項6】
前記蓋部は、前記第1の取出口及び前記第2の取出口の双方を閉止可能であり、閉止状態の前記第1方向の前記一側の端部が前記包装体の前記一側の端部に支持され、
前記閉止状態における前記蓋部の前記第1方向の他側の端部には、前記他側へ突出する凸部が設けられる
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品収納体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、吸収性物品を収納する吸収性物品収納体に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ナプキン類を使用している場合、血液や尿などの体液によって肌が汚染される場合が多い。そのうえ、ナプキンと肌との間は蒸れ易く、肌が荒れ易い環境になる。好ましくは、肌の汚染を丁寧にいち早く取り除く必要がある。
【0003】
ナプキン類は外出先でも使うものであるが、体調により必要な日とそうでない日があるため、日常的に持ち歩いていない場合もあり、持ってくることを忘れてしまう可能性がある。
【0004】
従来の一般的な形状のナプキン類の個包装姿は、一目でナプキンであると分かってしまい易い見た目をしている。そのため、多くの場合ナプキンをポーチに入れるなどして人目につかないように持ち運ぶ必要があり、必要なときに気軽にさっと取り出して持ち運ぶことができない。また、災害時などに必要な人に配る際にも、それを見た製品をよく知らない人のイメージや偏見によって、消費者が心理的に傷つけられたり、間違えたイメージを抱かれたりすることもある。
【0005】
特許文献1には、外観をカムフラージュすることが可能な包装生理用ナプキンが開示されている。この包装生理用ナプキンは、ナプキン本体と、これを3つ折りに畳んだ状態で包装した包装シートと、これらの間に介挿された縦横2枚の剥離フィルムとで構成されている。バックシートの下面には、その全体にバランス良く配置された状態に、絵柄が多数印刷されている。絵柄は、比較的大柄の葉や蔓性草花をデザインした形の絵柄であり、緑色やオレンジ色などでカラー印刷してある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2003-199786号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載の包装生理用ナプキン(吸収性物品)では、使用前の状態において、生理用ナプキンであるとは分からないよう外観をカムフラージュするために、バックシートに絵柄を設けているが、形状は生理用ナプキンの個包装のままであり、見る人によっては生理用ナプキンであると認識されてしまう可能性がある。また、体液によって肌が汚染された際の衛生面については考慮されていない。
【0008】
そこで、本開示は、吸収性物品であることを認識され難く、かつ肌を衛生的に保つことが可能な吸収性物品収納体の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様の吸収性物品収納体は、第1方向に延びる2つの収納空間を内部に区画する包装体と、前記2つの収納空間のうちの第1の収納空間に収納される複数の吸収性物品と、前記2つの収納空間のうちの第2の収納空間に収納される複数のウェットシートと、前記包装体に支持される蓋部と、を備え、前記包装体は、前記第1方向の一側に配置されて前記第1の収納空間の前記吸収性物品を取り出し可能な第1の取出口と、前記第1方向の前記一側に配置されて前記第2の収納空間の前記ウェットシートを取り出し可能な第2の取出口と、を有し、前記第1の取出口及び前記第2の取出口の前記第1方向の最大長さは、10mm以上30mm以下であり、前記第1の取出口及び前記第2の取出口の前記第1方向と交叉する第2方向の最大長さは、30mm以上70mm以下であり、前記蓋部は、再粘着可能な粘着部を有し、シート状に形成され、前記第1の取出口及び前記第2の取出口は、前記蓋部に開放可能に閉止される。
【0010】
本発明の第2の態様は、上記第1の態様の吸収性物品収納体であって、前記第2の取出口は、前記第1の取出口よりも前記第1方向の前記一側に配置され、前記第1の取出口と前記第2の取出口との前記第1方向の離間距離は、10mm以上30mm以下である。
(【0011】以降は省略されています)
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