TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024166660
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023082892
出願日
2023-05-19
発明の名称
フィルム切断供給装置
出願人
シブヤパッケージングシステム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65B
61/22 20060101AFI20241122BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】ウエブ状フィルムを複数の枚葉フィルムに切断するとともに複数の容器に対して正確に位置決めが可能なフィルム切断供給装置を提供する。
【解決手段】ウエブ状フィルムFを搬送するフィルム搬送装置12と、搬送方向に所定間隔でウエブ状フィルムFを切断するフィルム切断装置と、フィルム搬送装置12と平行に設けられ、複数の容器Cを所定ピッチで搬送する容器搬送コンベヤ18と、切断された枚葉フィルムFaを各容器Cへ移載するフィルム移載装置16とを備える。フィルム搬送装置12は、無端チェーン12Cに取り付けられた複数のグリッパ20を備え、グリッパ20の中の第1グリッパによりウエブ状フィルムFの下流端を保持し、第1グリッパの上流に位置する第2グリッパ20で上流部を保持した状態で第1、第2グリッパ20、20間のウエブ状フィルムFを切断して枚葉フィルムFaとし、フィルム移載装置16により容器Cに供給する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ウエブ状フィルムを搬送するフィルム搬送手段と、
前記ウエブ状フィルムの搬送方向に沿って所定の間隔で複数配置されるとともに、前記ウエブ状フィルムを搬送方向と交差する方向に切断するフィルム切断手段と、
前記フィルム搬送手段と平行に設けられ、複数の容器を所定ピッチで搬送する容器搬送手段と、
前記フィルム切断手段によって切断された複数の枚葉フィルムを各容器へ移載するフィルム移載手段とを備え、
前記フィルム搬送手段は、
無端搬送部材に取り付けられた複数のグリッパを備え、
前記複数のグリッパの中の第1グリッパにより前記ウエブ状フィルムの下流端を保持するとともに当該第1グリッパの上流に位置する前記複数のグリッパの中の第2グリッパにより前記ウエブ状フィルムを保持した状態で前記フィルム切断手段により前記第1、第2グリッパ間の前記ウエブ状フィルムを切断して枚葉フィルムとした後、これら枚葉フィルムを前記フィルム移載手段によって前記複数の容器に供給する
ことを特徴とするフィルム切断供給装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ウエブ状のフィルムを切断して容器へ供給するフィルム切断供給装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
納豆容器へ被膜を供給する装置や容器にフィルムをシールする装置などでは、原反から供給されるウエブ状のフィルムを切断して枚葉のフィルムを作成した後、枚葉フィルムを各容器へと供給している(特許文献1参照)。特許文献1の図4に示された従来の納豆容器への薄膜供給装置では、一列で搬送される容器の先頭容器にウエブ状フィルム(薄膜F)の先端を挿入し、先頭容器Cの移動とともにウエブ状の薄膜Fを繰り出すことで後続の複数の容器上に薄膜Fを位置させている。そして同状態で薄膜Fをニクロム線で容器ごとに溶断して枚葉フィルムとし、各枚葉フィルムをそのまま容器C内に挿入している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-189223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1の図4に示された従来の構成では、薄膜Fの先部F1は、先頭(イ)の容器C内の食品に密着して、先頭の容器(C)と一緒に図示左方向へ移動している。したがって、先頭の容器Cが搬送中に回転するなどしてその姿勢が不安定になると、後続の容器C上の薄膜Fがずれたり蛇行したりして後続の容器Cの上に薄膜Fを正確に位置決めできない。また先頭(イ)の容器Cが、姿勢の安定した状態で走行したとしても、風や静電気により、先頭(イ)の容器Cで引かれる薄膜Fが、後続の容器Cの上でずれたりまたは蛇行したりし易いといった問題がある。
【0005】
本願発明は、ウエブ状フィルムを複数の枚葉フィルムに切断するとともに複数の容器に対して正確に位置決めが可能なフィルム切断供給装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のフィルム切断供給装置は、ウエブ状フィルムを搬送するフィルム搬送手段と、前記ウエブ状フィルムの搬送方向に沿って所定の間隔で複数配置されるとともに、前記ウエブ状フィルムを搬送方向と交差する方向に切断するフィルム切断手段と、前記フィルム搬送手段と平行に設けられ、複数の容器を所定ピッチで搬送する容器搬送手段と、前記フィルム切断手段によって切断された複数の枚葉フィルムを各容器へ移載するフィルム移載手段とを備え、前記フィルム搬送手段は、無端搬送部材に取り付けられた複数のグリッパとを備え、前記複数のグリッパの中の第1グリッパにより前記ウエブ状フィルムの下流端を保持するとともに当該第1グリッパの上流に位置する前記複数のグリッパの中の第2グリッパにより前記ウエブ状フィルムを保持した状態で前記フィルム切断手段により前記第1、第2グリッパ間の前記ウエブ状フィルムを切断して枚葉フィルムとした後、これら枚葉フィルムを前記フィルム移載手段によって前記複数の容器に供給することを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ウエブ状フィルムを複数の枚葉フィルムに切断するとともに複数の容器に対して正確に位置決めが可能なフィルム切断供給装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態であるフィルム切断供給装置のフィルム切断時の配置を示す模式的な平面図である。
図1のフィルム切断供給装置のフィルム供給時の配置を示す模式的な平面図である。
Y方向に沿ったフィルム切断供給装置の部分的な断面図である。
切断位置、供給位置、切断高さ、退避高さの配置を示す模式的な側面図である。
本実施形態のフィルム搬送/切断処理の様子を時系列に示すフィルム搬送装置の模式的な平面図である
第1変形例の下流端近傍におけるグリッパとホルダの関係を示すウエブ状フィルムの側方からの拡大側面図である。
第2変形例の下流端近傍におけるグリッパとホルダの関係を示すウエブ状フィルムの側方からの拡大側面図である。
第1、第2変形例におけるフィルム搬送/切断処理の様子を時系列に示す模式的な平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1、図2は、本発明の一実施形態であるフィルム切断供給装置の配置を示す模式的な平面図であり、図3は図1、2のフィルム切断供給装置の部分的な断面図である。なお、図1はウエブ状フィルムを切断するときの様子を示し、図2は切断された枚葉フィルムを各容器に供給したときの様子を示す。また、本実施形態では容器搬送方向をX方向、これに直交する水平方向のうち枚葉フィルム移載方向をY方向、鉛直方向上向きをZ方向として参照する。
【0010】
本実施形態のフィルム切断供給装置10は、フィルム搬送装置(フィルム搬送手段)12により供給されるウエブ状フィルム(被膜)Fをフィルム切断装置(フィルム切断手段)14によりフィルム搬送方向と交差する方向に切断して枚葉フィルムFaとし、フィルム移載装置(フィルム移載手段)16により各枚葉フィルムFaを容器搬送コンベヤ(容器搬送手段)18により搬送される容器Cに供給する装置である。本実施形態において、容器Cは納豆用の容器であり、発酵して納豆になる前の蒸し煮されて納豆菌が付着された大豆が収容(収容物M)されている。大豆自体は水分を含んだ湿った状態にあり、枚葉フィルムFaは、容器C内の納豆菌を均一に発酵させるとともに、出来上がった納豆の乾燥を防止するために容器C内に収容された大豆の上に被せられる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
箱
4か月前
個人
包装体
5か月前
個人
ゴミ箱
4か月前
個人
収納用具
8か月前
個人
容器
1か月前
個人
物品収納具
8か月前
個人
土嚢運搬器具
17日前
個人
パウチ補助具
4か月前
個人
折り畳み水槽
5か月前
個人
閉塞装置
2か月前
個人
ダンボール宝箱
5か月前
個人
コード類収納具
9日前
個人
掃除楽々ゴミ箱
9か月前
個人
圧縮収納袋
5か月前
個人
ゴミ処理機
1か月前
株式会社和気
包装用箱
1か月前
株式会社新弘
容器
4か月前
株式会社新弘
容器
4か月前
三甲株式会社
蓋体
1か月前
株式会社イシダ
包装装置
4か月前
個人
包装箱
2か月前
個人
塗料容器用蓋
5か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
4か月前
三甲株式会社
容器
7か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
7か月前
個人
粘着テープ剥がし具
9か月前
三甲株式会社
容器
7か月前
個人
粘着テープ切断装置
7か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
9か月前
個人
チャック付き保存袋
10か月前
個人
粘着テープ剥がし具
6か月前
株式会社シプソル
梱包装置
2か月前
日東精工株式会社
検査装置
8か月前
個人
蓋付結束バンド
6か月前
三菱製紙株式会社
包装用紙
6か月前
株式会社デュプロ
包装装置
4か月前
続きを見る
他の特許を見る