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公開番号
2024166641
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023082857
出願日
2023-05-19
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
出願人
LINEヤフー株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06F
16/90 20190101AFI20241122BHJP(計算;計数)
要約
【課題】より良いサービスを提供することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供すること。
【解決手段】本願に係る情報処理装置は、受付部と、推定部と、取得部と、提供部とを備える。受付部は、ユーザの所定言語の発話を受け付ける。推定部は、受け付けた発話に基づいて、ユーザの所定言語の習熟レベルを推定する。取得部は、入力された情報に対する応答となる応答テキストを出力するモデルに対して、発話を示す発話情報と、習熟レベルに応じた応答を要求する要求テキストとを入力し、モデルから出力された応答を示す応答テキストを取得する。提供部は、取得した応答テキストに基づくコンテンツをユーザへ提供する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザの所定言語の発話を受け付ける受付部と、
受け付けた前記発話に基づいて、前記ユーザの前記所定言語の習熟レベルを推定する推定部と、
入力された情報に対する応答となる応答テキストを出力するモデルに対して、前記発話を示す発話情報と、前記習熟レベルに応じた応答を要求する要求テキストとを入力し、前記モデルから出力された当該応答を示す応答テキストを取得する取得部と、
取得した前記応答テキストに基づくコンテンツを前記ユーザへ提供する提供部と
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記取得部は、
前記発話に対する回答を前記応答として要求する要求テキストを入力し、前記回答を示す前記応答テキストを取得する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記取得部は、
前記発話における言語能力の評価を前記応答として要求する要求テキストを入力し、前記評価を示す前記応答テキストを取得する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記取得部は、
前記言語能力を構成する複数の能力要素のうち、指定された前記能力要素に関する前記評価を前記応答として要求する要求テキストを入力し、前記評価を示す前記応答テキストを取得する
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記評価に関する前記要求テキストは、
前記発話における言語の誤りの指摘を要求する内容のテキストである
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記提供部は、
前記モデルから出力された前記指摘に関するコンテンツを提供する場合、提供する指摘の量を、前記ユーザとの会話内容に応じて変える
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記推定部は、
前記所定言語の能力要素毎に前記習熟レベルを推定する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記提供部は、
前記応答テキストを音声変換した音声コンテンツを提供する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記提供部は、
前記ユーザから指定された言語特徴に基づいて音声変換する
請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
コンピュータが実行する情報処理方法であって、
ユーザの所定言語の発話を受け付ける受付工程と、
受け付けた前記発話に基づいて、前記ユーザの前記所定言語の習熟レベルを推定する推定工程と、
入力された情報に対する応答となる応答テキストを出力するモデルに対して、前記発話を示す発話情報と、前記習熟レベルに応じた応答を要求する要求テキストとを入力し、前記モデルから出力された当該応答を示す応答テキストを取得する取得工程と、
取得した前記応答テキストに基づくコンテンツを前記ユーザへ提供する提供工程と
を含む情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、自然言語処理モデルを用いて、ユーザが発した文章に対して応答を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7216863号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、より良いサービスを提供する点で更なる改善の余地があった。
【0005】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、より良いサービスを提供することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に係る情報処理装置は、受付部と、推定部と、取得部と、提供部とを備える。前記受付部は、ユーザの所定言語の発話を受け付ける。前記推定部は、受け付けた前記発話に基づいて、前記ユーザの前記所定言語の習熟レベルを推定する。前記取得部は、入力された情報に対する応答となる応答テキストを出力するモデルに対して、前記発話を示す発話情報と、前記習熟レベルに応じた応答を要求する要求テキストとを入力し、前記モデルから出力された当該応答を示す応答テキストを取得する。前記提供部は、取得した前記応答テキストに基づくコンテンツを前記ユーザへ提供する。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、より良いサービスを提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る情報処理装置が実行する処理を示す図である。
図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。
図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。
図4は、ユーザ情報の一例を示す図である。
図5は、モデル情報の一例を示す図である。
図6は、トピック情報の一例を示す図である。
図7は、実施形態に係る情報処理装置が実行する処理の処理手順を示すフローチャートである。
図8は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0010】
(実施形態)
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理装置が実行する処理について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理装置が実行する処理を示す図である。なお、図1では、実施形態に係る情報処理装置1を含む情報処理システムSの動作例を示している。
(【0011】以降は省略されています)
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