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公開番号
2024166357
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024160943,2023114822
出願日
2024-09-18,2021-03-10
発明の名称
内視鏡装置、内視鏡システムおよび内視鏡装置の作動方法
出願人
オリンパス株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
A61B
1/045 20060101AFI20241121BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】灌流液中の濁りを検知し、所定の制御を行うことによって患者・術者にとって負担を軽減する内視鏡装置、内視鏡システムおよび内視鏡装置の作動方法を提供すること。
【解決手段】本発明に係る内視鏡装置は、処置対象を撮像する内視鏡と、前記内視鏡から得られる撮像データを画像データに変換する第1の制御装置とを有する内視鏡装置であって、第1の制御装置は、撮像データを記憶するストレージと、内視鏡から第1撮像データを取得するとともに、ストレージから第2撮像データを取得し、第1撮像データおよび第2撮像データのコントラストの変化量を算出し、該変化量に基づいて、処置によって発生した液中の濁りに関する情報を検知する検知部と、検知部の検知結果に基づいて制御を行う制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
処置対象を撮像する内視鏡と、前記内視鏡から得られる撮像データを画像データに変換する第1の制御装置とを有する内視鏡装置であって、
前記第1の制御装置は、
前記撮像データを記憶するストレージと、
前記内視鏡から第1撮像データを取得するとともに、前記ストレージから第2撮像データを取得し、前記第1撮像データおよび前記第2撮像データのコントラストの変化量を算出し、該変化量に基づいて、処置によって発生した液中の濁りに関する情報を検知する検知部と、
前記検知部の検知結果に基づいて制御を行う制御部と、
を備える内視鏡装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記濁りに関する情報とは、濁り発生と相関して増減する値である、
請求項1に記載の内視鏡装置。
【請求項3】
前記濁りに関する情報とは、生体組織に起因する情報である、
請求項1に記載の内視鏡装置。
【請求項4】
前記検知部は、
前記第1撮像データと前記第2撮像データの同一座標の画素の値の変化量を算出し、
前記コントラストの変化量、および、前記画素の値の変化量に応じて前記濁りを検知する、
請求項1に記載の内視鏡装置。
【請求項5】
前記検知部は、
前記第1撮像データと前記第2撮像データのエッジの変化量を算出し、
前記コントラストの変化量、および、前記エッジの変化量によって前記濁りを検知する、
請求項1に記載の内視鏡装置。
【請求項6】
前記検知部は、
前記第1撮像データと前記第2撮像データの輝度の変化量を算出し、
前記コントラストの変化量、および、前記輝度の変化量によって前記濁りを検知する、
請求項1に記載の内視鏡装置。
【請求項7】
前記検知部は、前記濁りに関する情報を、前記コントラストの変化量、および、前記液から検知する、
請求項1に記載の内視鏡装置。
【請求項8】
前記検知部は、前記液のpHを検知するセンサーを有し、
前記センサーから取得した前記pHの値、および、前記コントラストの変化量に基づいて前記濁りを検出する、
請求項7に記載の内視鏡装置。
【請求項9】
請求項1に記載の内視鏡装置と、
前記液を送水する灌流液装置と、
を備える内視鏡システムであって、
前記第1の制御装置は、前記液の送水速度を強める信号を前記灌流液装置に送る、
内視鏡システム。
【請求項10】
前記液を吸引する灌流液装置と、を有し、
前記第1の制御装置は、前記液の吸引量を増加させる信号を前記灌流液装置に送る、
請求項9に記載の内視鏡システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、手術システム、制御装置および手術システムの作動方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
関節鏡下手術は、処置対象の関節にポータルを開け、ポータルから処置対象の関節の中に関節鏡や処置具を挿入し、関節腔の中を灌流液で満たした状況下で関節鏡を用いて関節腔の中を観察しながら処置を行う手術である。
【0003】
関節鏡下手術に用いる関節鏡下手術システムとして、国際公開第2018/078830号(特許文献1)が開示されている。また、特許文献1には、骨に孔を形成するための超音波処置具が開示されている。この超音波処置具は、処置具の先端が超音波振動するように構成されている。術者が処置具の先端を骨に当接させて処置具に超音波振動を与えるスイッチを押すと、処置具の先端が骨を切削し、骨に孔が形成される。処置具の先端が骨を切削するときに骨の削りカス(骨粉)が発生する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2018/078830号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、切削時に発生した骨粉は灌流液中に一時的に分散され、灌流液が濁り、処置対象を観察する関節鏡の視野が阻害されてしまう場合がある。その場合、術者は手を止めなければならず、患者・術者にとって負担がかかる場合がある。
【0006】
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、灌流液中の濁りを検知し、所定の制御を行うことによって患者・術者にとって負担を軽減する手術システム、制御装置および手術システムの作動方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る手術システムは、液中で生体組織を処置する処置具装置と、前記処置具装置によって発生した前記液中の濁りに関する情報を検知する検知部と、前記検知部の検知結果に基づいて、前記手術システムの制御を行う制御部と、が設けられている。
【0008】
また、本発明に係る制御装置は、処置対象に灌流液を供給し、前記灌流液中で生体組織を処置する手術システムの制御装置であって、内視鏡装置または処置具装置に接続可能な表示装置と、少なくとも1以上の制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記表示装置を介して前記内視鏡装置または前記処置具装置から情報を受信し、
前記情報に基づいて、前記灌流液が濁っているか否かを検知し、前記灌流液が濁っている場合、第1の制御に移行し、前記灌流液が濁っていない場合、第2の制御に移行する。
【0009】
また、本発明に係る手術システムの作動方法は、内視鏡装置と、処置対象に灌流液を供給する灌流装置と、前記処置対象にある前記灌流液中で生体組織を処置する処置具装置と、を備える手術システムの作動方法であって、前記灌流液が濁っているか否かを検知し、前記灌流液が濁っている場合、第1の制御に移行し、前記灌流液が濁っていない場合、第2の制御に移行する。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る手術システム、制御装置、作動方法によれば、患者・術者にとって負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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