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公開番号
2024145239
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023057512
出願日
2023-03-31
発明の名称
検眼システム
出願人
株式会社ニデック
代理人
主分類
A61B
3/18 20060101AFI20241004BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 検眼用装置間の通信状態を容易に確認できる検眼システムを提供する。
【解決手段】 被検眼の検眼工程において使用される複数の検眼用装置を有する検眼システムであって、複数の検眼用装置毎に通信可能な通信方法を示す第1情報を取得する第1情報取得手段と、複数の検眼用装置毎に操作者が設定したい通信方法を示す第2情報を取得する第2情報取得手段と、第1情報取得手段が取得した第1情報と、第2情報取得手段が取得した第2情報と、に基づいて、複数の検眼用装置間で確立予定の通信状態を確認可能な確認レポートを出力する出力手段と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被検眼の検眼工程において使用される複数の検眼用装置を有する検眼システムであって、
前記複数の検眼用装置毎に通信可能な通信方法を示す第1情報を取得する第1情報取得手段と、
前記複数の検眼用装置毎に操作者が設定したい通信方法を示す第2情報を取得する第2情報取得手段と、
前記第1情報取得手段が取得した前記第1情報と、前記第2情報取得手段が取得した前記第2情報と、に基づいて、前記複数の検眼用装置間で確立予定の通信状態を確認可能な確認レポートを出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする検眼システム。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
請求項1の検眼システムにおいて、
前記複数の検眼用装置に対する前記第2情報を選択するための作業画面を表示手段に表示させる表示制御手段を備え、
前記第2情報取得手段は、前記作業画面上にて選択された前記通信方法を、前記第2情報として取得することを特徴とする検眼システム。
【請求項3】
請求項2の検眼システムにおいて、
前記作業画面は、前記複数の検眼用装置毎に設けられた複数の作業画面を含み、
前記表示制御手段は、前記作業画面上における前記通信方法の選択に基づいて、前記複数の作業画面を予め設定された順序に沿って切り換えることを特徴とする検眼システム。
【請求項4】
請求項1~3のいずれかの検眼システムにおいて、
前記複数の検眼用装置に対する機種情報を取得する機種情報取得手段と、
前記複数の検眼用装置の前記機種情報毎に前記第1情報が対応付けられたデータベースと、
を備え、
前記第1情報取得手段は、前記機種情報取得手段が取得した前記機種情報に基づいて、前記データベースから前記第1情報を呼び出すことによって、前記第1情報を取得することを特徴とする検眼システム。
【請求項5】
請求項4の検眼システムにおいて、
前記第1情報取得手段が取得した前記第1情報と、前記第2情報取得手段が取得した前記第2情報と、に基づいて、前記複数の検眼用装置間での通信が確立可能か否かを事前に判定する判定手段を備え、
前記出力手段は、前記判定手段の判定結果に基づくアラートを前記確認レポートとともに出力することを特徴とする検眼システム。
【請求項6】
請求項2~5のいずれかの検眼システムにおいて、
前記表示制御手段は、前記第1情報取得手段が取得した前記第1情報に基づいて、前記作業画面における前記第2情報の選択を制限することを特徴とする検眼システム。
【請求項7】
請求項1~6のいずれかの検眼システムにおいて、
前記出力手段は、前記確認レポートとして、前記複数の検眼用装置間における前記通信状態を可視化した構成図を出力することを特徴とする検眼システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、複数の検眼用装置を有する検眼システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
被検眼の検眼工程では、被検者が装用する眼鏡の光学特性を測定するレンズメータ、被検眼の光学特性を他覚的に測定する他覚式検眼装置、被検眼の光学特性を自覚的に測定する自覚式検眼装置、等が用いられる(特許文献1参照)。例えば、眼鏡店等では、これらの装置をネットワークに接続し、互いにデータを通信することによって、検眼を効率よく進めている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-56239号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、被検者の検眼工程では多くの装置が使われるため、これらのネットワーク接続がより煩雑な作業となっている。店舗を立ち上げる場合の他、店舗の運営を開始した以降に新しく装置を導入した場合にも、再度のネットワーク設定が必要となる。例えば、このような状況において、装置間の通信を容易に確立することは難しかった。
【0005】
本開示は、上記従来技術に鑑み、検眼用装置間の通信状態を容易に確認できる検眼システムを提供することを技術課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は以下の構成を備えることを特徴とする。
【0007】
本開示の検眼システムは、被検眼の検眼工程において使用される複数の検眼用装置を有する検眼システムであって、前記複数の検眼用装置毎に通信可能な通信方法を示す第1情報を取得する第1情報取得手段と、前記複数の検眼用装置毎に操作者が設定したい通信方法を示す第2情報を取得する第2情報取得手段と、前記第1情報取得手段が取得した前記第1情報と、前記第2情報取得手段が取得した前記第2情報と、に基づいて、前記複数の検眼用装置間で確立予定の通信状態を確認可能な確認レポートを出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
を特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
検眼システムの概略図である。
自覚式検眼装置に対応する作業画面の一例である。
他覚式検眼装置に対応する作業画面の一例である。
レンズメータに対応する作業画面の一例である。
データベースの一例である。
確認レポートの一例である。
表示部の一例である。
アラートの一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<概要>
本実施形態に係る検眼システムの概要を説明する。以下の<>にて分類された項目は、独立または関連して利用され得る。
【0010】
本実施形態の検眼システムは、被検眼の検眼工程において使用される複数の検眼用装置を有してもよい。例えば、検眼用装置は、被検者が装用する眼鏡の光学特性を測定するためのレンズメータを有してもよい。例えば、検眼用装置は、被検眼の光学特性を他覚的に測定するための他覚式検眼装置を有してもよい。一例としては、被検眼の眼屈折力を他覚的に測定するためのオートレフラクトメータ、等を有してもよい。例えば、検眼用装置は、被検眼の光学特性を自覚的に測定するための自覚式検眼装置を有してもよい。一例としては、被検眼の眼屈折力を自覚的に測定するためのレフラクター、等を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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