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公開番号2024153518
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-29
出願番号2023067499
出願日2023-04-17
発明の名称手すり体
出願人山崎産業株式会社
代理人個人
主分類A61G 7/053 20060101AFI20241022BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 長期にわたる使用や高頻度の使用に耐えるためのメンテナンスを容易に行い得る手すり体の提供。
【解決手段】 外方に向かって下降傾斜した外周部を有する板体Baの外周縁に、ゴム状材料からなる周方向に数個に分割された縁カバー体Eを取り外し可能に外嵌固定し、板体Baに、両柱状部Cの下部側を内嵌支持する柱状部支持体Sを着脱可能に支持する。略U字状円管Uのうち梁状円管部Um及び一対の柱状円管部Ucのうち鍔状部Ug位置以上の部分並びに中間梁状部Mbを構成する直円管Yを正面側及び背面側の被覆体Va・Vb・Vf・Vg・Vj・Vkにより着脱可能に固定被覆する。板体Baのうち外周部よりも内側の下面部に、錘板Gを着脱可能に固定し、錘板Gの下面側に発泡ウレタン製の支持板Qを剥離可能に接合し、重なり合った状態の板体Ba、錘板G及び支持板Qを貫通して手を掛けることができる貫通孔Kを設ける。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
利用者自身の動きや姿勢維持などの補助のために利用する手すり体であって、
利用者が接する所定部分を含む対象部の外周部を2以上に分割する領域をそれぞれ被覆する被覆体を有し、
前記被覆体は、締結解除が可能な締結機構により前記対象部に対し固定されるものであることを特徴とする手すり体。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
上記利用者自身の動きや姿勢維持などの補助のために利用する部分として、梁状部若しくはこれに類する部分と、柱状部若しくはこれに類する部分を有し、
前記梁状部若しくはこれに類する部分の少なくとも一部と、前記柱状部若しくはこれに類する部分の少なくとも一部が、連続して上記所定部分又は対象部である請求項1記載の手すり体。
【請求項3】
上記柱状部若しくはこれに類する部分のうち、起立状態において所定の上下方向位置以上の部分と、梁状部若しくはこれに類する部分とが、連続して所定部分又は対象部である請求項1又は2記載の手すり体。
【請求項4】
利用者の動きや姿勢維持などの補助として手すり体が機能するための強度及び剛性を備えた骨格構造を構成する部材を備え、
上記被覆体は、少なくとも、前記骨格構造を構成する部材を被覆するものである請求項1又は2記載の手すり体。
【請求項5】
上記被覆体が、被覆対象である部材の連結や部材の支持に利用されている請求項1又は2記載の手すり体。
【請求項6】
上記梁状部を被覆する上記被覆体の横断面の上部外周の曲率が、前記被覆体の横断面の上部外周の最上位置と下部外周の最下位置の距離を直径とする円の曲率よりも2割以上小さい請求項1又は2記載の手すり体。
【請求項7】
上記梁状部を被覆する上記被覆体の横断面の上部外周が、下向きの押圧力をかけやすく、握り易い請求項6記載の手すり体。
【請求項8】
上記被覆体の少なくとも一部は、対象部を正面及び背面から挟持するものである請求項1又は2記載の手すり体。
【請求項9】
柱状部などを起立状態で支持するための基盤部を有し、
前記基盤部は、
平面視における全周にわたり、外方に向かって下降傾斜した外周部を有する板体と、
前記外周部の少なくとも外周縁をカバーする縁カバー体とを有し、
前記縁カバー体は、周方向に少なくとも数個に分割状をなす分割カバー体が、それぞれ締結機構により前記板体に対し固定されるものである請求項1又は2記載の手すり体。
【請求項10】
板体のうち外周部よりも内側の下面部には、錘板又は補強板が、着脱可能に又は着脱不能に固定され、錘板又は補強板の下面側には、弾力性を有する材料からなる支持板が、剥離可能に接合され、板体のうち外周部よりも内側部分が、載置面上に錘板又は補強板を介して前記支持板により支持され得る請求項1又は2記載の手すり体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、利用者自身の動きや姿勢維持などの補助のために利用する手すり体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
手すり体は、利用者自身の、立ち上がる、座る、歩行する、上り下りするなどの動きや姿勢維持などの補助のために、利用者自身の手や腕やその他の部位で接することにより利用するものである。
【0003】
特開2016-131824号公報には、軽量構造用の樹脂被覆鋼管、単なる鋼管、又はアルミニウムや合成樹脂その他の材質による軽量構造用管材、更には軽量構造用棒材をそれぞれ相互に連結等して組み立てる手段である連結用継手と、及び二種以上の管材構造物を連結した管材構造物からなる、要介護者らがベッドへ横たわる際などに掴まり、自助動作として姿勢、体勢を変換する際の補助具であって、二つの管材構造物1、2の相対峙させた2本の管材10、20を抱持する2条の半割り形状の凹溝部311、312を形成された主部材31と、主部材31の一方の凹溝部312のみを筒状に補完する半割り形状の凹溝部321を備えた副部材32と、主部材31の残る凹溝部311を筒状に補完する半割り形状の凹溝部331を備えた第三の部材33とで構成されるものが示されている。
【0004】
特開2013-9922号公報には、立ち上がり補助具を安定させるために取り付けるおもりが、立ち上がり動作や、立ち上がり補助具の組立・分解作業の邪魔にならない立ち上がり動作補助具であって、床面と接するベース部2と、手摺部4を備えベース部2に立設された支柱部3とを備える立ち上がり補助具1において、ベース部2の裏面におもり5を備えたものが示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-131824号公報
特開2013-9922号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、長期にわたる使用や高頻度の使用に耐えるためのメンテナンスを容易に行い得る手すり体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、例えば次のように表すことができる。
【0008】
(1) 利用者自身の動きや姿勢維持などの補助のために利用する手すり体であって、
利用者が接する所定部分を含む対象部の外周部を2以上に分割する領域をそれぞれ被覆する被覆体を有し、
前記被覆体は、締結解除が可能な締結機構により前記対象部に対し固定されるものであることを特徴とする手すり体。
【0009】
(2) 上記利用者自身の動きや姿勢維持などの補助のために利用する部分として、梁状部若しくはこれに類する部分と、柱状部若しくはこれに類する部分を有し、
前記梁状部若しくはこれに類する部分の少なくとも一部と、前記柱状部若しくはこれに類する部分の少なくとも一部が、連続して上記所定部分又は対象部である上記(1)記載の手すり体。
【0010】
(3) 上記柱状部若しくはこれに類する部分のうち、起立状態において所定の上下方向位置以上の部分と、梁状部若しくはこれに類する部分とが、連続して所定部分又は対象部である上記(1)又(2)記載の手すり体。
(【0011】以降は省略されています)

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