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公開番号2024166191
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2024081318
出願日2024-05-17
発明の名称接触片構造および磁気保持リレー
出願人シァメン ホンファ エレクトリック パワー コントロールズ カンパニー リミテッド,Xiamen Hongfa Electric Power Controls Co., Ltd.
代理人個人,個人
主分類H01H 1/54 20060101AFI20241121BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】可動接点と固定接点との間の接触圧力を効果的に増加できる接触片構造および磁気保持リレーを提供する。
【解決手段】接触片構造は、2つの並べる可動接触子を含み、各可動接触子は、接触片部、および接触片部の対向する両端に設けられた可動接点と固定接点を含み、可動接点と固定接点が閉じると、2つの可動接触子が並列回路構造を形成するように、一方の可動接触子における可動接点と固定接点は、他方の可動接触子における固定接点と可動接点にそれぞれ対応される。各接触片部は、少なくとも1つの屈曲部を有し、2つの接触片部の屈曲部は1対1に対応して配置されて屈曲対を形成し、各屈曲対において、2つの屈曲部の上端は平行であり、且つ2つの屈曲部は同じ突出方向に突出し、2つの屈曲部の間の第1の間隔は、2つの接触片部の両端の間の第2の間隔よりも小さい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
接触片構造であって、
2つの並べる可動接触子を含み、各前記可動接触子は、接触片部、および前記接触片部の対向する両端に設けられた可動接点と固定接点を含み、
前記可動接点と前記固定接点が閉じると、2つの前記可動接触子が並列回路構造を形成するように、一方の前記可動接触子における前記可動接点と前記固定接点は、他方の前記可動接触子における前記固定接点と前記可動接点にそれぞれ対応され、
各前記接触片部は、少なくとも1つの屈曲部を有し、2つの前記接触片部の前記屈曲部は1対1に対応して配置されて屈曲対を形成し、各前記屈曲対において、2つの前記屈曲部の上端は平行であり、且つ2つの前記屈曲部は同じ突出方向に沿って突出し、2つの前記屈曲部の間の第1の間隔は、2つの前記接触片部の両端の間の第2の間隔より小さい
ことを特徴とする接触片構造。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記屈曲対を形成する2つの屈曲部は、それぞれ第1の屈曲部および第2の屈曲部であり、
前記第1の屈曲部の少なくとも一部は、前記第2の屈曲部の突出した部分によって形成される空間内に収容される
ことを特徴とする請求項1に記載の接触片構造。
【請求項3】
前記屈曲対の数は複数であり、隣接する前記屈曲対の間に位置する2つの前記接触片部の間には第3の間隔が設けられ、前記第3の間隔は、前記第1の間隔より大きい
ことを特徴とする請求項1または2に記載の接触片構造。
【請求項4】
前記突出方向は、反対する第1の方向と第2の方向とを含み、
複数の前記屈曲対のうち、一部の前記屈曲対は前記第1の方向に突出し、他の一部の前記屈曲対は前記第2の方向に突出している
ことを特徴とする請求項3に記載の接触片構造。
【請求項5】
各前記屈曲対において、前記第1の屈曲部の上端が前記第2の屈曲部の開口に収容されるように、前記第2の屈曲部の開口のサイズは、前記第1の屈曲部の上端のサイズより大きい
ことを特徴とする請求項2に記載の接触片構造。
【請求項6】
各前記屈曲部の形状は、台形、長方形、正方形、五角形、六角形、および八角形のいずれかである
ことを特徴とする請求項1または2に記載の接触片構造。
【請求項7】
各前記接触片部は、積層された複数の接触片を含み、隣接する前記接触片の間には隙間が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の接触片構造。
【請求項8】
前記接触片部は、前記接触片の積層方向に複数の前記隙間が設けられ、複数の前記隙間のサイズは異なる
ことを特徴とする請求項7に記載の接触片構造。
【請求項9】
前記隙間内に配置され、少なくとも1つの前記接触片に接続される突起をさらに備える
ことを特徴とする請求項7に記載の接触片構造。
【請求項10】
前記突起は、隣接する前記屈曲対の間の少なくとも1つの前記接触片部の隙間に設けられる
ことを特徴とする請求項9に記載の接触片構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、リレー技術の分野に関し、特に、接触片構造および磁気保持リレーに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
磁気保持リレーは、回路をオン/オフする自動スイッチである。磁気保持リレーは、接触片構造およびコイルを備えており、接触片構造は少なくとも2つの接触片を有し、一方の接触片には可動接点が設けられ、他方の接触片には固定接点が設けられる。コイルに正パルス電圧が印加されると、可動接点と固定接点が接触され、回路がオンになり、コイルに逆パルス電圧が印加されると、可動接点と固定接点が切断され、回路がオフになる。
【0003】
関連技術では、回路内で短絡が発生しやすいため、短絡電流が可動接点と固定接点を通過する際に発生する反発力に抵抗し、両者が切断されにくくなるように、磁気保持リレーの短絡電流に対する耐性を向上させる、つまり、可動接点と固定接点との間の接触圧力を増大させる必要がある。しかし、関連技術では、可動接点と固定接点との間の接触圧力を効果的に増大させることはできなかった。
上記の背景技術の部分に開示された上記の情報は、本開示の文脈の理解を促進することのみを目的としており、したがって、当業者に既に知られている関連技術を構成しない情報が含まれる可能性がある。
【発明の概要】
【0004】
本開示の実施例は、可動接点と固定接点との間の接触圧力を効果的に増加させることができ、それによって短絡電流に効果的に抵抗できる接触片構造を提供する。
本開示の一態様によれば、2つの並べる可動接触子を含む接触片構造が提供され、各前記可動接触子は、接触片部、可動接点、および固定接点を含む。
【0005】
可動接点と固定接点は、前記接触片部の対向する両端に設けられ、前記可動接点と前記固定接点が閉じると、2つの前記可動接触子が並列回路構造を形成するように、一方の前記可動接触子における前記可動接点と前記固定接点は、他方の前記可動接触子における前記固定接点と前記可動接点にそれぞれ対応される。各前記接触片部は、少なくとも1つの屈曲部を有し、2つの前記接触片部の前記屈曲部は1対1に対応して配置されて屈曲対を形成し、各前記屈曲対において、2つの前記屈曲部の上端は平行であり、且つ2つの前記屈曲部は同じ突出方向に突出し、2つの前記屈曲部の間の第1の間隔は、2つの前記接触片部の両端の間の第2の間隔よりも小さい。
【0006】
本開示のいくつかの実施例では、前記突出方向において、前記第1の屈曲部の少なくとも一部は、前記第2の屈曲部の突出した部分によって形成される空間内に収容される。
【0007】
本開示のいくつかの実施例では、前記屈曲対の数は複数であり、隣接する前記屈曲対の間に位置する2つの前記接触片部の間には第3の間隔が設けられ、前記第3の間隔は、前記第1の間隔より大きい。
【0008】
本開示のいくつかの実施例では、前記突出方向は、反対する第1の方向と第2の方向とを含み、複数の前記屈曲対のうち、一部の前記屈曲対は前記第1の方向に突出し、他の一部の前記屈曲対は前記第2の方向に突出している。
【0009】
本開示のいくつかの実施例では、各前記屈曲対において、前記第1の屈曲部の上端が前記第2の屈曲部の開口に収容されるように、前記第2の屈曲部の開口のサイズは、前記第1の屈曲部の上端のサイズよりも大きい。
【0010】
本開示のいくつかの実施例では、各前記屈曲部の形状は、台形、長方形、正方形、五角形、六角形、八角形のいずれかである。
(【0011】以降は省略されています)

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