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公開番号
2024166190
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024081279
出願日
2024-05-17
発明の名称
接触片構造及び磁気保持リレー
出願人
シァメン ホンファ エレクトリック パワー コントロールズ カンパニー リミテッド
,
Xiamen Hongfa Electric Power Controls Co., Ltd.
代理人
個人
,
個人
主分類
H01H
1/26 20060101AFI20241121BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】本発明は、接触片構造及び磁気保持リレーを提供する。
【解決手段】接触片構造は、接触片本体を含み、スロットを有し、スロットは、対向する第1の側壁と第2の側壁とを有し、第1の側壁は、第1の平面部と第1の平面部から第2の側壁に向かって突出する突起とを有し、第2の側壁は、第2の平面部と第2の平面部から陥没し、突起に対応する陥没部とを有する。ここで、第1の側壁の突起の頂端から第2の平面部が位置する平面までの第1の距離は、接触片本体の厚さより小さい。本発明の実施例に係る接触片構造は、接触片構造の変形を回避することができ、生産効率を向上させることができる。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
接触片本体を有する接触片構造であって、
前記接触片本体は、スロットを有し、前記スロットは、対向する第1の側壁と第2の側壁とを有し、前記第1の側壁は、第1の平面部と前記第1の平面部から前記第2の側壁に向かって突出する突起とを有し、前記第2の側壁は、第2の平面部と前記第2の平面部から陥没し、前記突起に対応する陥没部とを含み、
前記第1の側壁の前記突起の頂端から前記第2の平面部が位置する平面までの第1の距離は、前記接触片本体の厚さより小さい
ことを特徴とする接触片構造。
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【請求項2】
前記第1の側壁と前記第2の側壁との間の第2の距離は、前記接触片本体の厚さより大きい又は等しい
ことを特徴とする請求項1に記載の接触片構造。
【請求項3】
前記第1の平面部と前記第2の平面部との間の距離は、前記第1の側壁の前記突起と前記第2の側壁の前記陥没部との間の距離より小さい又は等しい、又は
前記第1の平面部と前記第2の平面部との間の距離は、前記第1の側壁の前記突起と前記第2の側壁の前記陥没部との間の距離より大きい
ことを特徴とする請求項1に記載の接触片構造。
【請求項4】
前記突起と前記陥没部の形状は、それぞれ三角形、アーチ形、正方形、長方形、台形、U字形および六角形の少なくとも一つである
ことを特徴とする請求項1に記載の接触片構造。
【請求項5】
前記突起と前記陥没部の形状が同一である
ことを特徴とする請求項1に記載の接触片構造。
【請求項6】
前記接触片構造は、圧縮バネを含み、前記圧縮バネは、前記接触片本体を含み、且つ前記圧縮バネの前記接触片本体は、第1の接触片本体であり、前記第1の接触片本体は、可動接点を接続するための2つの接続孔を有し、
前記スロットは、第1のスロットを含み、前記第1のスロットは、前記圧縮バネの前記接続孔を有する一端に設けられ、且つ前記第1のスロットは、2つの前記接続孔の間に位置している
ことを特徴とする請求項1に記載の接触片構造。
【請求項7】
前記接触片構造は、可動接触片を含み、前記可動接触片は、前記接触片本体を含み、且つ前記可動接触片の前記接触片本体は、第2の接触片本体であり、前記第2の接触片本体の一端には、2つの第1の装着孔が設けられ、前記第1の装着孔は、可動接点を装着するのに用いられ、前記スロットは、第2のスロットを含み、前記第2のスロットは、2つの前記第1の装着孔の間に設けられている
ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の接触片構造。
【請求項8】
前記可動接触片の前記第2の接触片本体の他端には、2つの第2の装着孔が設けられ、前記第2の装着孔は、固定接点を装着するのに用いられ、前記第2のスロットは、前記第2の接触片本体の前記第1の装着孔が設けられている一端から前記第2の装着孔に接近する方向に伸び、且つ前記第2の装着孔に達してない
ことを特徴とする請求項7に記載の接触片構造。
【請求項9】
前記接触片構造は、積層された複数の可動接触片を含み、各前記可動接触片には、前記第2のスロットが設けられ、且つ各前記可動接触片の前記第2のスロットの前記第1の側壁の突起の形状は同一又は異なり、各前記可動接触片の前記第2のスロットの前記第2の側壁の陥没部の形状が同一又は異なっている
ことを特徴とする請求項7に記載の接触片構造。
【請求項10】
請求項1~9のいずれかの1項に記載の接触片構造を含んでいる
ことを特徴とする磁気保持リレー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リレーの技術分野に関し、特に、接触片構造及び磁気保持リレーに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
磁気保持リレーは、回路を閉鎖したり切断したりする役割を果たす自動スイッチである。磁気保持リレーは、可動接触子部とコイルを含み、可動接触子部は少なくとも2つの接触片を有し、一方の接触片には可動接点が設けられ、他方の接触片には固定接点が設けられている。コイルに順方向パルス電圧が供給されると、可動接点と固定接点が接触され、回路が導通し、そしてコイルに逆方向パルス電圧が供給されると、可動接点と固定接点が遮断され、回路が遮断される。
【0003】
ここで、可動接触子部の部品は、可動接触片と圧縮バネを含み、電気特性の安定性を確保するために、可動接触片と圧縮バネにはスロットが設けられ、スロットの大きさは可動接触片又は圧縮バネ自体の厚さよりも大きくなっている。このようにすると、可動接触子部を組み立てる前に、輸送過程において、可動接触片又は圧縮バネが他の可動接触片又は圧縮バネのスロットに挿入されることになり、これらの部品が変形しやすく、且つ組み立てる前に分解する必要があり、生産効率が低下する。
【0004】
背景技術部分に開示されている前記情報は、単に本発明の背景の理解を補強するためのものであり、したがって、背景部分には、当業者が既に知っているような関連技術を構成しない情報が含まれている可能性がある。
【発明の概要】
【0005】
本発明の実施例は、接触片構造及び磁気保持リレーを提供し、接触片構造の変形を回避することができ、生産効率を向上させることができる。
【0006】
本発明の実施例は、接触片本体を有する接触片構造を提供し、前記接触片本体は、スロットを有し、前記スロットは、対向する第1の側壁と第2の側壁とを有し、前記第1の側壁は、第1の平面部と前記第1の平面部から前記第2の側壁に向かって突出する突起とを有し、前記第2の側壁は、第2の平面部と前記第2の平面部から陥没し、前記突起に対応する陥没部とを含み、ここで、前記第1の側壁の前記突起の頂端から前記第2の平面部が位置する平面までの第1の距離は、前記接触片本体の厚さより小さい。
【0007】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記第1の側壁と前記第2の側壁との間の第2の距離は、前記接触片本体の厚さより大きい又は等しい。
【0008】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記第1の平面部と前記第2の平面部との間の距離は、前記第1の側壁の前記突起と前記第2の側壁の前記陥没部との間の距離より小さい又は等しい、又は
前記第1の平面部と前記第2の平面部との間の距離は、前記第1の側壁の前記突起と前記第2の側壁の前記陥没部との間の距離より大きい。
【0009】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記突起と前記陥没部の形状は、それぞれ三角形、アーチ形、正方形、長方形、台形、U字形および六角形の少なくとも一種である。
【0010】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記突起と前記陥没部の形状が同一である。
(【0011】以降は省略されています)
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