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公開番号
2024166188
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024081166
出願日
2024-05-17
発明の名称
固定フレーム及び磁気保持リレー
出願人
シァメン ホンファ エレクトリック パワー コントロールズ カンパニー リミテッド
,
Xiamen Hongfa Electric Power Controls Co., Ltd.
代理人
個人
,
個人
主分類
H01H
50/18 20060101AFI20241121BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】改善された固定フレーム及び磁気保持リレーを提供すること。
【解決手段】磁気鋼を固定する固定フレームは、本体と、少なくとも1つの縦方向リミッターと、少なくとも1つの横方向リミット構造とを備え、本体は、互いに対向する第1面と第2面、及び第1面及び第2面を貫通する軸孔を有し、軸孔は、磁気鋼の回転軸が軸孔内で回転できるように回転軸を取り付け、縦方向リミッターは、記本体の横方向の一側から反対側に亘って分布され、縦方向リミッターは縦方向に沿って対向配置された2つの縦方向リミット柱を含み、第1表面から第2表面から離れる方向に向かって突出し、2つの縦方向リミット柱はヨークに挟持可能であり、且つ縦方向においてヨークと非間隙嵌合し、横方向リミット構造は、本体に位置し、横方向リミット構造は横方向において磁気保持リレーの横方向嵌合構造と非間隙嵌合することができるように構成され、横方向は縦方向に垂直である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも磁気保持リレーの磁気鋼を固定するための固定フレームであって、
本体と、少なくとも1つの縦方向リミッターと、少なくとも1つの横方向リミット構造とを備え、
前記本体は、互いに対向する第1表面及び第2表面を有し、前記第1表面及び前記第2表面を貫通する軸孔をさらに有し、前記軸孔は、前記磁気鋼の回転軸が前記軸孔内で回転できるように前記回転軸を取り付け、
少なくとも1つの前記縦方向リミッターは、前記本体の横方向の一側から反対側に亘って分布され、前記縦方向リミッターは縦方向に沿って対向配置された2つの縦方向リミット柱を含み、前記縦方向リミット柱は前記第1表面から前記第2表面から離れる方向に向かって突出し、2つの前記縦方向リミット柱は、前記磁気保持リレーのヨークに挟持可能に配置され、且つ前記縦方向において前記ヨークと非間隙嵌合し、
少なくとも1つの前記横方向リミット構造は、前記本体に位置し、前記横方向リミット構造は前記横方向において前記磁気保持リレーの横方向嵌合構造と非間隙嵌合することができ、
前記横方向は前記縦方向に垂直である
ことを特徴とする固定フレーム。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記横方向嵌合構造は、前記磁気保持リレーのベースの取付孔を含み、前記横方向リミット構造は横方向リミッターを含み、前記横方向リミッターは前記本体の縦方向に沿った一側に位置し、前記横方向リミッターは前記第1表面から前記第2表面から離れる方向に向かって突出し、前記横方向リミッターは、前記取付孔に挿入でき、且つ前記横方向において前記取付孔と非間隙嵌合するように構成される
ことを特徴とする請求項1に記載の固定フレーム。
【請求項3】
前記横方向嵌合構造は、前記磁気保持リレーの前記ヨークに位置する突起を含み、前記固定フレームが前記磁気保持リレーに取り付けられるとき、前記突起は前記固定フレームに向かって突出し、前記横方向リミット構造は、前記第1表面と前記第2表面を貫通する横方向リミットホールを含み、前記横方向リミットホールは前記縦方向リミッターに隣接し、前記横方向リミットホールは前記突起と前記横方向上で非間隙嵌合するように構成される
ことを特徴とする請求項1に記載の固定フレーム。
【請求項4】
前記縦方向リミッターの数は1つであり、前記本体の横方向の片側に設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の固定フレーム。
【請求項5】
前記縦方向リミッターの数は2つであり、前記本体の横方向に沿って分布する対向する両側に位置し、2つの前記縦方向リミッターは、前記磁気保持リレーの2つの対向配置された前記ヨークに挟持可能であり、且つ前記縦方向において前記ヨークと非間隙嵌合するように構成される
ことを特徴とする請求項1に記載の固定フレーム。
【請求項6】
前記横方向リミッターの数は複数であり、複数の前記横方向リミッターは前記本体の縦方向の片側に設けられ、複数の前記横方向リミッターは横方向に沿って配置され、複数の前記横方向リミッターの数は、前記磁気保持リレーのベースの前記取付孔の数以下となるように構成される
ことを特徴とする請求項2に記載の固定フレーム。
【請求項7】
前記横方向リミッターの縦方向に沿った寸法は、前記ベースの前記取付孔の縦方向に沿った寸法より小さく構成される
ことを特徴とする請求項2に記載の固定フレーム。
【請求項8】
前記本体は、前記第1表面及び前記第2表面をそれぞれ貫通する横方向リミットホールと接着剤滴下口をさらに有し、前記横方向リミットホールは前記縦方向リミッターに隣接し、前記接着剤滴下口は前記横方向リミッターに隣接する
ことを特徴とする請求項2に記載の固定フレーム。
【請求項9】
前記本体は、T字状であり、前記横方向に沿って延びる横方向部と、前記縦方向に沿って延びる縦方向部とを含み、前記縦方向部は前記横方向部の中央部から前記縦方向に沿って延びており、
前記縦方向リミッターは前記横方向部に位置し、前記横方向リミッターは前記縦方向部に位置する
ことを特徴とする請求項2に記載の固定フレーム。
【請求項10】
ベースと、
前記ベースに取り付けられ、回転軸を有する磁気鋼と、
前記ベースに固定的に設けられ、且つ前記磁気鋼の対向する両側に位置する2つのヨークと、
前記ヨークに設けられる横方向嵌合構造と、
固定フレームと、を備え、
前記固定フレームは、本体と、少なくとも1つの縦方向リミッターと、少なくとも1つの横方向リミット構造とを備え、
前記本体は、互いに対向する第1表面及び第2表面を有し、前記第1表面及び前記第2表面を貫通する軸孔をさらに有し、前記磁気鋼の前記回転軸が前記軸孔に穿設され、且つ前記軸孔内で回転でき、
少なくとも1つの前記縦方向リミッターは、前記本体の横方向の一側から反対側に亘って分布され、前記縦方向リミッターは縦方向に沿って対向配置された2つの縦方向リミット柱を含み、前記縦方向リミット柱は前記第1表面から前記第2表面から離れる方向に向かって突出し、2つの前記縦方向リミット柱は、前記ヨークを挟持し、且つ前記縦方向において前記ヨークと非間隙嵌合し、
少なくとも1つの前記横方向リミット構造は、前記本体に位置し、前記横方向リミット構造は横方向において前記横方向嵌合構造と非間隙嵌合し、
前記横方向は前記縦方向に垂直である
ことを特徴とする磁気保持リレー。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はリレー技術分野に関し、特に固定フレーム及び磁気保持リレーに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
磁気保持リレーは自動スイッチであり、回路に対してオンとオフの役割を果たしている。磁気保持リレーには、ベース、磁気鋼(永久磁石)、磁気鋼の両側に位置するアーマチュア、固定フレーム及びヨークが含まれる。磁気鋼はベースに設けられ、回転軸を有し、磁気保持リレーにパルス電圧を印加すると、磁気鋼の回転軸が回転し、アーマチュアが揺動して、アーマチュアとヨークが重ね接続される。固定フレームは磁気鋼をベースに固定するように構成され、回転軸が柔軟に回転できるようにするために、固定フレームには回転軸を通すための軸孔が設けられている。
【0003】
固定フレームには固定柱があり、磁気鋼を固定する際には、固定フレームの固定柱がベースに対応して設けられた孔に挿入され、磁気鋼の回転軸が固定フレームの軸孔を貫通する。しかし、ベースの構造が比較的に複雑であるため、ベースは製造過程で射出成形が不均一な場合があり、固定柱はベースの孔に完全に垂直に挿入できず、固定フレームに位置ずれが生じ、軸孔と磁気鋼の回転軸との間に応力が発生し、回転軸の回転に影響を及ぼし、ひいてはアーマチュアの揺動に影響を及ぼし、アーマチュアとヨークの重ね接続が不良になり、さらにリレーの電気的性能に影響を与える。
上記の背景技術部分に開示された情報は、本発明の背景に対する理解を強化することのみを目的としており、したがって、当業者に既に知られている関連技術を構成しない情報を含むことができる。
【発明の概要】
【0004】
本発明の実施例は固定フレーム及び磁気保持リレーを提供し、固定フレームは垂直且つ正確にベースに取り付けられ、磁気鋼の回転軸の回転に影響を与えず、アーマチュアとヨークの重ね接続が正確且つ安定になり、リレーの電気的性能を向上させる。
本発明の実施例は少なくとも磁気保持リレーの磁気鋼を固定するための固定フレームを提供し、前記固定フレームは、本体と、少なくとも1つの縦方向リミッターと、少なくとも1つの横方向リミット構造とを備える。前記本体は、互いに対向する第1面及び第2面を有し、前記第1面及び前記第2面を貫通する軸孔をさらに有し、前記軸孔は、前記磁気鋼の回転軸が前記軸孔内で回転できるように前記回転軸を取り付け、少なくとも1つの縦方向リミッターは、前記本体の横方向の一側から反対側に亘って分布され、前記縦方向リミッターは縦方向に沿って対向配置された2つの縦方向リミット柱を含み、前記縦方向リミット柱は前記第1表面から前記第2表面から離れる方向に向かって突出し、2つの前記縦方向リミット柱は、前記磁気保持リレーのヨークに挟持可能に配置され、且つ前記縦方向において前記ヨークと非間隙嵌合し、少なくとも1つの横方向リミット構造は、前記本体に位置し、前記横方向リミット構造は前記横方向において前記磁気保持リレーの横方向嵌合構造と非間隙嵌合することができ、前記横方向は前記縦方向に垂直である。
【0005】
本発明のいくつかの実施例では、前記横方向嵌合構造は、前記磁気保持リレーのベースの取付孔を含み、前記横方向リミット構造は横方向リミッターを含み、前記横方向リミッターは前記本体の縦方向に沿った一側に位置し、前記横方向リミッターは前記第1表面から前記第2表面から離れる方向に向かって突出し、前記横方向リミッターは、前記取付孔に挿入でき、且つ前記横方向において前記取付孔と非間隙嵌合するように構成される。
【0006】
本発明のいくつかの実施例では、前記横方向嵌合構造は、前記磁気保持リレーの前記ヨークに位置する突起を含み、前記固定フレームが前記磁気保持リレーに取り付けられるとき、前記突起は前記固定フレームに向かって突出し、前記横方向リミット構造は、前記第1表面と前記第2表面を貫通する横方向リミットホールを含み、前記横方向リミットホールは前記縦方向リミッターに隣接し、前記横方向リミットホールは前記突起と前記横方向上で非間隙嵌合するように構成される。
本発明のいくつかの実施例では、前記縦方向リミッターの数は1つであり、前記本体の横方向の片側に設けられる。
【0007】
本発明のいくつかの実施例では、前記縦方向リミッターの数は2つであり、前記本体の横方向に沿って分布する対向する両側に位置し、2つの前記縦方向リミッターは、前記磁気保持リレーの2つの対向配置された前記ヨークに挟持可能であり、且つ前記縦方向において前記ヨークと非間隙嵌合するように構成される。
【0008】
本発明のいくつかの実施例では、前記横方向リミッターの数は複数であり、複数の前記横方向リミッターは前記本体の縦方向の片側に設けられ、複数の前記横方向リミッターは横方向に沿って配置され、複数の前記横方向リミッターの数は、前記磁気保持リレーのベースの前記取付孔の数以下となるように構成される。
【0009】
本発明のいくつかの実施例では、前記横方向リミッターの縦方向に沿った寸法は、前記ベースの前記取付孔の縦方向に沿った寸法より小さく構成される。
【0010】
本発明のいくつかの実施例では、前記本体は、前記第1表面及び前記第2表面をそれぞれ貫通する横方向リミットホールと接着剤滴下口をさらに有し、前記横方向リミットホールは前記縦方向リミッターに隣接し、前記接着剤滴下口は前記横方向リミッターに隣接する。
(【0011】以降は省略されています)
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