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公開番号2024166093
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2024070463
出願日2024-04-24
発明の名称軟水化装置付き洗面化粧台
出願人株式会社ハウステック
代理人個人,個人,個人
主分類A47K 1/00 20060101AFI20241121BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】本発明は軟水化装置付き洗面化粧台の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の洗面化粧台は、床面に設置され、日用品の収納や、給水給湯排水配管スペースの空間を有する収納用下台と、収納用下台上方に載置されたカウンターと、カウンターから凹状に形成された、湯水を受けるための洗面ボウルと、洗面ボウルに湯水を吐水するための水栓を備えた洗面化粧台であって、水道水を軟水化するための陽イオン交換樹脂を内蔵した軟水化装置が、収納用下台に収納され、水栓の開閉弁が、軟水化装置の入口継手に接続され、水栓の吐出口が、軟水化装置の出口継手に接続され、陽イオン交換樹脂を再生するための再生水を供給する再生水供給部が、軟水化装置よりも上方に位置して入口継手に接続され、再生水を排水するための排水栓が、再生水供給部よりも下方に位置して出口継手に接続され、排水栓の排水口は、再生水を洗面ボウル内に排水するように配置されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
床面に設置され、日用品の収納や、給水給湯排水配管スペースの空間を有する収納用下台と、
前記収納用下台の上方に載置されたカウンターと、
前記カウンターから凹状に形成された、湯水を受けるための洗面ボウルと、
前記洗面ボウルに湯水を吐水するための水栓を備えた洗面化粧台であって、
水道水を軟水化するための陽イオン交換樹脂を内蔵した軟水化装置が、前記収納用下台に収納され、
前記水栓の開閉弁が、前記軟水化装置の入口継手に接続され、
前記水栓の吐出口が、前記軟水化装置の出口継手に接続され、
前記陽イオン交換樹脂を再生するための再生水を供給する再生水供給部が、前記軟水化装置よりも上方に位置して前記入口継手に接続され、
前記吐出口が、前記再生水供給部よりも下方に位置された
ことを特徴とする軟水化装置付き洗面化粧台。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
床面に設置され、日用品の収納や、給水給湯排水配管スペースの空間を有する収納用下台と、
前記収納用下台の上方に載置されたカウンターと、
前記カウンターから凹状に形成された、湯水を受けるための洗面ボウルと、
前記洗面ボウルに湯水を吐水するための水栓を備えた洗面化粧台であって、
水道水を軟水化するための陽イオン交換樹脂を内蔵した軟水化装置が、前記収納用下台に収納され、
前記水栓の開閉弁が、前記軟水化装置の入口継手に接続され、
前記水栓の吐出口が、前記軟水化装置の出口継手に接続され、
前記陽イオン交換樹脂を再生するための再生水を供給する再生水供給部が、前記軟水化装置よりも上方に位置して前記入口継手に接続され、
再生水を排水するための再生水排水口が、前記再生水供給部よりも下方に位置して前記出口継手に接続され、
前記再生水供給部と前記入口継手の間に、前記再生水供給部を開閉するための再生バルブが設けられ、
前記再生水排水口と出口継手の間に、前記再生水排水口を開閉するための排水弁が設けられていることを特徴とする軟水化装置付き洗面化粧台。
【請求項3】
前記入口継手が、前記軟水化装置に接続される第1接続部と、前記開閉弁からの配管が接続される第2接続部と、前記再生水供給部からの配管が接続される第3接続部を有し、前記第1接続部と前記第2接続部と前記第3接続部が連通している配管部材であり、
前記出口継手が、前記軟水化装置に接続される第4接続部と、前記吐出口への配管が接続される第5接続部と、前記再生水排水口への配管が接続される第6接続部を有し、前記第4接続部と前記第5接続部と前記第6接続部が連通している配管部材である
ことを特徴とする請求項2に記載の軟水化装置付き洗面化粧台。
【請求項4】
前記吐出口から前記第5接続部までの圧力損失が、前記再生水排水口から第6接続部までの圧力損失よりも大きい
ことを特徴とする請求項3に記載の軟水化装置付き洗面化粧台。
【請求項5】
前記再生水排水口は、再生水を前記洗面ボウル内に排水するように配置されているか、又は、前記吐出口からの吐水を前記洗面ボウルで受けて排水するための排水配管の一部に排水するように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の軟水化装置付き洗面化粧台。
【請求項6】
前記排水弁は、前記開閉弁が開き、前記吐出口から湯水が吐水されている間は閉じ、前記開閉弁が閉じ、前記吐出口から吐水していない間は開くことを特徴とする請求項2に記載の軟水化装置付き洗面化粧台。
【請求項7】
前記再生水供給部と前記入口継手の間に、前記入口継手から前記再生水供給部への逆流を防止するための逆止弁が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の軟水化装置付き洗面化粧台。
【請求項8】
前記洗面ボウルの上方に日用品の収納や鏡の保持のための鏡キャビネットが設けられ、
前記再生水供給部が、前記鏡キャビネットに内蔵され、前記軟水化装置が前記収納用下台に収容されていることを特徴とする請求項1~請求項7のいずれか一項に記載の軟水化装置付き洗面化粧台。
【請求項9】
前記再生水供給部は、上部が大気開放され、下部が配管を接続するための接続口を有する箱状のタンクと、前記タンクの内部に、前記タンクの底部から上方に離隔して設置された透水性のメッシュ部材で、上下に分割され、
前記メッシュ部材の上部に固形の再生剤が載置され、
前記タンクに水が前記メッシュ部材の上位まで投入され、一旦貯蔵されている間に、水と前記再生剤が接触し、前記再生剤が溶解して、再生水を生成する構造であることを特徴とする請求項1~請求項7のいずれか一項に記載の軟水化装置付き洗面化粧台。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗面化粧台に、水道水などの原水の硬度成分を除去し軟水化する軟水化装置を内蔵する技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に、水道水などの軟水化に陽イオン交換樹脂が用いられている。陽イオン交換樹脂は、使用を続けると交換能力が低下するため、再生水(例えば塩水)を通水して再生することが行われる。
陽イオン交換樹脂を備えた軟水化装置は、陽イオン交換樹脂の容量を多くすると大型化するが、陽イオン交換樹脂の再生頻度は少なくなる。一方、陽イオン交換樹脂の容量を少なくすると、装置は小型化するが、陽イオン交換樹脂の再生頻度が多くなる。
【0003】
軟水化された水は、硬度成分が除去されたことで、石けんと硬度成分が結合して生成される「石けんカス」の発生を抑制するという効果がある。さらに、それに伴い、石けんの泡立ちが良くなり、「水周りの汚れが少なくなる」、「石けんやシャンプー等の使用量が減る」、「髪や肌に優しい」といった効果を得ることができる。特に、シャワーを浴びた後、肌には石けんカスの残留がなく、皮脂膜と同じような脂肪酸に覆われるため、肌に優しい状態になる。
【0004】
軟水化装置を内蔵した洗面化粧台として、特許文献1に記載された技術が開示されている。
また、洗面化粧台に内蔵はされてはいないものの、洗面台や洗面器の下部に軟水化装置を配置した従来技術として、特許文献2、3に記載の技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2000-352088号公報
特開平11-10145号公報
特開2005-261991号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の技術は、軟水化装置を水栓の開閉弁よりも下流側で、水栓の吐水口よりも上流側に接続し、軟水化装置を洗面化粧台に内蔵し、扉付きのキャビネットを開けることなく、陽イオン交換樹脂の再生を実施するものである。
そのため、開閉弁の閉止によって、排水管に設けた弁と、塩水投入部の弁を開く構造であるので、軟水化装置内の残水は必ず捨てられるという問題があった。
軟水化装置が小型であれば、捨てる水量も少ないが、大型の場合に捨てる水量は許容できない水量となる。また、排水管は、洗面化粧台の排水トラップを有した排水管に接続しなければならず、接続工事に手間がかかることになる。
【0007】
特許文献2に記載の技術は、軟水器を洗面台の下に設置し、さらに陽イオン交換樹脂を再生するための塩水を供給する食塩水容器も洗面台の下に設置し、一つのバルブで内部通路を切り替える技術である。そのため、配管内エゼクターで食塩水を吸い上げる必要があるが、作動に必要な流量(流速)の確保が課題になる。また、エゼクターの通路の口径が小さいため、ごみかみが発生しやすいという問題があった。さらに、軟水器、食塩水容器ともに洗面台の下に露出していて外観が悪いという問題があった。
【0008】
特許文献3に記載の技術は、特許文献2に記載の技術同様、軟水器を洗面器の下に設置し、陽イオン交換樹脂の再生について、開閉弁の手動操作を除いて、電動化を図った技術である。再生の際、軟水器内の塩タンク内の塩水をエゼクターで吸引して軟水器に供給し、出口に接続されたシャワーホースから洗面器に排水するものである。
そのため、特許文献2に記載の技術と同様、エゼクターの使用に関し課題があった。また、軟水器自体も洗面台の下に露出していて外観が悪いという問題があった。
【0009】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、簡単な手動操作だけで、洗面化粧台で軟水を使うことができるとともに、軟水化装置や再生水供給部を含むすべての部材を洗面化粧台に内蔵した洗面化粧台の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、上述の課題を解決する手段として、以下の構成を有する。
(1)本発明に係る軟水化装置付き洗面化粧台は、床面に設置され、日用品の収納や、給水給湯排水配管スペースの空間を有する収納用下台と、前記収納用下台の上方に載置されたカウンターと、前記カウンターから凹状に形成された、湯水を受けるための洗面ボウルと、前記洗面ボウルに湯水を吐水するための水栓を備えた洗面化粧台であって、水道水を軟水化するための陽イオン交換樹脂を内蔵した軟水化装置が、前記収納用下台に収納され、前記水栓の開閉弁が、前記軟水化装置の入口継手に接続され、前記水栓の吐出口が、前記軟水化装置の出口継手に接続され、前記陽イオン交換樹脂を再生するための再生水を供給する再生水供給部が、前記軟水化装置よりも上方に位置して前記入口継手に接続され、前記吐出口が、前記再生水供給部よりも下方に位置されたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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