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公開番号
2024166053
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023219108
出願日
2023-12-26
発明の名称
電子機器、その肌質分析方法及び装置
出願人
深せん市宗匠科技有限公司
代理人
弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類
G06T
7/00 20170101AFI20241121BHJP(計算;計数)
要約
【課題】本願は、電子機器、その肌質分析方法及び装置を提供する。
【解決手段】肌質分析方法は、予め設定された時間帯内の若干フレームの画像を含む、目標肌箇所のビデオストリームを取得するように撮像装置を制御するステップと、ビデオストリームの若干フレームの画像から画像品質要求に合致する少なくとも1フレームの画像を選び出して少なくとも1フレームの目標画像とするステップと、少なくとも1フレームの目標画像により肌質分析を行って肌質分析結果を得るステップと、肌質分析結果を出力するステップとを含む。これにより、開放環境で、静的に画像を取得することではなく、ビデオストリームをリアルタイムで取得し、効率的で、無感覚の取得を実現し、ユーザ体験を向上させる。また、肌質分析のための全ての画像を同一品質レベル以上に制御することができ、肌質分析結果の安定性及び比較可能性を向上させ、画像自体の品質問題によるノイズ問題を解消し、肌質分析の正確度を向上させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電子機器に用いられる肌質分析方法において、
予め設定された時間帯内の若干フレームの画像を含む、目標肌箇所のビデオストリームを取得するように撮像装置を制御するステップと、
前記ビデオストリームの若干フレームの画像から画像品質要求に合致する少なくとも1フレームの画像を選び出して少なくとも1フレームの目標画像とするステップと、
前記少なくとも1フレームの目標画像により肌質分析を行って肌質分析結果を得るステップと、
前記肌質分析結果を出力するステップとを含むことを特徴とする、肌質分析方法。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
前記ビデオストリームの若干フレームの画像から画像品質要求に合致する少なくとも1フレームの画像を選び出して少なくとも1フレームの目標画像とする前記ステップは、
前記ビデオストリームから複数フレームの画像を抽出するステップと、
前記複数フレームの画像をそれぞれスコアリングして、各フレームの画像の画像品質スコアを得るステップと、
各フレームの画像の画像品質スコアにより前記複数フレームの画像から画像品質要求に合致する少なくとも1フレームの画像を選び出して前記少なくとも1フレームの目標画像とするステップとを含むことを特徴とする、請求項1に記載の肌質分析方法。
【請求項3】
各フレームの画像の画像品質スコアにより前記複数フレームの画像から画像品質要求に合致する少なくとも1フレームの画像を選び出して前記少なくとも1フレームの目標画像とする前記ステップは、
各フレームの画像の画像品質スコアにより前記複数フレームの画像から画像品質スコアが最も高い1フレーム又は画像品質スコアが相対的に最も高い少なくとも2フレームの画像を選び出して前記少なくとも1フレームの目標画像とするステップ、又は、
各フレームの画像の画像品質スコアにより前記複数フレームの画像から画像品質要求に合致する少なくとも1フレームの画像をランダムに選び出して前記少なくとも1フレームの目標画像とするステップを含むことを特徴とする、請求項2に記載の肌質分析方法。
【請求項4】
前記ビデオストリームの若干フレームの画像から画像品質要求に合致する少なくとも1フレームの画像を選び出して少なくとも1フレームの目標画像とする前記ステップは、
前記ビデオストリームから複数フレームの画像を抽出するステップと、
前記複数フレームの画像を1フレーム目の画像から順にスコアリングし、各フレームの画像をスコアリングして画像品質スコアを得た後、このフレームの画像の画像品質スコアが画像品質要求を満たすか否かを判断し、このフレームの画像の画像品質スコアが画像品質要求を満たすと、このフレームの画像を目標画像とすると決定するステップと、
このフレームの画像の画像品質スコアが画像品質要求を満たさないと、画像品質スコアが画像品質要求を満たす目標画像が決定されるまで、前記複数フレームの画像のうちの次のフレームの画像をスコアリングするステップとを含むことを特徴とする、請求項1に記載の肌質分析方法。
【請求項5】
当該複数フレームの画像から画像品質要求を満たす目標画像が見つからなかった時に、前記ビデオストリームから当該複数フレームの画像と異なる次のグループの複数フレームの画像を再度抽出し、そして画像品質要求を満たす目標画像が選び出されるまで、当該次のグループの複数フレームの画像の画像品質スコアリングを再度行うステップを更に含むことを特徴とする、請求項2~4のいずれか一項に記載の肌質分析方法。
【請求項6】
前記少なくとも一つの目標画像の画像品質スコアを出力するステップを更に含むことを特徴とする、請求項2~4のいずれか一項に記載の肌質分析方法。
【請求項7】
前記目標画像により肌質分析を行って肌質分析結果を得る前記ステップは、
前記目標画像が1フレームの目標画像である時に、当該目標画像に対して肌質分析を行って前記肌質分析結果を得るステップ、又は、
前記目標画像が複数フレームの目標画像である時に、前記複数フレームの目標画像に対してそれぞれ肌質分析を行って複数の分析結果を得、前記複数の分析結果により総合的に分析してから前記肌質分析結果を得るステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載の肌質分析方法。
【請求項8】
各フレームの画像に対して画像品質スコアリングを行うステップは、
各フレームの画像に対して、鮮明度、光照射度及び正面度のうちの少なくとも一種を含む少なくとも一つの次元から品質ラベリングを行って少なくとも一つのラベリング結果を得るステップと、
各フレームの画像のラベリング結果により各フレームの画像の画像品質スコアを得るステップとを含むことを特徴とする、請求項2~4、7のいずれか一項に記載の肌質分析方法。
【請求項9】
各フレームの画像に対して少なくとも一つの次元から品質ラベリングを行って少なくとも一つのラベリング結果を得る前記ステップの前に、
前記少なくとも一つの次元の異なる場合を包括している若干のトレーニング画像を入力するステップと、
前記若干のトレーニング画像によりインテリジェントスコアリングモデルのトレーニングを行うステップと、
前記インテリジェントスコアリングモデルのトレーニングが完了した後、各フレームの画像に対する画像品質スコアリングが各フレームの画像を前記インテリジェントスコアリングモデルに入力して画像品質スコアリングを行うことになるステップとを更に含むことを特徴とする、請求項8に記載の肌質分析方法。
【請求項10】
前記少なくとも1フレームの目標画像により肌質分析を行って肌質分析結果を得る前記ステップは、
ほうれい線、目の下のくま、毛穴、シワ、黒ニキビ、そばかすのうちの少なくとも一種を含む、各フレームの目標画像内のキーポイント情報を抽出するステップと、
前記少なくとも1フレームの目標画像内のキーポイント情報により肌質の良否を評価して前記肌質分析結果を得るステップとを含むことを特徴とする、請求項1に記載の肌質分析方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、美容の分野に関し、特に、電子機器、その肌質分析方法及び装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の肌分析方法においては、一般にAIアルゴリズムによって、入力された顔画像を直接処理し分析して、肌質の各項のパラメータ(粗さ、斑点、毛穴、シワ、ニキビ等)を得る。当該方法の作用過程において、画像品質が分析結果を非常に大きく左右し、同一人物が同一時間帯に測定分析を行う場合であっても、画像品質、例えば鮮明度、カメラまでの距離の遠近、傾き角度、光照射等の要因の影響によって、その分析結果間に大きな差異がある。このような画像品質のばらつきによる変動性により、肌質分析の有効性、異なる人物の測定結果及び同一人物の異なる回の測定結果の間の比較可能性が強くなくなる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本願は、少なくとも従来技術に存在する技術問題の一つを解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記技術問題を解決するために、本願の技術的解決手段は以下の通りである。
【0005】
第1態様において、本願は、電子機器に用いられる肌質分析方法において、
予め設定された時間帯内の若干フレームの画像を含む、目標肌箇所のビデオストリームを取得するように撮像装置を制御するステップと、
前記ビデオストリームの若干フレームの画像から画像品質要求に合致する少なくとも1フレームの画像を選び出して少なくとも1フレームの目標画像とするステップと、
前記少なくとも1フレームの目標画像により肌質分析を行って肌質分析結果を得るステップと、
前記肌質分析結果を出力するステップとを含む肌質分析方法を提供する。
【0006】
第2態様において、本願は、プロセッサ、メモリ及び撮像装置を備え、前記撮像装置と前記メモリがそれぞれ前記プロセッサに電気的に接続され、前記メモリにコンピュータプログラムが記憶されており、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行して、肌質分析方法のステップ、即ち、
予め設定された時間帯内の若干フレームの画像を含む、目標肌箇所のビデオストリームを取得するように撮像装置を制御するステップと、
前記ビデオストリームの若干フレームの画像から画像品質要求に合致する少なくとも1フレームの画像を選び出して少なくとも1フレームの目標画像とするステップと、
前記少なくとも1フレームの目標画像により肌質分析を行って肌質分析結果を得るステップと、
前記肌質分析結果を出力するステップとを実行する電子機器を提供する。
【0007】
第3態様において、本願は、一つのプロセッサによって実行されて、肌質分析方法のステップ、即ち、
予め設定された時間帯内の若干フレームの画像を含む、目標肌箇所のビデオストリームを取得するように撮像装置を制御するステップと、
前記ビデオストリームの若干フレームの画像から画像品質要求に合致する少なくとも1フレームの画像を選び出して少なくとも1フレームの目標画像とするステップと、
前記少なくとも1フレームの目標画像により肌質分析を行って肌質分析結果を得るステップと、
前記肌質分析結果を出力するステップとを実行することができるコンピュータプログラムを記憶しているコンピュータ可読記憶媒体を更に提供する。
【0008】
第4態様において、本願は、
予め設定された時間帯内の若干フレームの画像を含む、目標肌箇所のビデオストリームを取得するように撮像装置を制御するために用いられる取得制御モジュールと、
前記ビデオストリームの若干フレームの画像から画像品質要求に合致する少なくとも1フレームの画像を選び出して少なくとも1フレームの目標画像とするために用いられる画像選択モジュールと、
前記少なくとも1フレームの目標画像により肌質分析を行って肌質分析結果を得るために用いられる肌質分析モジュールと、
前記肌質分析結果を出力するために用いられる出力制御モジュールとを備える肌質測定装置を更に提供する。
【発明の効果】
【0009】
従来技術に比べると、本願の有用な効果は以下の通りである。
これにより、開放環境で、静的に画像を取得することではなく、ビデオストリームをリアルタイムで取得し、効率的で、無感覚の取得を実現し、ユーザ体験を向上させる。また、肌質分析のための全ての画像を同一品質レベル以上に制御することができ、肌質分析結果の安定性及び比較可能性を向上させ、画像自体の品質問題によるノイズ問題を解消し、肌質分析の正確度を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本願の一実施例における電子機器のモジュール模式図である。
本願の一実施例における肌質分析方法の模式的なフローチャートである。
本願の一実施例でフレーム画像をラベリングする各種の場合の統計例である。
本願の別の実施例における肌質分析方法の模式的なフローチャートである。
本願の一実施例で提供される肌質分析装置のモジュール模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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