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公開番号
2024166006
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023116891
出願日
2023-07-18
発明の名称
2液型ポンプ液体冷却放熱装置
出願人
個人
代理人
弁理士法人服部国際特許事務所
主分類
G06F
1/20 20060101AFI20241121BHJP(計算;計数)
要約
【課題】2液型ポンプ液体冷却放熱装置を提供する。
【解決手段】2液型ポンプ液体冷却放熱装置は、2つの液体ボックス10、20と、2つの液体ボックスの間に並列された複数のラジエーターチューブ組30、40とを含む。そのうち、一つの液体ボックスの内部が空気遮断空間11によって、熱液チャンバー12と、冷却液体チャンバー13、23とを仕切って、第1液体口を設け、もう一つの液体ボックス10、20の内部が液体仕切り板によって、熱液チャンバー12、22と、冷却液体チャンバー13、23とを仕切り、第2液体口を設ける。ラジエーターチューブ組30、40の長さと、ファン80の数を増やすことができ、長さ増加による流量低下及び液体口での過大負荷の課題を克服できるほか、冷熱チャンバーの隣接によって、熱が冷却液体に伝動されることを防げる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1液体ボックス(10)と、第2液体ボックス(20)と、第1ラジエーターチューブ組(30)と、第2ラジエーターチューブ組(40)とを備え、
前記第1ラジエーターチューブ組と、前記第2ラジエーターチューブ組とを前記第1液体ボックスと、前記第2液体ボックスとの間に前後に並列され、前記第1ラジエーターチューブ組と前記第2ラジエーターチューブ組がそれぞれ上下して間隔を開けて複数のフラットチューブ(41)を配列し、前記フラットチューブ上下の両面に放熱フィン(32、42)が溶接され、前記フラットチューブの第1端をそれぞれ前記第1液体ボックスに連絡し、第2端をそれぞれ前記第2液体ボックスに連絡され、
前記第1液体ボックスの内部に空気遮断空間(11)を設け、前記空気遮断空間によって、前記第1液体ボックスの内部を第1熱液チャンバー(12)と、第1冷却液チャンバー(13)とを仕切り、前記第1熱液チャンバーの空間は前記第1冷却液体チャンバーの空間より小さく、前記第1液体ボックスの壁に前記第1熱液チャンバーに連絡する液体入口孔(14)と、前記第1冷却液チャンバーに連絡する前記第1冷却液体チャンバーの液体出口孔(15)を有し、前記第1液体ボックス内部に第1液体ポンプ(50)を設け、前記第1液体ポンプによって、冷却液体を前記液体入口孔より前記第1熱液チャンバー経由して、前記第1ラジエーターチューブ組の前記フラットチューブ組より、前記第2液体ボックスに流れ、前記第2液体ボックスに流された冷却液体が前記第1ラジエーターチューブ組の各前記フラットチューブ組を経由して、前記第2液体ボックスに流し、前記第2液体ボックスに流された冷却液体を前記第2ラジエーターチューブ組の前記液体出口孔に流され、
前記第2液体ボックスの内部に第2液体仕切り板(21)を設け、前記第2液体仕切り板によって、前記第2液体ボックスを第2熱液チャンバー(22)と、第2冷却液体チャンバー(23)とを仕切られ、前記第2液体ボックスの内部に第2液体ポンプ(60)を設け、前記第2液体ポンプによって、前記第1ラジエーターチューブ組の前記フラットチューブ内部の冷却液体を前記第2熱液チャンバー流してから前記第2冷却液体チャンバーに流すと共に、前記第2冷却液体チャンバーの冷却液体を前記第2ラジエーターチューブ組それぞれの前記フラットチューブに流した後、再び前記第1液体ボックスの前記第1冷却チャンバーに流すことを特徴とする、2液型ポンプ液体冷却放熱装置。
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【請求項2】
前記第1液体ポンプが前記第1冷却チャンバーに位置していて、前記第2液体ポンプが前記第2冷却液体チャンバーに位置することを特徴とする、請求項1記載の2液型ポンプ液体冷却放熱装置。
【請求項3】
前記空気遮断空間が屈折状の空間を形成していて、前記空気遮断空間の一端が前記第1液体ボックスの前壁部内面に隣接し、前記空気遮断空間の他端が前記第1液体ボックス片側の内壁に隣接し、前記空気遮断空間の下端部が前記第1液体ボックス下部壁の内面に隣接することを特徴とする、請求項2記載の2液型ポンプ液体冷却放熱装置。
【請求項4】
前記第1液体ボックスと、前記第2液体ボックスはそれぞれ、ボックス本体(24)と、ボックス蓋(25)より組み合わされ、前記ボックス本体は上端が開口した矩形のボックス体であり、前記ボックス蓋は上端の開口を覆う矩形の前記ボックス蓋であり、前記第1液体ボックスの前記ボックス本体の前壁には、前記液体入口孔と、前記液体出口孔が設けられ、前記液体入口孔と、前記液体出口孔はそれぞれ、クイックリリースチューブ(151)に結合されており、前記第1ボックス本体と、前記第2液体ボックスのボックス体が対応する側壁はそれぞれ、第1ラジエーターチューブ挿入孔(18)と、第2ラジエーターチューブ挿入孔(19)とを設けられ、前記第1ラジエーターチューブ組と、前記第2ラジエーターチューブ組の前記フラットチューブはそれぞれ、前記第1ラジエーターチューブ挿入孔と、前記第2ラジエーターチューブに挿入することを特徴とする、請求項1記載の2液型ポンプ液体冷却放熱装置。
【請求項5】
前記空気遮断空間は、間隔を開けて配列する熱液体屈折仕切り板(111)と、冷却液体屈折仕切り板(112)とを含み、前記熱液体屈折仕切り板と、前記冷却液体屈折仕切り板の一端をそれぞれ、前記液体入口孔と、前記液体出口孔との間の前壁内側に溶接され、他端はそれぞれ、前記第1ラジエーターチューブ挿入孔と、前記第2ラジエーターチューブ挿入孔との間の第1液体ボックス側壁の内面に溶接され、その下端はそれぞれ、前記第1液体ボックス底壁の内面に溶接することによって、前記空気遮断空間を前記熱液屈折仕切り板と、前記冷却液体屈折仕切り板との間に位置することを特徴とする、請求項4記載の2液型ポンプ液体冷却放熱装置。
【請求項6】
前記ボックス蓋の内面は液体ポンプベース(171)を凸設され、前記ボックス蓋の外面は前記液体ポンプベースに伸ばされた液体チャンバーを凹設され、前記第1液体ポンプを前記第1液体ボックスの前記ボックス蓋の液体ポンプチャンバー(172)に設け、前記第2液体ポンプチャンバーを前記第2液体ボックスの前記ボックス蓋の前記液体ポンプチャンバーに設け、前記第1液体ボックスの前記液体チャンバー内部に第1入口(173)と、第1出口(174)とを設け、前記第1入口が前記第1液体チャンバーに連絡し、前記第1出口が前記液体出口孔の前記クイックリリースチューブに接続され、前記第2液体ボックスの前記液体チャンバー内部に第2入口(253)と、第2出口(254)とを有しており、前記第2出口が前記第2熱液チャンバーに連絡し、前記第2出口が前記第2冷却液体チャンバーに連絡することを特徴とする、請求項4記載の2液型ポンプ液体冷却放熱装置。
【請求項7】
2つのファンラック(70)と複数のファンをさらに含む、2つの前記ファンラックを前記第1ラジエーターチューブ組と、前記第2ラジエーターチューブ組の上下の両端に配列していて、空気入力端と、空気出力端とを形成し、前記ファンを前記空気入力端に設けられた2つの前記ファンラックに並列して固定され、前記放熱フィンの空気入力端に送風することを特徴とする、請求項1記載の2液型ポンプ液体冷却放熱装置。
【請求項8】
請求項1記載の2液型冷却放熱ラジエーターと、液体冷却ヘッド(200)と、2つの冷却液体チューブ(300)とを含み、前記液体冷却ヘッドは、プロセッサー(500)の表面への貼り付けに用いられ、2つの前記液体チューブの一端をそれぞれ、前記液体冷却ヘッドに接続され、2つの前記液体チューブの他端をそれぞれ、前記クイックリリースチューブに接続することを特徴とする、2液型ポンプ液体冷却放熱装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は液体冷却放熱装置に関し、特にサーバーに適用して、プロセッサーを冷却させる、2液型ポンプ液体冷却放熱装置に関する。
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【背景技術】
【0002】
従来のサーバープロセッサーを稼働すると熱が放出されるので、より良い冷却効果の液体冷却システムを使用しなければならない。公知液体冷却システム(例えば、特許文献1によれば、閉鎖型液体循環システムであって、液体冷却ヘッドと、ラジエーター(Radiator)と、液体口と、液体冷却ヘッドとラジエーターと液体ポンプとの間に連結する液体チューブとを組み合わされ、ラジエーターに分流ボックスと、リターンボックスと、分流ボックス及びリターンボックスとの間に接続する放熱ラジエーターと、放熱フィンとを有しており、一般に、分流ボックスの内部が金属製仕切り板によって、熱液チャンバーと、冷却液体チャンバーを仕切られている。
【0003】
米国特許第US20090044929号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述した公知液体冷却ラジエーターのラジエーターチューブが短く、一つのみの液体ポンプで液体をその内部で流すことはできる。しかし、放熱ラジエーターチューブは短いため、液体がラジエーターチューブに流れた後に冷却液体を所望の低い温度に引き下げることはできない。液体冷却ヘッドに戻した場合は、冷却効率の低下及び冷却液体に熱蓄積の課題が残る。そこで、この課題を解決するため、ラジエーターチューブと放熱フィンを長くするほかに、ファンの数を増やすなど、液体をラジエーターチューブ内部でより長い流動時間によって、温度を下げさせる。しかし、このようなやり方では、ラジエーターチューブ内部の冷却液体の量が不足して、液体冷却ラジエーターにいずれか一つの液体口の負荷超過になりかねない。
【0005】
このほか、熱液が熱液チャンバーにおいて、金属製仕切り板を介して冷却チャンバーの冷却液体に伝導して、冷却後の冷却液体が加熱しまう結果となる。一方、公知熱液チャンバーと冷却液体チャンバーとの空間が同じであるため、熱液はすばやく熱液チャンバーを通過して放熱ラジエーターに流すことができないことから、熱液の熱エネルギーが分流ボックに蓄積され、その熱エネルギーを冷却ラジエーターの前面(放熱ラジエーターの前面を含む)に伝わり、放熱後の冷却液体が再び加熱されてしまう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上述に鑑みてなされたものであり、その目的は、2液型ポンプラジエーターと液体冷却放熱装置を提供することにある。2液型ポンプラジエーターは、第1液体ボックスと、第2液体ボックス及び第1液体ボックスと、第2液体ボックスとの間に接続する第1ラジエーターチューブ組と、第2ラジエーターチューブ組とを含む、第1液体ボックスと、第2液体ボックスの内部はそれぞれ、液体口部を設けることによって、第1液体ボックスと、第2液体ボックスの液体口部が作業液体を流動させ放熱させる。
【0007】
本発明の目的は、2液型ポンプ液体冷却放熱装置ラジエーターと液体冷却放熱装置を提供することにある。2液型ポンプラジエーターの第1液体ボックス内部の空気遮断空間設計によって、第1液体ボックスに流された熱液が放熱済みの冷却液体に伝われない。
【0008】
本発明のもう一つの目的は、2液型ポンプ液体冷却放熱装置ラジエーターと液体冷却放熱装置を提供する。2液型ポンプラジエーターの第1液体ボックス内部の空間設計によって、第1液体ボックスに流された熱液を素早く第1ラジエーターチューブ組に流すことができる。
【発明の効果】
【0009】
(一)本発明の2液型ポンプ液体冷却放熱装置は、第1ラジエーターチューブ組と、第2ラジエーターチューブ組の合計長さとファンの数を増やすことで、全体の放熱効果を向上できるとともに、第1ラジエーターチューブ組と、第2ラジエーターチューブ組が長すぎることによる流量低下と、一つのみの液体ポンプの過大負荷を避けられる。
【0010】
本発明の空気遮断空間は、熱液チャンバー本の熱液が冷却液体チャンバーの冷却液体への伝わりを阻止し、温度を下げられた冷却液体が再び加熱されことを防ぎ、液体冷却ヘッドの冷却効果を向上できる。
(【0011】以降は省略されています)
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