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公開番号
2024166005
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023113514
出願日
2023-07-11
発明の名称
バチルス・シアメンシス菌の株及びその用途
出願人
湖南省野菜研究所
,
山東中新農業発展有限公司
代理人
個人
主分類
C12N
1/20 20060101AFI20241121BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】微生物防除におけるバチルス・シアメンシス菌の株及びその用途を提供する。
【解決手段】特にバチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50の株を開示する。バチルス・シアメンシス菌KD50を含有する懸濁液を提供し、該懸濁液は、病原菌の発育阻止に用いられる。特にマルソニア・マリ菌(Marssonina mali)、スクレロチニア・スクレロチオルム菌(Sclerotinia sclerotiorum)及びピシウム・アファニデルマータム菌(Pythium aphanidermatum)に対する防除効果は80%以上に達し、それぞれ80.39%、100%、80.59%である。前記バチルス・シアメンシス菌KD50を含有する懸濁液を含む、生物防除種子コーティング剤、前記懸濁液からなる、水溶性生物有機肥料も提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
バチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50の株であって、前記バチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50の受託番号は、CCTCC NO: M 2023289であり、受託日は、2023年3月10日であり、寄託機関は、中国典型培養物保蔵センターであり、寄託機関の住所は、中華人民共和国・武漢市・武漢大学である、
ことを特徴とするバチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50の株。
続きを表示(約 2,800 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のバチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50を含有する、
懸濁液。
【請求項3】
前記懸濁液の調製方法は、
(1)菌株の活性化:バチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50をLB固体培地に接種し、28℃で1~2日間培養する工程と、
(2)発酵種培養:上記の活性化された菌株を液体培地に接種し、33~39℃で振盪機内で170~200r/minで24時間振盪培養して、バチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50の種菌液を調製する工程と、
(3)発酵:バチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50の種菌液を発酵培地に接種し、33~39℃で振盪機内で170~200r/minで24~48時間振盪培養して、バチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50の懸濁液を調製する工程と、
を含むことを特徴とする請求項2に記載の懸濁液。
【請求項4】
前記工程(2)における液体培地が、大豆粕2%、酵母粉末1%、及び硫酸マグネシウム7水和物1%である、
ことを特徴とする請求項3に記載の懸濁液。
【請求項5】
前記工程(3)における発酵培地が、大豆粕2%、酵母粉末1%、及び硫酸マグネシウム7水和物1%である、
ことを特徴とする請求項3に記載の懸濁液。
【請求項6】
請求項1に記載のバチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50、又は請求項2~5の何れか一項に記載の懸濁液の用途であって、
病原菌の発育阻止に用いられる、
用途。
【請求項7】
前記病原菌は、ペニシリウム・ディジタータム菌(Penicillium digitatum)、ゲオトリクム・カンジダム菌(Geotrichum candidum)、ペニシリウム・イタリクム菌(Penicillium italicum)、リゾクトニア・ソラニ菌(Rhizoctonia solani Kola)、ステンフィリウム・ソラニ菌(Stemphylium solani Weber)、フザリウム・ベルチシリオイデス菌(Fusarium verticillioide)、フザリウム・プロリフェラタム菌(Fusarium proliferatum(matsush.)Nirenberg)、フザリウム・フジクロイ菌(Fusarium fujikuroi)、コリネスポラ・カッシイコラ菌(Corynespora cassiicola)、マルソニア・マリ菌(Marssonina mali)、スクレロチニア・スクレロチオルム菌(Sclerotinia sclerotiorum)、ボトリオスフェリア・ドチデア菌(Botryosphaeria dothidea)、ゴイマノミセス・グラミニス菌(Gaeumannomyces graminsis)、フィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans)、シリンドロカルポン菌(Cylindrocarpon)、ネオペスタロチオプシス・フォルミカルム菌(Neopestalotiopsis formicarum)、コレトトリカム・グロエオスポリオイデス菌(Colletotrichum gloeosporioides)、及びピシウム・アファニデルマータム菌(Pythium aphanidermatum)のうちの少なくとも1つである、
ことを特徴とする請求項6に記載の用途。
【請求項8】
請求項1に記載のバチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50、又は請求項2~5の何れか一項に記載の懸濁液からなる、
病原菌発育阻止剤。
【請求項9】
前記病原菌は、ペニシリウム・ディジタータム菌(Penicillium digitatum)、ゲオトリクム・カンジダム菌(Geotrichum candidum)、ペニシリウム・イタリクム菌(Penicillium italicum)、リゾクトニア・ソラニ菌(Rhizoctonia solani Kola)、ステンフィリウム・ソラニ菌(Stemphylium solani Weber)、フザリウム・ベルチシリオイデス菌(Fusarium verticillioide)、フザリウム・プロリフェラタム菌(Fusarium proliferatum(matsush.)Nirenberg)、フザリウム・フジクロイ菌(Fusarium fujikuroi)、コリネスポラ・カッシイコラ菌(Corynespora cassiicola)、マルソニア・マリ菌(Marssonina mali)、スクレロチニア・スクレロチオルム菌(Sclerotinia sclerotiorum)、ボトリオスフェリア・ドチデア菌(Botryosphaeria dothidea)、ゴイマノミセス・グラミニス菌(Gaeumannomyces graminsis)、フィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans)、シリンドロカルポン菌(Cylindrocarpon)、ネオペスタロチオプシス・フォルミカルム菌(Neopestalotiopsis formicarum)、コレトトリカム・グロエオスポリオイデス菌(Colletotrichum gloeosporioides)、及びピシウム・アファニデルマータム菌(Pythium aphanidermatum)のうちの少なくとも1つである、
ことを特徴とする請求項8に記載の病原菌発育阻止剤。
【請求項10】
請求項1に記載のバチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50、又は請求項2~5の何れか一項に記載の懸濁液からなる、柑橘のペニシリウム・ディジタータム菌による病害、柑橘のゲオトリクム・カンジダム菌による病害、柑橘のペニシリウム・イタリクム菌による病害、タバコの斑点病、トマトの葉斑病、ナスのフザリウム・ベルチシリオイデスLA-1菌による病害、ナスのフザリウム・プロリフェラタムLQ-1菌による病害、ナスのフザリウム・フジクロイ菌による病害、キュウリの斑点病、りんごの褐斑病、アブラナの菌核病、ヒッコリーの乾腐病、小麦のテイクオール病、ジャガイモの疫病、ヤクヨウニンジンのさび病、ヤシの灰斑病、テッピセッコクの炭疽病、トウモロコシの茎腐病を防除する、
薬剤。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、植物病害の防除の技術分野に係り、具体的には、バチルス・シアメンシス菌の株及びその用途に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
微生物的防除とは、微生物の作用により、寄生、溶菌、抵抗力の活性化などの様々な方法によって、病原体の活性を抑制する病害防除方法を指す。従来、化学農薬の大規模乱用は、植物病害の問題を根本から解決できなかっただけでなく、環境汚染の深刻化や病原菌の薬剤耐性の拡大など多くの悪影響をもたらし、人々の生活に深刻な影響を及ぼした。微生物的防除には、豊かな資源、低投入、無汚染などの様々な利点がある。したがって、微生物農薬の開発はますます注目を集めており、広い将来性がある。
【0003】
バチルス・シアメンシス菌Bacillus siamensisは、2010年に刊行物『International Journal of Systematic and Eevolutionary Microbiology』によって有効な種名として記載され、バチルス科のバチルス属に属す。研究によると、バチルス属は極限条件でも生存することができ、植物病害の防除、原油の分解、土壌中化合物の分解などに利用でき、その応用に広い将来性がある。バチルス・シアメンシス菌は、通常な病害真菌に対して強い拮抗力を持っており、特にアルテルナリア・テヌイッシマ菌(Alternaria tenuissima)に対する相対拮抗効率は85.3%と高く、フザリウム属のフザリウム・グラミネアラム菌(Fusarium graminearum)、フザリウム・ソラニー菌(F. solani)、及びフザリウム・オキシスポラム菌(F. oxysporum)に対して約80%の拮抗作用を持っており、シュードモナス・ソラナセラム菌(Pseudomonas solanacearum)、ボトリオスフェリア・ドチデア菌(Botryosphaeria dothidea)、ボトリチス・シネレア菌(Botrytis cinerea)などに対して強い拮抗性を示しており、ピタヤ炭疽病菌(Colletotrichum gloeosporioides)、リゾクトニア・ソラニ菌(Rhizoctonia solani)、白絹病菌(Sclerotium rolfsii)、黒斑病菌(Alternaria kikuchiana)、トウガラシの疫病菌(Phytophthora capsici)、リゾクトニア・ソラニ菌(Rhizoctonia solani)、イネいもち病菌(Magnaporthe grisea)、及びペロノフィトラ・ライチ(Peronophythora litchii)に対しても良好な拮抗活性を示している。化学農薬の使用を減らすために、微生物防除におけるバチルス・シアメンシス菌の新しい方向性を見出すことが特に重要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
化学農薬の使用を減らし、微生物防除におけるバチルス・シアメンシス菌の新しい方向性を見出すために、本発明は以下の技術的解決手段を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
バチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50の株であって、前記バチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50の受託番号は、CCTCC NO: M 2023289であり、受託日は、2023年3月10日であり、寄託機関は、中国典型培養物保蔵センター(China Center for Type Culture Collection)であり、寄託機関の住所は、中華人民共和国・武漢市・武漢大学である。
【0006】
バチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50を含有する懸濁液であって、前記バチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50の懸濁液内のバチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50の含有量は35億個/mlである。
【0007】
好ましくは、前記懸濁液の調製方法は、
(1) 菌株の活性化:バチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50をLB固体培地に接種し、28℃で1~2日間培養する工程と、
(2)発酵種培養:上記の活性化された菌株を液体培地に接種し、33~39℃で振盪機内で170~200r/minで24時間振盪培養して、バチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50の種菌液を調製する工程と、
(3)発酵:バチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50の種菌液を発酵培地に接種し、33~39℃で振盪機内で170~200r/minで24~48時間振盪培養して、バチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50の懸濁液を調製する工程と、を含む。
【0008】
好ましくは、前記工程(2)における液体培地が、大豆粕2%、酵母粉末1%、及び硫酸マグネシウム7水和物1%である。
【0009】
好ましくは、前記工程(3)における発酵培地が、大豆粕2%、酵母粉末1%、及び硫酸マグネシウム7水和物1%である。
【0010】
バチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50、又はバチルス・シアメンシス菌(Bacillus siamensis)KD50を含有する懸濁液の用途であって、病原菌の発育阻止に用いられる用途。
(【0011】以降は省略されています)
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