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公開番号
2024165986
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023082636
出願日
2023-05-18
発明の名称
管理装置、管理装置の制御方法、及び、管理システム
出願人
株式会社HKSK
代理人
弁理士法人ドライト国際特許事務所
主分類
G06Q
50/18 20120101AFI20241121BHJP(計算;計数)
要約
【課題】二次利用商品を管理することができる管理装置、管理装置の制御方法、及び、管理システムを提供する。
【解決手段】管理装置1は、分散型管理システム10に記録される非代替性トークンを用いて、一次コンテンツが素材として利用されて作製された二次利用商品11を管理する。管理装置1は、管理装置1と通信可能であり、二次利用商品11の販売者により操作される販売者端末2から、一次コンテンツに関する情報と、二次利用商品11に関する設定情報と、を含み、二次利用商品11に対応する非代替性トークンの発行要求を受信し、販売者端末2からの発行要求に応じて、販売者を二次利用商品11の所有者とした、非代替性トークンを分散型管理システム4に発行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
分散型管理システムに記録される非代替性トークンを用いて、一次コンテンツが素材として利用されて作製された二次利用商品を管理する管理装置であって、
前記管理装置と通信可能であり、前記二次利用商品の販売者により操作される販売者端末から、前記一次コンテンツに関する情報と、前記二次利用商品に関する設定情報と、を含み、前記二次利用商品に対応する前記非代替性トークンの発行要求を受信し、
前記販売者端末からの前記発行要求に応じて、前記販売者を前記二次利用商品の所有者とした、前記非代替性トークンを前記分散型管理システムに発行する、管理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記設定情報に基づいて前記二次利用商品の参考価格を算出し、前記算出した参考価格を、前記販売者端末に対して提供する、請求項1に記載の管理装置。
【請求項3】
前記設定情報は、前記二次利用商品の取引価格に関する価格情報を含み、
前記価格情報を基準として、前記参考価格を算出する、請求項2に記載の管理装置。
【請求項4】
前記設定情報は、前記二次利用商品の流通量に関する数量情報を含み、
前記数量情報から前記二次利用商品の流通量が少ないと判断する場合には、前記二次利用商品の流通量が多いと判断する場合よりも、前記参考価格をより高く算出する、請求項2に記載の管理装置。
【請求項5】
前記設定情報は、前記二次利用商品の流通量に関する数量情報を含み、
前記数量情報から前記二次利用商品の流通量が多いと判断する場合には、前記二次利用商品の流通量が少ないと判断する場合よりも、前記参考価格をより低く算出する、請求項2に記載の管理装置。
【請求項6】
前記設定情報は、前記二次利用商品の特徴を示す特徴情報を含み、
前記参考価格の算出対象の前記二次利用商品の特徴情報に、過去に高価格で取引された前記二次利用商品に含まれる高価格特徴情報が含まれる場合には、前記二次利用商品の特徴情報に、前記高価格特徴情報が含まれない場合よりも、前記参考価格をより高く算出する、請求項2に記載の管理装置。
【請求項7】
前記設定情報は、前記二次利用商品の特徴を示す特徴情報を含み、
前記参考価格の算出対象の前記二次利用商品の特徴情報に、過去に高価格で取引された前記二次利用商品に含まれる高価格特徴情報が含まれない場合には、前記二次利用商品の特徴情報に、前記高価格特徴情報が含まれる場合よりも、前記参考価格をより低く算出する、請求項2に記載の管理装置。
【請求項8】
前記設定情報に加えて、前記分散型管理システムに記録されている分散型管理システム情報に基づいて参考価格を算出する、請求項2に記載の管理装置。
【請求項9】
前記二次利用商品は、現実世界で流通する商品である、請求項1に記載の管理装置。
【請求項10】
前記二次利用商品は、その所有者が仮想世界で自身のアバターに付随させるアイテムである、請求項7に記載の管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、管理装置、管理装置の制御方法、及び、管理システムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、偽造や改ざんが難しい分散型管理システムの一例であるブロックチェーン技術においては、暗号資産(仮想通貨)に用いられる代替性トークン(FT:Fungible Token)に加えて、一意かつ代替不可能な非代替性トークン(NFT:Non-Fungible Token)が注目されている。例えば、デジタルアートをNFTと紐づけることで、デジタルアートの流通過程における正当な所有者の確認が容易になり、不正規な複製の流通を防止することができる(例えば、特許文献1)。このようなNFT技術は汎用性が高く、デジタルアートに限らず幅広いコンテンツに対して適用できるため、注目されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-166028号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
デジタルアートに限らず、漫画等の任意のコンテンツは二次利用される場合があり、例えば、NFTを用いて管理されるコンテンツ(一次コンテンツ)についても、衣服等のデザインの素材として利用され、二次利用商品が製造販売されることも考えられる。さらに、近年、メタバースと称される三次元の仮想世界におけるサービスが注目されており、現実世界に加えてメタバース内でも、一次コンテンツを衣服等のアイテムのデザインの素材として利用した二次利用商品が流通することも考えられる。そのため、NFTを用いて管理される一次コンテンツと同様に、二次利用商品についても不正規な複製の流通を防止することが望ましく、二次利用商品を管理可能な技術の開発が期待されている。
【0005】
本願はこのような課題を鑑みてなされたものであり、二次利用商品を管理することができる管理装置、管理装置の制御方法、及び、管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の管理装置は、分散型管理システムに記録される非代替性トークンを用いて、一次コンテンツが素材として利用されて作製された二次利用商品を管理する。管理装置は、管理装置と通信可能であり、二次利用商品の販売者により操作される販売者端末から、一次コンテンツに関する情報と、二次利用商品に関する設定情報と、を含み、二次利用商品に対応する非代替性トークンの発行要求を受信し、販売者端末からの発行要求に応じて、販売者を二次利用商品の所有者とした、非代替性トークンを分散型管理システムに発行する。
【0007】
本発明の一態様の管理装置の制御方法は、分散型管理システムに記録される非代替性トークンを用いて、一次コンテンツが素材として利用されて作製された二次利用商品を管理する方法である。管理装置は、管理装置と通信可能であり、二次利用商品の販売者により操作される販売者端末から、一次コンテンツに関する情報と、二次利用商品に関する設定情報と、を含み、二次利用商品に対応する非代替性トークンの発行要求を受信し、販売者端末からの発行要求に応じて、販売者を二次利用商品の所有者とした、非代替性トークンを分散型管理システムに発行する。
【0008】
本発明の一態様の管理システムは、分散型管理システムに記録される非代替性トークンを用いて、一次コンテンツが素材として利用されて作製された二次利用商品を管理する管理装置と、管理装置と通信可能であり、二次利用商品の販売者により操作される販売者端末と、を有するシステムである。販売者端末は、一次コンテンツに関する情報と、二次利用商品に関する設定情報と、を含み、二次利用商品に対応する非代替性トークンの発行要求を、管理装置に送信する。管理装置は、販売者端末からの発行要求に応じて、販売者を二次利用商品の所有者とした、非代替性トークンを分散型管理システムに発行する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様の管理装置、管理装置の制御方法、及び、管理システムによれば、一次コンテンツが素材として利用されて作製された二次利用商品が対応付けられ、販売者を二次利用商品の所有者とした非代替性トークンが分散型管理システムに発行される。非代替性トークンは分散型管理システムで非代替的に記録されているという特徴を有するため、二次利用商品の売買に伴って非代替性トークンの所有者の変更を分散型管理システム上に記録することができる。これにより、非代替性トークンを用いて分散型管理システムに二次利用商品の所有者の変更が記録されるので、二次利用商品の流通を管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
二次利用商品の管理システムの概略構成図である。
一次コンテンツ及び二次利用商品の概略図である。
ウォレットサーバへの購入者の事前登録の処理を示すフローチャートである。
購入者端末が購入者の所有するNFTを参照する処理を示すフローチャートである。
二次利用商品と関連付けた二次NFTの発行処理を示すフローチャートである。
設定情報の詳細を示す図である。
一次NFT及び二次NFTに含まれる情報を示す図である。
参考価格の算出に用いられる情報を示す表である。
二次利用商品の販売処理を示すフローチャートである。
メタバースでの二次利用商品の利用処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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