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公開番号2024165662
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023082030
出願日2023-05-18
発明の名称コンタクト及びコネクタ
出願人日本圧着端子製造株式会社
代理人個人
主分類H01R 13/11 20060101AFI20241121BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】相手側コネクタとの嵌合時に当該相手側コネクタのコンタクトと接触する凸状の接触部を含むコンタクトにおいて、相手側コネクタのコンタクトに対する接触信頼性を高めること。
【解決手段】コンタクト100は、コネクタ嵌合方向に延在する底板部101及び側板部102の少なくともいずれかを含む共通部分と、当該共通部分に、前記コネクタ嵌合方向の前側と後側とで互いに独立して弾性変形可能に接続された前側接点部144及び後側接点部145と、前記前側接点部144及び後側接点部145のそれぞれに形成された複数の凸状の接触部151、157と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
コネクタ嵌合方向に延在する底板部及び側板部の少なくともいずれかを含む共通部分と、
当該共通部分に、前記コネクタ嵌合方向の前側と後側とで互いに独立して弾性変形可能に接続された前側接点部及び後側接点部と、
前記前側接点部及び後側接点部のそれぞれに形成された複数の凸状の接触部と、
を備えるコンタクト。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記複数の凸状の接触部は、前記前側接点部及び後側接点部のそれぞれの前記コネクタ嵌合方向に直交する高さ方向の異なる位置にそれぞれ形成されている請求項1記載のコンタクト。
【請求項3】
前記前側接点部及び前記後側接点部は、それぞれ前記共通部分から前記コネクタ嵌合方向に直交する高さ方向に向かって逆U字形状に延出しており、互いにスリットによって前記コネクタ嵌合方向の前側と後側とに隔てられている、請求項1記載のコンタクト。
【請求項4】
前記コンタクトは、前記底板部と、当該底板部の前記コネクタ嵌合方向に直交する幅方向の両端から前記高さ方向に立ち上がって前記コネクタ嵌合方向と平行に互いに対向し合う1対の前記側板部とを有し、前記底板部には前記コネクタ嵌合方向の前端から後方に向けて底スリットが形成されている、請求項3記載のコンタクト。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載の前記コンタクトと、前記コンタクトを収容するコンタクト収容キャビティを備えたハウジングと、を備えるコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンタクト及びコネクタ、特に、相手方コネクタの雄コンタクトに対して接触する凸状の接触部を複数備えた雌コンタクト及び当該コンタクトを有するコネクタに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、雄コンタクトが挿入される雌コンタクトを一対の弾性接触片によって形成し、これらの弾性接触片の内側面に凸状の接触部を設けたコネクタがある。
【0003】
例えば、下記引用文献1はそのような構造のコネクタを開示している。このコネクタでは、底板部で互いに接続された一対の弾性接触片の内側面に一対の凸状の接触部が形成されており、相手側の雄コンタクトを当該接触部の間に受け入れ、弾性的に挟持している。
【0004】
また、下記引用文献2は、接触部が連接部によって略コ字状に接続されて対面しており、各接触部の内面に突出部が形成されて、相手側端子が接触部の間に挿入された際に、相手側端子が突出部に接触するコネクタ端子を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-125315号公報
特開2023-8119号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記のような構造を大電流用のコネクタに適用する際に、電流が流れる箇所を分散させて発熱を抑えるために複数の接触部を設ける場合がある。しかし、接触部を複数設けると、雄コンタクト及び雌コンタクトのうちのいずれかが嵌合方向に対して傾いた状態、あるいは捻じれがある状態で挿入された場合、相手側端子の突出部に対して全ての接触部が接触しないような状態となる可能性がある。また、製造ばらつきにより凸状の接触部の高さが異なると、相手側端子の突出部に対して全ての接触部が接触しないような状態となる可能性もある。
【0007】
本発明の目的は、相手側コネクタとの嵌合時に当該相手側コネクタのコンタクトと接触する凸状の接触部を複数備えたコンタクトにおいて、相手側コネクタのコンタクトに対する接触信頼性を高めることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、コネクタ嵌合方向に延在する底板部及び側板部の少なくともいずれかを含む共通部分と、当該共通部分に、前記コネクタ嵌合方向の前側と後側とで互いに独立して弾性変形可能に接続された前側接点部及び後側接点部と、前記前側接点部及び後側接点部のそれぞれに形成された複数の凸状の接触部と、を備えるコンタクトである。
【0009】
また、本発明の一態様において、前記複数の凸状の接触部は、前記前側接点部及び後側接点部のそれぞれの前記コネクタ嵌合方向に直交する高さ方向の異なる位置にそれぞれ形成されている。
【0010】
また、本発明の一態様において、前記前側接点部及び前記後側接点部は、それぞれ前記共通部分から前記コネクタ嵌合方向に直交する高さ方向に向かって逆U字形状に延出しており、互いにスリットによって前記コネクタ嵌合方向の前側と後側とに隔てられている。
(【0011】以降は省略されています)

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