TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024165463
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023081687
出願日
2023-05-17
発明の名称
情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
12/00 20060101AFI20241121BHJP(計算;計数)
要約
【課題】不揮発性メモリデバイスの寿命に関わらず、機器廃棄のためのデータ消去を実行することができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置100は、eMMC114を備える。画像形成装置100では、eMMC114が寿命に達したと判定されたことに従ってeMMC114がRead Only状態に移行した場合、eMMC114は、データを書き込み可能な状態に移行する所定の処理を実行した後、ユーザから受けた指示に対応する機器廃棄のためのデータ消去を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
不揮発性メモリデバイスを備える情報処理装置であって、
ユーザから機器廃棄のためのデータ消去の実行を指示するための操作を受け付ける手段と、
前記不揮発性メモリデバイスの書き込み寿命に関する属性情報の閾値に基づいて前記不揮発性メモリデバイスが寿命に達したか否かを判定する手段とを備え、
前記不揮発性メモリデバイスが寿命に達したと判定されたことに従って前記不揮発性メモリデバイスがデータを書き込み不可能な状態に移行した場合、前記不揮発性メモリデバイスは、データを書き込み可能な状態に移行する所定の処理を実行した後、前記ユーザから受けた指示に対応する前記機器廃棄のためのデータ消去を実行することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記所定の処理は、前記不揮発性メモリデバイスの書き込み寿命に関する属性情報の閾値を当該閾値より緩和された値に変更する処理であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記不揮発性メモリデバイスの書き込み寿命に関する属性情報は、前記不揮発性メモリデバイスの不良セル数、前記不揮発性メモリデバイスの代替処理済セル数、前記不揮発性メモリデバイスにおける代替処理の発生回数、前記不揮発性メモリデバイスの代替可能セル数、前記不揮発性メモリデバイスのP/Eサイクルであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記機器廃棄のためのデータ消去の実行の指示を前記ユーザから受けた際に、前記不揮発性メモリデバイスが寿命に達したか否かが判定されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記機器廃棄のためのデータ消去の実行を指示するための操作ボタンを表示する指示を前記ユーザから受けた際に、前記不揮発性メモリデバイスが寿命に達したか否かが判定されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記機器廃棄のためのデータ消去は、Trimコマンドによるデータ消去及びSanitizeコマンドによるデータ消去であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
印刷対象となる画像データを前記不揮発性メモリデバイスに保存する画像形成装置であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
不揮発性メモリデバイスを備える情報処理装置の制御方法であって、
ユーザから機器廃棄のためのデータ消去の実行を指示するための操作を受け付ける工程と、
前記不揮発性メモリデバイスの書き込み寿命に関する属性情報の閾値に基づいて前記不揮発性メモリデバイスが寿命に達したか否かを判定する工程と、
前記不揮発性メモリデバイスが寿命に達したと判定されたことに従って前記不揮発性メモリデバイスがデータを書き込み不可能な状態に移行した場合、前記不揮発性メモリデバイスに、データを書き込み可能な状態に移行する所定の処理を実行させた後、前記ユーザから受けた指示に対応する前記機器廃棄のためのデータ消去を実行させる工程とを有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
【請求項9】
不揮発性メモリデバイスを備える情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記情報処理装置の制御方法は、
ユーザから機器廃棄のためのデータ消去の実行を指示するための操作を受け付ける工程と、
前記不揮発性メモリデバイスの書き込み寿命に関する属性情報の閾値に基づいて前記不揮発性メモリデバイスが寿命に達したか否かを判定する工程と、
前記不揮発性メモリデバイスが寿命に達したと判定されたことに従って前記不揮発性メモリデバイスがデータを書き込み不可能な状態に移行した場合、前記不揮発性メモリデバイスに、データを書き込み可能な状態に移行する所定の処理を実行させた後、前記ユーザから受けた指示に対応する前記機器廃棄のためのデータ消去を実行させる工程とを有することを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
コンピュータシステムに用いられる外部記憶装置として、SSD(Solid State Drive)等といった、NAND型フラッシュメモリで構成された不揮発性メモリデバイスが注目されている。このような不揮発性メモリデバイスは、磁気ディスク装置に比べ、データの書き込み速度が高速であることや軽量であること等の利点がある。
【0003】
上記不揮発性メモリデバイスを備える情報処理装置では、寿命が近付いた不揮発性メモリデバイスの劣化を防止するようにシステムが構築されている。例えば、不揮発性メモリデバイスの寿命が近付いた場合、この不揮発性メモリデバイスに対する書き込みが禁止され、この不揮発性メモリデバイスは読み取りのみ可能な状態となる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-167809号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記不揮発性メモリデバイスを備える情報処理装置において、機器廃棄時のデータ消去要件として、Purgeレベルの消去が求められることがある。Purgeレベルの消去では、研究所レベルの復元ツール(ソフトウェア/ハードウェア)を利用しても復元不可能な状態にする必要がある。しかしながら、上述した特許文献1では、不揮発性メモリデバイスの寿命が近付いた場合、不揮発性メモリデバイスは読み取りのみ可能な状態となるため、この不揮発性メモリデバイスに書き込まれたデータを消去することができない。すなわち、従来では、不揮発性メモリデバイスの寿命に起因して、機器廃棄のためのデータ消去を実行することができない。
【0006】
本発明は、不揮発性メモリデバイスの寿命に関わらず、機器廃棄のためのデータ消去を実行することができる情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、不揮発性メモリデバイスを備える情報処理装置であって、ユーザから機器廃棄のためのデータ消去の実行を指示するための操作を受け付ける手段と、前記不揮発性メモリデバイスの書き込み寿命に関する属性情報の閾値に基づいて前記不揮発性メモリデバイスが寿命に達したか否かを判定する手段とを備え、前記不揮発性メモリデバイスが寿命に達したと判定されたことに従って前記不揮発性メモリデバイスがデータを書き込み不可能な状態に移行した場合、前記不揮発性メモリデバイスは、データを書き込み可能な状態に移行する所定の処理を実行した後、前記ユーザから受けた指示に対応する前記機器廃棄のためのデータ消去を実行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、不揮発性メモリデバイスの寿命に関わらず、機器廃棄のためのデータ消去を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態に係る情報処理装置としての画像形成装置のハードウェア構成を概略的に示す図である。
図1の不揮発メモリ部の記憶領域の構成を説明するための図ある。
図1の画像形成装置のソフトウェアモジュールの構成を概略的に示すブロック図である。
図1のeMMCによって管理される管理情報の一例を示す図である。
図1の画像形成装置によって実行されるデータ消去制御処理の手順を示すフローチャートである。
図1の画像形成装置によって実行されるデータ消去制御処理の別の手順を示すフローチャートである。
図1の表示部に表示される画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
キヤノン株式会社
トナー
今日
キヤノン株式会社
トナー
今日
キヤノン株式会社
撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
送液装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
光電変換装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
今日
キヤノン株式会社
システム及び方法
今日
キヤノン株式会社
放射線画像撮影装置
今日
キヤノン株式会社
光電変換装置および機器
1日前
キヤノン株式会社
画像認識装置および機器
今日
キヤノン株式会社
光学素子および光学装置
今日
キヤノン株式会社
試料処理装置及び収容容器
今日
キヤノン株式会社
定着装置及び画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
定着装置及び画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
ズームレンズおよび撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
光走査装置及び画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
情報処理装置、情報処理方法
今日
キヤノン株式会社
入退室管理システム、及び方法
今日
キヤノン株式会社
通信装置、および通信システム
6日前
キヤノン株式会社
ネットワークデバイス及び方法
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置およびカートリッジ
今日
キヤノン株式会社
液体吐出ヘッド及び液体吐出装置
6日前
キヤノン株式会社
画像記録装置および画像記録方法
6日前
キヤノン株式会社
液体吐出ヘッド及びその製造方法。
今日
続きを見る
他の特許を見る