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公開番号
2024164915
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023080641
出願日
2023-05-16
発明の名称
試料処理装置及び収容容器
出願人
キヤノン株式会社
,
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
C12M
1/00 20060101AFI20241121BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】閉鎖系デバイス内の液漏れを効率的に検出すること。
【解決手段】実施形態に係る試料処理装置は、閉鎖系の流路と、収容容器と、検知部材とを備える。閉鎖系の流路は、試料を含む液体を処理するための流路である。収容容器は、流路を収容する。検知部材は、収容容器の内部に設けられ、当該収容容器の内部の空間に存在する液体を検知するための部材である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
試料を含む液体を処理するための閉鎖系の流路と、
前記流路を収容する収容容器と、
前記収容容器の内部に設けられ、当該収容容器の内部の空間に存在する液体を検知するための検知部材と、
を備える試料処理装置。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記検知部材は、前記収容容器の内側の壁面に付与される、
請求項1に記載の試料処理装置。
【請求項3】
前記検知部材は、前記収容容器の内部の空間に充填される、
請求項1に記載の試料処理装置。
【請求項4】
前記検知部材は、液体との接触により化学的又は物理的性質が変化する部材であり、
前記収容容器の内部の前記検知部材の状態をセンシングするセンサと、
前記センサのセンシング結果に基づいて、前記収容容器の内部の空間の液体を検知する検知部と、
液体が検知された場合、その旨を報知する報知部と、
を更に備える、
請求項1に記載の試料処理装置。
【請求項5】
前記センサは、前記収容容器の内部に設けられる、
請求項4に記載の試料処理装置。
【請求項6】
前記センサは、前記収容容器の内部の前記検知部材を撮影するカメラである、
請求項4に記載の試料処理装置。
【請求項7】
前記検知部材は、導線であり、
前記センサは、前記検知部材に流れる電流を測定する電流センサであり、
前記検知部は、電流の測定値に基づいて、前記収容容器の内部の空間の液体を検知する、
請求項4に記載の試料処理装置。
【請求項8】
前記検知部材は、液体との接触により化学的性質が変化する物質を含む、
請求項1乃至6の何れか1項に記載の試料処理装置。
【請求項9】
試料を含む液体を処理するための閉鎖系の流路を収容するための収容部と、
前記収容部の内部に設けられ、当該収容部の内部の空間に存在する液体を検知する検知部材と、
を備える収容容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書及び図面に開示の実施形態は、試料処理装置及び収容容器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、閉鎖系流路で構成された細胞培養デバイスや閉鎖系容器で構成された細胞培養デバイス等の閉鎖系デバイスが知られている。このような閉鎖系デバイスでは、感染性を有する試料を処理の対象とする場合がある。このような場合、感染防止の観点から閉鎖系デバイスからの液体の漏出(以下、液漏れともいう)の有無を確認することが重要となる。また、閉鎖系デバイスの外側からの異物の混入を防止する上でも液漏れの有無を確認することは重要である。
【0003】
デバイスからの液漏れの有無を確認する技術としては、デバイスの配管の外側表面に配管から外部に漏れる液体と接触することにより反応して性質が変化する部材を付すこと等が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-52552号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、従来技術では、液漏れする可能性がある個所を特定することが求められる場合がある。また、配管の接続が変更になった場合、再度部材を付さなければならなくなる可能性がある。このように、発明者は、デバイスからの液漏れの検知方法については効率の面で改善の余地があるという課題を見出した。
【0006】
本明細書及び図面に開示の実施形態が解決しようとする課題の一つは、閉鎖系デバイス内の液漏れを効率よく検知することである。ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態に係る試料処理装置は、閉鎖系の流路と、収容容器と、検知部材とを備える。閉鎖系の流路は、試料を含む液体を処理するための流路である。収容容器は、流路を収容する。検知部材は、収容容器の内部に設けられ、当該収容容器の内部の空間に存在する液体を検知するための部材である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る細胞培養装置の一例を説明するための図である。
図2は、第2実施形態に係る細胞培養装置の一例を説明するための図である。
図3は、第3実施形態に係る細胞培養装置の一例を説明するための図である。
図4は、変形例に係る液体の検知処理の一例を説明するための図である。
図5は、変形例に係る隙間の検知処理の一例を説明するための図である。
図6は、実施形態とは異なる形態の細胞培養装置の一例を説明するための図である。
図7は、閉鎖系流路で構成される実施形態とは異なる細胞培養装置の一例を説明するための図である。
図8は、閉鎖系流路で構成される実施形態とは異なる細胞培養装置の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら、試料処理装置及び収容容器の実施形態について詳細に説明する。また、本願に係る試料処理装置及び収容容器は、以下に示す実施形態によって限定されるものではない。また、実施形態は、内容に矛盾が生じない範囲で他の実施形態や従来技術との組み合わせが可能である。また、以下の説明において、同様の構成要素には共通の符号を付与するとともに、重複する説明を省略する。
【0010】
(第1実施形態)
本実施形態に係る細胞培養装置は、試料装置の一例である。本実施形態に係る細胞培養装置は、閉鎖系流路を収容する収容容器を備える二重構造容器である。また、収容容器は、内側に閉鎖系流路からの液漏れを検知する検知部材を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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