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公開番号2024165528
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023081803
出願日2023-05-17
発明の名称システム及び方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06Q 10/20 20230101AFI20241121BHJP(計算;計数)
要約【課題】
デバイスの保守作業が実施される順序をユーザーが保守作業を実施している途中で自身で記録することなくシステム側で推定することができ、作業に関する推定へのフィードバックに使用すること。
【解決手段】
システムは、デバイスで発生したエラーの内容を示すエラーデータと当該デバイスに関する履歴データとに基づいて、デバイスのエラーを解消するために必要となる少なくとも一つの第一作業各々について、対象となる箇所と、内容と、優先度とを推定し、これら三つを示す第一作業データを提供し、デバイスのエラーを解消するために該デバイスに対して実際に実施される少なくとも一つの第二作業各々について、対象となる箇所と、内容とを示す第二作業データを受信し、第二作業データに基づいて特定される少なくとも一つの第二作業が実施される順序を、第一作業推定手段による推定に対するフィードバックとして利用するために保存する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
デバイスで発生したエラーの内容を示すエラーデータと当該デバイスに関する履歴データとに基づいて、前記デバイスのエラーを解消するために必要となる少なくとも一つの第一作業各々について、前記第一作業の対象となる箇所と、前記第一作業の内容と、前記第一作業の優先度とを推定する第一作業推定手段と、
少なくとも一つの前記第一作業各々について、前記第一作業の対象となる箇所と、前記第一作業の内容と、前記第一作業の優先度とを示す第一作業データを提供する第一作業データ提供手段と、
前記デバイスのエラーを解消するために該デバイスに対して実際に実施される少なくとも一つの第二作業各々について、前記第二作業の対象となる箇所と、前記第二作業の内容とを示す第二作業データを受信する第二作業データ受信手段と、
前記第二作業データに基づいて特定される少なくとも一つの前記第二作業が実施される順序を、前記第一作業推定手段による推定に対するフィードバックとして利用するために、保存する保存手段と、
を備えることを特徴とするシステム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記保存手段は、前記第一作業の優先度に従った順序で少なくとも一つの前記第二作業が実施されると推定する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記第一作業推定手段は、前記第一作業の対象となる部品を推定し、
前記保存手段は、前記部品についての前記第一作業が前記部品の清掃、前記部品の調整、前記部品の交換の順序で実施されると推定する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記第一作業推定手段は、前記第一作業の対象となる部品を推定し、前記部品についての前記第一作業の優先度を推定する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
過去に発生したエラーを解消するために前記第一作業において交換された部品の数を前記部品を特定する情報と対応付けて管理する管理手段を更に備える、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載のシステム。
【請求項6】
前記第一作業データ提供手段は、前記第一作業の優先度が高い順に前記第一作業の対象となる箇所及び前記第一作業の内容を示す前記第一作業データを提供する、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載のシステム。
【請求項7】
前記保存手段は、既に実施された前記第二作業の内容と、複数の前記第二作業の前後関係とに基づいて前記第二作業が実施される順序を推定する、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載のシステム。
【請求項8】
前記デバイスは、印刷機能を備える画像処理装置である、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載のシステム。
【請求項9】
前記デバイスのエラーは、前記画像処理装置での印刷処理に関連するいずれかの部品に起因するエラーである、
ことを特徴とする請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
デバイスで発生したエラーの内容を示すエラーデータと当該デバイスに関する履歴データとに基づいて、前記デバイスのエラーを解消するために必要となる少なくとも一つの第一作業各々について、前記第一作業の対象となる箇所と、前記第一作業の内容と、前記第一作業の優先度とを推定し、
少なくとも一つの前記第一作業各々について、前記第一作業の対象となる箇所と、前記第一作業の内容と、前記第一作業の優先度とを示す第一作業データを提供し、
前記デバイスのエラーを解消するために該デバイスに対して実際に実施される少なくとも一つの第二作業各々について、前記第二作業の対象となる箇所と、前記第二作業の内容とを示す第二作業データを受信し、
前記第二作業データに基づいて特定される少なくとも一つの前記第二作業が実施される順序を、前記第一作業推定手段による推定に対するフィードバックとして利用するために、保存すると、
ことを特徴とする方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、システム及び方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プリンター等の機器(以降、「デバイス」と呼ぶ)の情報、状態の管理を行うシステムが構築されてきた。このようなシステムではデバイスで不具合、故障等が発生すると、デバイスから送信される不具合、故障等の通知をサーバーが受信することで、不具合、故障等の発生の状況を管理することができる。不具合、故障等の発生の状況は、例えば、不具合、障等が発生した日時、不具合、障等が発生したデバイス、不具合、故障等の具体的な内容である。このようなシステムは、デバイスを販売した会社のアフターサービスとして、サービスマンが顧客を訪問し、顧客のデバイスの保守作業を実施する上で、適切なタイミングで、適切な作業を実施することに活用される。また、このようなシステムは、当該保守作業を円滑に実施するために、発生した不具合、故障等に対してサービスマンが実施した作業の内容をシステムに登録させる機能も搭載されている。これにより、当該システムは、エラーに基づいて推定された不具合、故障等の発生箇所、すなわち修理等が実施されるべき箇所を通知して保守作業を効率化するシステム(以降、「修理箇所通知システム」と呼ぶことがある)として構築されている。
【0003】
さらに、修理等が実施されるべき箇所を推定する処理の精度を向上させるため、エラーが解決した後にサービスマンが実施した保守作業を報告させる仕組みが提案されている。例えば、特許文献1は、事前に保守契約の内容を反映した作業順序を生成し、ユーザーに提示するシステムを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-33488号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
また、サービスマンが複数の作業を実施した場合、後で実施された作業である程、エラーに対して効果的であった可能性が高い。したがって、修理箇所通知システムの精度を向上させるためには、サービスマンに実施順を記録させる必要がある。しかし、エラーを解決することを最優先としているサービスマンに、エラーが解決していない時点で作業の内容を登録させる必要があり煩雑である。
【0006】
そこで、本発明は、上記課題を鑑み、デバイスの保守作業が実施される順序をユーザーが保守作業を実施している途中で自身で記録することなくシステム側で推定することができ、作業に関する推定へのフィードバックに使用することができるシステム及び方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本発明のシステムは、デバイスで発生したエラーの内容を示すエラーデータと当該デバイスに関する履歴データとに基づいて、前記デバイスのエラーを解消するために必要となる少なくとも一つの第一作業各々について、前記第一作業の対象となる箇所と、前記第一作業の内容と、前記第一作業の優先度とを推定する第一作業推定手段と、少なくとも一つの前記第一作業各々について、前記第一作業の対象となる箇所と、前記第一作業の内容と、前記第一作業の優先度とを示す第一作業データを提供する第一作業データ提供手段と、前記デバイスのエラーを解消するために該デバイスに対して実際に実施される少なくとも一つの第二作業各々について、前記第二作業の対象となる箇所と、前記第二作業の内容とを示す第二作業データを受信する第二作業データ受信手段と、前記第二作業データに基づいて特定される少なくとも一つの前記第二作業が実施される順序を、前記第一作業推定手段による推定に対するフィードバックとして利用するために、保存する保存手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、デバイスの保守作業が実施される順序をユーザーが保守作業を実施している途中で自身で記録することなくシステム側で推定することができ、作業に関する推定へのフィードバックに使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係るシステムの全体構成の一例を示す図である。
実施形態に係るシステムに含まれている修理箇所通知サーバーのハードウェア構成の一例を示す図である。
実施形態に係るシステムに含まれているプリンターのハードウェア構成の一例を示す図である。
実施形態に係るシステムのソフトウェア構成の一例を示す図である。
実施形態に係る修理部品推定処理の一例を示すフローチャートである。
実施形態に係る修理部品推定処理の一例を示すフローチャートである。
実施形態に係る修理手順表示画面のグラフィカルユーザーインターフェースの一例を示す図である。
実施形態に係る修理手順詳細画面のグラフィカルユーザーインターフェースの一例を示す図である。
実施形態に係る実施済み処置リスト送信画面のグラフィカルユーザーインターフェースの一例を示す図である。
実施形態に係る実施順推定処理フローの一例を示すフローチャートである。
実施形態に係る実施順送信画面のグラフィカルユーザーインターフェースの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、以下の実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)

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