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公開番号
2024165337
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023081453
出願日
2023-05-17
発明の名称
内装材
出願人
トヨタ紡織株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
B60R
13/02 20060101AFI20241121BHJP(車両一般)
要約
【課題】基材内部の光を貫通孔に向けて出射させる構成を実現すると共に、基材と表皮材との間に隙間が生じる事態を抑制することが可能な内装材を提供する。
【解決手段】光透過性を有する板状の基材30と、基材30における車室内側の面30Aに貼り付けられると共に貫通孔40Aを有する表皮材40と、を備え、車室内側の面30Aにおいて貫通孔40Aと対向する箇所には、凹部31が形成され、凹部31には、光透過性を有すると共に基材30内部の光を貫通孔40Aに向けて出射させる光出射部材32が充填されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
光透過性を有する板状の基材と、
前記基材における一方の面に貼り付けられると共に貫通孔を有する表皮材と、を備え、
前記一方の面において前記貫通孔と対向する箇所には、凹部が形成され、
前記凹部には、光透過性を有すると共に前記基材内部の光を前記貫通孔に向けて出射させる光出射部材が充填されている、内装材。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
前記光出射部材は、前記貫通孔よりも外形が大きい、請求項1に記載の内装材。
【請求項3】
前記表皮材は、
前記表皮材の意匠面を構成する表層と、
前記表層と前記基材の間に配される軟質層と、を備える、請求項1又は請求項2に記載の内装材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示される技術は、内装材に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、内装材として、下記特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1に記載された内装材は、貫通孔(通光部)を有する表皮材と、表皮材を支持する基材(導光部)と、を備え、光源から出射された光が基材の内部に進入し、基材内部の光が貫通孔を通じて内装材の外部に出射される構成となっている。これにより、貫通孔を発光させることで光による装飾を行うことができる。また、基材内部の光を貫通孔に向けて出射させるための構成として、基材の表面に梨地等の凹凸を形成することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-107918号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記構成において、表皮材との接触面である基材の表面に凹凸を形成すると、表皮材と基材との間に隙間が生じ、基材に対する表皮材の貼り付けが不十分になる虞がある。
【0005】
本明細書で開示される技術は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、基材内部の光を貫通孔に向けて出射させる構成を実現すると共に、基材と表皮材との間に隙間が生じる事態を抑制することが可能な内装材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための手段として、本明細書で開示される内装材は、光透過性を有する板状の基材と、前記基材における一方の面に貼り付けられると共に貫通孔を有する表皮材と、を備え、前記一方の面において前記貫通孔と対向する箇所には、凹部が形成され、前記凹部には、光透過性を有すると共に前記基材内部の光を前記貫通孔に向けて出射させる光出射部材が充填されていることを特徴とする。
【0007】
上記構成において、光源からの出射光や自然光が基材内部に進入した場合、その光は、光出射部材を通じて貫通孔に出射され、貫通孔を通じて外部に出射される。これにより貫通孔に対応する箇所が光ることで、意匠性をより高くすることができる。仮に基材の一方の面に凹部を設けずに光出射部材を形成した場合、光出射部材の分だけ、表皮材との接触面が盛り上がってしまい、基材と表皮材の間に隙間が生じる虞がある。上記構成によれば、光出射部材は凹部に充填されているため、表皮材との接触面の平滑性をより高くすることができる。このため、基材と表皮材との間に隙間が生じる事態を抑制でき、基材に対して表皮材をより確実に貼り付けることができる。
【0008】
ところで、内装材の仕様によっては、発光機能を有していないものが想定される。この場合、基材に対して、貫通孔を有していない表皮材を貼り付けることになる。基材と表皮材との間に隙間が生じると、内装材の温度が上昇した際に、隙間にある空気が膨張する事態が懸念される。表皮材が貫通孔を有していれば、貫通孔を通じて膨張した空気が排出されるが、貫通孔を有していない表皮材では、隙間にある空気が膨張する結果、表皮材の表面が部分的に膨張し、意匠性が低下する。上記構成の基材であれば、基材と表皮材の間に隙間が生じる事態を抑制できるため、このような事態を抑制できる。つまり、上記構成の基材は、異なる仕様に対応した2種類の表皮材(貫通孔を有する表皮材及び有していない表皮材)の双方に対して好適に用いることができる。言い換えると、2種類の内装材を1種類の基材で兼用することができ、部品管理を行いやすくなる。
【0009】
また、前記光出射部材は、前記貫通孔よりも外形が大きいものとすることができる。このような構成とすれば、基材に対する表皮材の貼り付け位置が所定の位置からずれた場合であっても、貫通孔を覆う形で光出射部材を配置することができ、基材内部の光を貫通孔に向けて確実に出射させることができる。
【0010】
また、前記表皮材は、前記表皮材の意匠面を構成する表層と、前記表層と前記基材の間に配される軟質層と、を備えるものとすることができる。軟質層を備えることで、表皮材の触感を向上させることができる。しかしながら、軟質層が基材と接触することになるため、基材表面に凹凸がある場合には、軟質層が凹凸に応じて変形し、基材と表皮材との間に隙間がより生じやすくなる。この点、上記構成によれば、基材と表皮材との間に隙間が生じる事態を抑制できるため好適である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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