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公開番号2024165234
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023081203
出願日2023-05-17
発明の名称包装装置
出願人株式会社寺岡精工
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類B65B 11/20 20060101AFI20241121BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】 近年、包装装置をライン化するにあたり、従来以上の処理の効率化、例えば、如何にラインを止めないようにすることができるか、といった対応が求められている。
【解決手段】 張架されたフィルムに被包装物を押し当てて包装する包装装置において、フィルムをフィードするフィルムフィード手段と、前記フィルムフィード手段にフィルムを供給可能なフィルムセット手段と、前記フィルムセット手段にフィルムを供給するために、一方及び他方のフィルムロールを保持する複数のフィルムロール保持手段と、フィルムの終端を検出する検出手段と、を備え、前記検出手段でフィルムの終端を検出した場合に、通常の包装動作とは異なるフィルム終端対応処理を行うことを特徴とする包装装置とすることで、課題を解決した。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
張架されたフィルムに被包装物を押し当てて包装する包装装置において、
フィルムをフィードするフィルムフィード手段と、
前記フィルムフィード手段にフィルムを供給可能なフィルムセット手段と、
前記フィルムセット手段にフィルムを供給するために、一方及び他方のフィルムロールを保持する複数のフィルムロール保持手段と、
フィルムの終端を検出する検出手段と、を備え、
前記検出手段でフィルムの終端を検出した場合に、通常の包装動作とは異なるフィルム終端対応処理を行う
ことを特徴とする包装装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記フィルムフィード手段は、前記フィルムセット手段にセットされたフィルムを把持する把持手段を有し、
前記検出手段でフィルムの終端を検出した場合に、一方のフィルムの終端と、新たに供給される他方のフィルムとを重ね合わせ、フィードする
ことを特徴とする請求項1に記載の包装装置。
【請求項3】
前記フィルムセット手段は、複数存在し、前記フィルムフィード手段に対して、切替手段により切替えられて用いられるものであり、
前記検出手段でフィルムの終端を検出した場合に、前記把持手段の上流位置にて一方のフィルムの供給を一時停止させ、かつ、前記切替手段にて切替えられた他方のフィルムとを前記把持手段によって重ね合わせる
ことを特徴とする請求項2に記載の包装装置。
【請求項4】
前記フィルムフィード手段は、前記検出手段でフィルムの終端を検出した場合に、前記把持手段の上流位置に一方のフィルムが滞在するようにバックフィードさせる
ことを特徴とする請求項3に記載の包装装置。
【請求項5】
前記把持手段によって重ね合わされたフィルムを張架させて被包装物を包装する
ことを特徴とする請求項2乃至4の何れか一項に記載の包装装置。
【請求項6】
ラベル貼付手段を備え、
前記検出手段でフィルムの終端を検出した場合には、原則としてラベルを貼らない設定とされる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の包装装置。
【請求項7】
フィルムストレッチ手段を備え、
通常にフィルムがフィードされた場合にフィルムのストレッチを行い、前記検出手段でフィルムの終端を検出した場合にフィルムのストレッチを行わない
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の包装装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、被包装物をフィルムによって包装する包装装置に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載されるように、フィルムロールからフィルムを繰り出すフィルム繰出部と、フィルム繰出部から繰出されるフィルムを搬送し張設するフィルム搬送部と、フィルム搬送部により張設されるフィルムに対し下方側から被包装物を押し当てるようにして該被包装物を上昇させるエレベータと、被包装物が押し当てられたフィルムの端部側を該被包装物の下面側に折り込む折込部材とを具備した包装装置がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-6978号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、包装装置をライン化するにあたり、従来以上の処理の効率化、例えば、如何にラインを止めないようにすることができるか、といった対応が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このような課題に鑑みて、本発明は、少なくとも以下の構成を具備するものである。
張架されたフィルムに被包装物を押し当てて包装する包装装置において、フィルムをフィードするフィルムフィード手段と、前記フィルムフィード手段にフィルムを供給可能なフィルムセット手段と、前記フィルムセット手段にフィルムを供給するために、一方及び他方のフィルムロールを保持する複数のフィルムロール保持手段と、フィルムの終端を検出する検出手段と、を備え、前記検出手段でフィルムの終端を検出した場合に、通常の包装動作とは異なるフィルム終端対応処理を行うことを特徴とする包装装置。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明に係る包装装置の一例を示す斜視図であり、一部の外装パネルを省いて要部を露出させている。
本発明の第1実施形態に係る包装装置の要部を模式的に示す側面図である。
第1実施形態において昇降ヘッド周りの構造を示す要部斜視図であり、(a)は第一の昇降ヘッドを上昇させた状態を示し、(b)は第二の昇降ヘッド及び被包装物を上昇させた状態を示す。
第1実施形態において昇降ヘッド周りの構造を示す要部分解斜視図である。
昇降ヘッドの配列パターンを(a)~(d)にそれぞれ示す平面図であり、第一の昇降ヘッドをハッチングして示している。
フィルムセット手段の切替動作を説明する側面図であり、(a)は上側のフィルムセット手段をフィルム供給元にした状態を示し、(b)は下側のフィルムセット手段をフィルム供給元にした状態を示す。
フィルム包装工程を(a)~(d)に順次に示す模式図である。
図7に続き、フィルム包装工程を(e)~(h)に順次に示す模式図である。
本発明の第2実施形態に係る包装装置の要部を示す側面図である。
第2実施形態における切替動作を説明する側面図であり、(a)はフィルムF1がフィルム切れとなる場合を示し、(b)はフィルムF2がフィルム切れとなる場合を示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を、図面を参照しながら説明するが、以下の図面は説明を目的に作成されたもので、分かりやすくするため、説明に不要な部材を意図的に図示していない場合がある。また、説明のため部材を意図的に大きくまたは小さく図示している場合があり、正確な縮尺を示す図面ではない。また、本発明の第1実施形態は図示の内容を含むが、これのみに限定されるものではない。なお、以下の各図の説明で、既に説明した部位と共通する部分は同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図1は、本発明に係る包装装置Aの一例を示す斜視図であり、一部の外装パネルを省いて要部を露出させている。包装装置Aの「前」には、被包装物Wを搬送する搬送部としてのベルトコンベアが置かれている。
以下の説明中、「前」とは、表示操作部101に向かって手前側を意味し、図示例によれば、被包装物Wの搬送方向の上流側になる。
また、「後」とは前記「前」に対する逆側を意味し、図示例によれば、被包装物Wの搬送方向の下流側になる。
また、「左」とは、表示操作部101に向かって左側を意味し、図示例によれば、フィルムを水平方向へ搬送する際の上流側になる。
また、「右」とは前記「左」に対する逆側を意味し、図示例によれば、フィルムを水平方向へ搬送する際の下流側になる。
また、図示例では、前記前後の方向と、前記左右の方向とは、略直交している(図1参照)。
【0008】
図2に示されるように、包装装置Aは、複数種類のフィルムF1,F2を張設可能なフィルムフィード手段10と、フィルムフィード手段10にフィルムF1,F2を選択的に供給する複数のフィルムセット手段(図示例によれば、第一のフィルムセット手段20および第二のフィルムセット手段30)と、これら複数のフィルムセット手段の方向へフィルムF1,F2を導くフィルムガイド手段40と、このフィルムガイド手段40を介して前記フィルムセット手段にフィルムF1,F2を供給する複数のフィルム供給手段(図示例によれば、第一のフィルム供給手段50および第二のフィルム供給手段60)と、フィルムフィード手段10によって張設されるフィルムF1又はF2の下方側で昇降動作する複数の昇降ヘッド(図4に示される第一の昇降ヘッド81および第二の昇降ヘッド91)と、これらを制御する制御部100とを備える。ここで、フィルムF1,F2は、同一種類のフィルムであっても良い。同一種類のフィルムが、第一のフィルム供給手段50および第二のフィルム供給手段60から供給されるようにすることで、一方のフィルムロールのフィルムが終了しても、他方に切り替えて、フィルム供給をすることによって、製造ラインをダウンさせないようにすることができる。さらに、本発明の第1実施形態は、フィルムが終了する間際に、ラインを一瞬たりとも停止させない工夫がされているが、そのことについては後記する。
【0009】
そして、この包装装置Aは、前記複数のフィルムセット手段のうちの一つを選択してフィルムフィード手段10への供給元にするように、これら複数のフィルムセット手段を切替動作し、この切替動作に応じて、前記複数のフィルム供給手段を、連動機構70によって位置変化させ、選択された前記フィルムセット手段から供給されるフィルムF1又はF2を、フィルムフィード手段10によって張設する。
さらに、包装装置Aは、張設されたフィルムF1又はF2を、第一の昇降ヘッド81によって突上げた後に、第二の昇降ヘッド91により被包装物Wを上昇させ、この被包装物Wを、フィルムF1又はF2に押し当てて包装する。
【0010】
<フィルムフィード手段>
フィルムフィード手段10は、フィルムF1又はF2を、その幅方向の一方側と他方側で挟持して所定位置まで搬送する機構である。
このフィルムフィード手段10は、フィルム幅方向の一端側と他端側に、フィルムF1又はF2の幅方向両端を挟持して所定位置まで搬送するフィルム搬送部10a,10bを備え(図3参照)、当該包装装置Aの本体フレームa1等の不動部位に支持されている。
(【0011】以降は省略されています)

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