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公開番号
2024165032
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023080848
出願日
2023-05-16
発明の名称
フルオロアルキル基を有する芳香族化合物の製造方法
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
C07C
17/363 20060101AFI20241121BHJP(有機化学)
要約
【課題】フルオロアルキル基を有する芳香族化合物の効率的な製造方法を提供する。
【解決手段】一般式(1):
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2024165032000029.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">40</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">170</com:WidthMeasure> </com:Image>
[式中、R
1
は、フルオロアルキル基を示す。nは2~5の整数を示す。]で表される化合物の製造方法であって、出発化合物であるエステル(例えばトリフルオロ酢酸ペンタフルオロフェニル)を加熱する工程を備え、前記加熱工程は、(1)バッチ式を採用し、170℃以上に加熱する、又は(2)連続流通式を採用し、500℃以上に加熱するのいずれかを満たす、製造方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
一般式(1):
TIFF
2024165032000023.tif
33
170
[式中、
R
1
は同一又は異なって、フルオロアルキル基を示す。
nは2~5の整数を示す。]
で表される化合物の製造方法であって、
一般式(2):
TIFF
2024165032000024.tif
35
170
[式中、R
1
及びnは前記に同じである。]
で表される化合物を加熱する工程
を備え、前記加熱工程は、
(1)バッチ式を採用し、170℃以上に加熱する、又は
(2)気相連続流通式を採用し、500℃以上に加熱する
のいずれかを満たす、製造方法。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記R
1
がパーフルオロアルキル基である、請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
前記nが5である、請求項1に記載の製造方法。
【請求項4】
前記(1)を満たし、且つ、前記加熱工程は、ゲージ圧で0.05~1.00MPaの条件下で行われる、請求項1に記載の製造方法。
【請求項5】
前記(2)を満たし、且つ、前記加熱工程は、反応容器として熱伝導性容器を用いる、請求項1に記載の製造方法。
【請求項6】
一般式(1):
TIFF
2024165032000025.tif
37
170
[式中、
R
1
は同一又は異なって、フルオロアルキル基を示す。
nは2~5の整数を示す。]
で表される化合物と、
一般式(3):
TIFF
2024165032000026.tif
35
170
[式中、nは前記に同じである。]
で表される化合物、及び/又は一般式(4):
TIFF
2024165032000027.tif
35
170
[式中、R
1
及びnは前記に同じである。]
で表される化合物とを含有する、組成物。
【請求項7】
前記一般式(1)で表される化合物1モルに対して、前記一般式(3)で表される化合物及び/又は前記一般式(4)で表される化合物を合計で30モル以下含有する、請求項6に記載の組成物。
【請求項8】
さらに、一般式(5):
TIFF
2024165032000028.tif
37
170
[式中、nは前記に同じである。]
で表される化合物を含有する、請求項6に記載の組成物。
【請求項9】
エッチングガス、クリーニングガス、又はデポジットガスとして用いられる、請求項6~8のいずれか1項に記載の組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、フルオロアルキル基を有する芳香族化合物の製造方法に関する。
続きを表示(約 960 文字)
【背景技術】
【0002】
フルオロアルキル基を有する芳香族化合物の製造方法としては、例えば、トリフルオロ酢酸フェニル又はトリフルオロ酢酸4-フルオロフェニルを原料として、650℃に加熱しながら、石英ガラス管に原料をフローして熱脱酸し、それぞれトリフルオロメチルベンゼン及び1-フルオロ-4-フルオロフェニルベンゼンを得ることが知られている(例えば、非特許文献1参照)。この結果、トリフルオロ酢酸フェニルを原料とした場合は目的物の収率は15.5%、トリフルオロ酢酸4-フルオロフェニルを原料とした場合は目的物の収率は2.0%である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Journal of Fluorine Chemistry, 32 (1986) 467-470
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、フルオロアルキル基を有する芳香族化合物を効率よく製造することができる新規な方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、以下の構成を包含する。
【0006】
項1.一般式(1):
【0007】
TIFF
2024165032000001.tif
38
170
【0008】
[式中、
R
1
は同一又は異なって、フルオロアルキル基を示す。
nは2~5の整数を示す。]
で表される化合物の製造方法であって、
一般式(2):
【0009】
TIFF
2024165032000002.tif
36
170
【0010】
[式中、R
1
及びnは前記に同じである。]
で表される化合物を加熱する工程
を備え、前記加熱工程は、
(1)バッチ式を採用し、170℃以上に加熱する、又は
(2)気相連続流通式を採用し、500℃以上に加熱する
のいずれかを満たす、製造方法。
(【0011】以降は省略されています)
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