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公開番号2024164958
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023080710
出願日2023-05-16
発明の名称駆動制御装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02P 7/29 20160101AFI20241121BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】装置の大型化を抑えつつ、モータのトルクを推定できる駆動制御装置を提供する。
【解決手段】PWM演算部11は、モータ6の回転速度と目標回転速度とに基づき、PWM信号のデューティ比を算出する。トルク推定部14は、モータ6の回転速度、およびPWM演算部11で算出されたデューティ比に基づき、モータ6のトルクの推定値を求める。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
PWM制御でモータを駆動させる駆動制御装置であって、
モータの回転速度と目標回転速度とに基づき、PWM信号のデューティ比を算出する算出部と、
モータの回転速度、および前記算出部で算出されたデューティ比に基づき、モータのトルクの推定値を求めるトルク推定部と
を備えることを特徴とする駆動制御装置。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記トルク推定部は、モータの回転速度および前記算出部で算出されたデューティ比に基づき、モータの回転速度を変数とし、切片がPWM信号のデューティ比に応じた値である一次多項式を用いて、前記推定値を求めることを特徴とする請求項1に記載の駆動制御装置。
【請求項3】
前記トルク推定部は、前記切片を、PWM信号のデューティ比を変数とする一次多項式を用いて算出することを特徴とする請求項2に記載の駆動制御装置。
【請求項4】
前記トルク推定部は、前記切片を、PWM信号のデューティ比を変数とする二次多項式を用いて算出することを特徴とする請求項2に記載の駆動制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モータを駆動させる駆動制御装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
駆動中のモータのトルクを推定したい場合がある。例えば、印刷に用いる用紙の搬送を行う搬送ローラを駆動させるモータを備える印刷装置において、搬送ローラの摩耗や劣化等の異常を検知するために、モータのトルクを推定する要求がある。
【0003】
これに対し、モータを流れる電流を検出し、モータが発生するトルクとモータを流れる電流との間にある比例特性を用いて、検出した電流をトルクに換算する技術が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-35394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した技術では、モータを流れる電流を検出する回路が必要となる。これは、モータの駆動制御装置の大型化を招く。
【0006】
本発明は上記に鑑みてなされたもので、装置の大型化を抑えつつ、モータのトルクを推定できる駆動制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の駆動制御装置は、PWM制御でモータを駆動させる駆動制御装置であって、モータの回転速度と目標回転速度とに基づき、PWM信号のデューティ比を算出する算出部と、モータの回転速度、および前記算出部で算出されたデューティ比に基づき、モータのトルクの推定値を求めるトルク推定部とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の駆動制御装置によれば、装置の大型化を抑えつつ、モータのトルクを推定できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る駆動制御装置の概略構成図である。
PWM信号のデューティ比ごとの、モータのトルクの測定値と回転数との関係の一例を示す図である。
図2に示したモータのトルクの測定値から抽出した、PWM信号のデューティ比ごとのモータのトルクの特性線の傾きおよび切片を示す図である。
第1実施形態におけるモータのトルクの特性線の傾きおよび切片の一例を示す図である。
第2実施形態におけるモータのトルクの特性線の傾きおよび切片の一例を示す図である。
図3、図4、図5にそれぞれ示した切片の比較したグラフの一部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、各図面を通じて同一もしくは同等の部位や構成要素には、同一もしくは同等の符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
(【0011】以降は省略されています)

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