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公開番号
2024164876
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023080554
出願日
2023-05-16
発明の名称
中栓及び蓋体
出願人
キユーピー株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
47/12 20060101AFI20241121BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】本実施態様は、摘み部36を改良し、中栓20から周壁30を引きはがしやすい中栓20及び蓋体1を提供する。
【解決手段】中栓20は、注出部24を備える主部22と、主部22の下方にあって容器50の口部52を取り囲む環状の周壁30と、主部22と周壁30とを周方向で接続する環状の環状接続部23と、環状接続部23から周壁30を破断可能に接続する第2薄肉部23bと、を備える。中栓20は、周壁30の内周面に形成されて口部52の外周面に係合する係止部と、周壁30の外周面から外方へ突出する接続部38と、接続部38の外方端部に設けられる摘み部36と、を備える。摘み部36は、接続部38の外方端部から周方向の両側に延びて接続部38より幅広である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
注出部を備える主部と、前記主部の下方にあって容器の口部を取り囲む環状の周壁と、前記主部と前記周壁とを周方向で接続する環状の環状接続部と、前記環状接続部から前記周壁を破断可能に接続する薄肉部と、を備える中栓であって、
前記周壁の内周面に形成されて前記口部の外周面に係合する係止部と、
前記周壁の外周面から外方へ突出する接続部と、
前記接続部の外方端部に設けられる摘み部と、
を備え、
前記摘み部は、前記接続部の外方端部から周方向の両側に延びて前記接続部より幅広であることを特徴とする、中栓。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の中栓において、
前記周壁は、外側の第1周壁と、内側の第2周壁と、前記第1周壁と前記第2周壁とを間隔を空けて周方向に沿って接続する連接部と、を備え、
前記連接部は、前記第1周壁と前記第2周壁とを破断可能に接続する第1薄肉部と、厚肉部と、前記第1薄肉部から徐々に肉厚になって前記厚肉部に移行する移行部と、を備え、
前記薄肉部は、前記移行部に対応する前記主部と前記第2周壁との間から前記接続部とは反対側に向かって周方向に延在することを特徴とする、中栓。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の中栓と、前記中栓に装着する外蓋と、を備える蓋体であって、
前記外蓋は、前記注出部を覆う天壁と、前記天壁から垂下される円筒状の裾部と、前記裾部の下端から上方に向かって延びるスリットと、を備え、
前記スリットは、前記接続部の周方向の幅よりも広くかつ前記摘み部の周方向の幅よりも狭い幅であることを特徴とする、蓋体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器の口部に装着する中栓及び蓋体に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
調味料等の容器に広く使用される合成樹脂製容器蓋にあっては、ゴミ廃棄処理や省資源の見地から、内容物を消費し尽くした後に容器から分別して廃棄することが要求されている。しかしながら、容器蓋は容器の口頸部に嵌合固定されているため容易に分別することができず、容器蓋の分別廃棄性に関する様々な改善が提案されている。
【0003】
特許文献1には、容器の口頸部の頂面を覆う主部と、該主部から垂下する円筒形状の側壁と、該側壁を囲繞する円筒形状の囲繞壁とを含み、該側壁の内周面には周方向に延在する係止手段が形成されており、容器の口頸部に被嵌して該係止手段を容器の口頸部の外周面に形成されている係止あご部に係合させることによって容器の口頸部に装着される蓋本体を備えた合成樹脂製容器蓋が開示される。そして、当該蓋は、上方から見て反時計方向に順次に囲繞壁分離領域、移行領域及び側壁分離領域が配置され、該囲繞壁分離領域においては、該囲繞壁の上端と該側壁とを接続する破断可能薄肉接続壁が存在し、該破断可能薄肉接続壁は、該反時計方向に見て肉厚が漸次増大せしめられる漸増部を含んでいる。
【0004】
このような合成樹脂製容器蓋においては、破断可能薄肉接続壁が漸増部を含んでいることにより、囲繞壁分離領域においてその上流端から反時計方向に向けて破断可能薄肉接続壁を破断して囲繞壁を側壁から分離した後に、囲繞壁に加える必要破断力の急激な変化が可及的に回避され、分別における一連の破断工程の際に使用者の所謂官能が改良されることが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第7081986号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、蓋から囲繞壁を分離するためには摘み部を摘まみながら側壁から引きはがさなければならないが、摘み部は小さく摘まみにくいと感じる使用者も存在する。
【0007】
そこで、本発明は、摘み部を改良し、中栓から周壁をさらに引きはがしやすい中栓及び蓋体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様または適用例として実現することができる。
【0009】
[1]本発明に係る中栓の一態様は、
注出部を備える主部と、前記主部の下方にあって容器の口部を取り囲む環状の周壁と、前記主部と前記周壁とを周方向で接続する環状の環状接続部と、前記環状接続部から前記周壁を破断可能に接続する薄肉部と、を備える中栓であって、
前記周壁の内周面に形成されて前記口部の外周面に係合する係止部と、
前記周壁の外周面から外方へ突出する接続部と、
前記接続部の外方端部に設けられる摘み部と、
を備え、
前記摘み部は、前記接続部の外方端部から周方向の両側に延びて前記接続部より幅広であることを特徴とする。
【0010】
[2]前記中栓の一態様において、
前記周壁は、外側の第1周壁と、内側の第2周壁と、前記第1周壁と前記第2周壁とを間隔を空けて周方向に沿って接続する連接部と、を備え、
前記連接部は、前記第1周壁と前記第2周壁とを破断可能に接続する第1薄肉部と、厚肉部と、前記第1薄肉部から徐々に肉厚になって前記厚肉部に移行する移行部と、を備え、
前記薄肉部は、前記移行部に対応する前記主部と前記第2周壁との間から前記接続部とは反対側に向かって周方向に延在することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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