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公開番号2024164477
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-27
出願番号2023079977
出願日2023-05-15
発明の名称ユーザインタフェースシステム、制御装置、およびコンピュータプログラム
出願人株式会社東海理化電機製作所
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類B60W 50/08 20200101AFI20241120BHJP(車両一般)
要約【課題】移動体を運転する者の視線移動を抑制可能なユーザインタフェースシステムを提供する。
【解決手段】入力装置11は、移動体に搭載された被制御装置の動作に関連付けられた画像を含む画面を、当該移動体の運転席の前方に表示可能な表示装置22から離れて配置されており、当該被制御装置を動作させる第一操作を受け付ける。制御装置12は、入力装置11が前記第一操作を受け付けると、前記画像を第一状態から第二状態へ遷移させる。制御装置12は、入力装置11が前記第一操作と異なる第二操作を受け付けると、前記被制御装置を動作させることなく前記画像を前記第一状態および前記第二状態と異なる第三状態に遷移させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
運転席を備えた移動体に搭載されるユーザインタフェースシステムであって、
前記移動体に搭載された被制御装置の動作に関連付けられた画像を含む画面を前記運転席の前方に表示可能な表示装置から離れて配置されており、当該被制御装置を動作させる第一操作を受け付ける入力装置と、
前記入力装置が前記第一操作を受け付けると、前記画像を第一状態から第二状態へ遷移させる制御装置と、
を備えており、
前記入力装置が前記第一操作と異なる第二操作を受け付けると、前記制御装置は、前記被制御装置を動作させることなく前記画像を前記第一状態および前記第二状態と異なる第三状態に遷移させる、
ユーザインタフェースシステム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第二操作は、前記第一操作の予備的動作である、
請求項1に記載のユーザインタフェースシステム。
【請求項3】
聴覚的通知と触覚的通知の少なくとも一方を実行可能な通知装置を備えており、
前記制御装置は、前記画面が前記第三状態にある間、前記通知装置に前記聴覚的通知と前記触覚的通知の少なくとも一方を実行させる、
請求項1に記載のユーザインタフェースシステム。
【請求項4】
前記入力装置は、前記移動体の操舵装置に設置されている、
請求項1に記載のユーザインタフェースシステム。
【請求項5】
運転席を備えた移動体に搭載される制御装置であって、
前記移動体に搭載された被制御装置の動作に関連付けられた画像を含む画面を前記運転席の前方に表示可能な表示装置から離れて配置されている入力装置が当該被制御装置を動作させる第一操作を受け付けたことを示す第一操作信号を受け付けるインタフェースと、
前記第一操作信号に基づいて、前記画像を第一状態から第二状態へ遷移させるプロセッサと、
を備えており、
前記入力装置が前記第一操作と異なる第二操作を受け付けたことを示す第二操作信号を前記インタフェースが受け付けると、前記プロセッサは、前記被制御装置を動作させることなく前記画像を前記第一状態および前記第二状態と異なる第三状態に遷移させる、
制御装置。
【請求項6】
運転席を備えた移動体に搭載される制御装置のプロセッサにより実行可能なコンピュータプログラムであって、
実行されることにより、前記制御装置は、
前記移動体に搭載された被制御装置の動作に関連付けられた画像を含む画面を前記運転席の前方に表示可能な表示装置から離れて配置されている入力装置が当該被制御装置を動作させる第一操作を受け付けたことを示す第一操作信号を受け付け、
前記第一操作信号に基づいて、前記画像を第一状態から第二状態へ遷移させ、
前記入力装置が前記第一操作と異なる第二操作を受け付けたことを示す第二操作信号を受け付けると、前記被制御装置を動作させることなく前記画像を前記第一状態および前記第二状態と異なる第三状態に遷移させる、
コンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、運転席を備えた移動体に搭載されるユーザインタフェースシステムに関連する。本開示は、当該システムに搭載されうる制御装置、および当該制御装置に搭載されたプロセッサにより実行可能なコンピュータプログラムにも関連する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、移動体の一例としての車両に搭載される表示装置を開示している。当該表示装置は、当該車両に搭載された被制御装置に係る情報を表示する。当該表示装置は、当該車両の乗員によるタッチ操作を受け付け可能なタッチパネル装置を備えている。乗員は、タッチ操作を通じて被制御装置の動作制御や設定変更を行なうことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-126556号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
移動体を運転する者の視線移動を抑制可能なユーザインタフェースシステムを提供することが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示により提供される態様例の一つは、運転席を備えた移動体に搭載されるユーザインタフェースシステムであって、
前記移動体に搭載された被制御装置の動作に関連付けられた画像を含む画面を前記運転席の前方に表示可能な表示装置から離れて配置されており、当該被制御装置を動作させる第一操作を受け付ける入力装置と、
前記入力装置が前記第一操作を受け付けると、前記画像を第一状態から第二状態へ遷移させる制御装置と、
を備えており、
前記入力装置が前記第一操作と異なる第二操作を受け付けると、前記制御装置は、前記被制御装置を動作させることなく前記画像を前記第一状態および前記第二状態と異なる第三状態に遷移させる。
【0006】
本開示により提供される態様例の一つは、運転席を備えた移動体に搭載される制御装置であって、
前記移動体に搭載された被制御装置の動作に関連付けられた画像を含む画面を前記運転席の前方に表示可能な表示装置から離れて配置されている入力装置が当該被制御装置を動作させる第一操作を受け付けたことを示す第一操作信号を受け付けるインタフェースと、
前記第一操作信号に基づいて、前記画像を第一状態から第二状態へ遷移させるプロセッサと、
を備えており、
前記入力装置が前記第一操作と異なる第二操作を受け付けたことを示す第二操作信号を前記インタフェースが受け付けると、前記プロセッサは、前記被制御装置を動作させることなく前記画像を前記第一状態および前記第二状態と異なる第三状態に遷移させる。
【0007】
本開示により提供される態様例の一つは、運転席を備えた移動体に搭載される制御装置のプロセッサにより実行可能なコンピュータプログラムであって、
実行されることにより、前記制御装置は、
前記移動体に搭載された被制御装置の動作に関連付けられた画像を含む画面を前記運転席の前方に表示可能な表示装置から離れて配置されている入力装置が当該被制御装置を動作させる第一操作を受け付けたことを示す第一操作信号を受け付け、
前記第一操作信号に基づいて、前記画像を第一状態から第二状態へ遷移させ、
前記入力装置が前記第一操作と異なる第二操作を受け付けたことを示す第二操作信号を受け付けると、前記被制御装置を動作させることなく前記画像を前記第一状態および前記第二状態と異なる第三状態に遷移させる。
【0008】
特許文献1に記載された構成においては、移動体に搭載された被制御装置の動作に関連付けられた画像を含む画面が表示装置に表示され、運転者の手指による当該画面へのタッチ操作を通じて当該被制御装置の動作制御が行なわれる。このような構成の場合、画面に表示された情報を確認し、タッチ操作を行なう位置へ手指を移動させるために運転者の視線移動が避けられない。
【0009】
上記の各態様例に係る構成においては、被制御装置の動作に関連付けられた画像を含む画面を運転席の前方に表示させることにより、当該画面に表示された情報を確認するための運転者の視線移動量を抑制している。加えて、当該画面から離れた位置に被制御装置を作動させるための第一操作を受け付ける入力装置が配置されているので、少なくともタッチ操作を行なうための視線移動を不要にできる。
【0010】
さらに、第一操作とは異なる第二操作が入力装置に対してなされることにより、被制御装置の動作に関連付けられた画像が第一操作がなされる場合とは異なる状態に遷移する。これにより、運転者は、第一操作に関連付けられた動作に係る情報を、当該動作を被制御装置に行なわせることなく、かつ運転席の前方から視線を外すことなく確認できる。結果として、被制御装置の無用な作動を避けつつ、運転者の視線移動をさらに抑制できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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