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公開番号2024163463
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-22
出願番号2023079075
出願日2023-05-12
発明の名称連結具
出願人ワゴー株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 88/12 20060101AFI20241115BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】製造工数、製造コストを削減できる連結具を提供する。
【解決手段】連結具10は、ベースプレート30と、カラー60と、コーン70と、を備える。コーン70の頭部71は、カラー60のベースプレート30とは反対側に配され、ベースプレート30には、軸部72を配置可能な機構配置部34が配設され、コーン70の軸部72は、カラー60を挿通して、機構配置部34内に至るとともに、機構配置部34から突出しないように配される。機構配置部34内において、軸部72にハンドル80が、コーン70を回動可能に取り付けられ、ハンドル80が、軸部72の軸線とは直交する方向に延びて、機構配置部34から突出して配される。コーン70は、ハンドル80の操作により、頭部71とすみ金具101とが、係合、係合解除可能とされている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
コンテナに配設されるすみ金具と連結される連結具であって、
設置面に配されるベースプレートと、
前記ベースプレートの前記設置面とは反対側に配設されるカラーと、
頭部と、軸部と、を有するコーンと、
を備え、
前記コーンの前記頭部は、前記カラーの前記ベースプレートとは反対側に配され、
前記ベースプレートには、前記軸部を配置可能な機構配置部が配設され、
前記コーンの前記軸部は、前記カラーを挿通して、前記機構配置部内に至るとともに、前記機構配置部から突出しないように配され、
前記機構配置部内において、前記軸部にハンドルが、前記コーンを回動可能に取り付けられ、
前記ハンドルが、前記軸部の軸線とは直交する方向に延びて、前記機構配置部から突出して配され、
前記コーンは、前記ハンドルの操作により、前記頭部と前記すみ金具とが、係合、係合解除可能とされていることを特徴とする連結具。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
前記機構配置部は、前記ベースプレートの厚さ方向において延びる縦部と、前記縦部と連通するとともに、前記ベースプレートの厚さ方向に直交する方向に延びる横部と、を備えることを特徴とする請求項1記載の連結具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンテナどうし又はコンテナと基礎との連結を可能とする連結具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来の連結具として、本出願人が先にした連結具があり、これによれば、設置面に配されるベースプレートと、ベースプレートの設置面とは反対側に延びる周壁と、周壁の前記ベースプレートとは反対側に配設されるトッププレートと、を有するハウジングと、トッププレートの前記周壁とは反対側に配設されるカラーと、頭部と、軸部と、を有するコーンと、を備えていた。
【0003】
そして、ベースプレート、周壁、トッププレートで囲まれる領域が操作機構室とされ、操作機構室内において、軸部にハンドルが、軸部の軸線方向に沿って移動可能、コーンを回動可能、トッププレートと当接可能、に配設され、開口部からハンドルが突出して配され、軸部の、頭部とは反対側、かつ、ハンドルよりベースプレート側には、ナット部材が螺合されていた。
【0004】
ナット部材は、ハンドル及びコーンを締結可能とされ、カラーは、頭部を配置可能な凹部を有し、凹部に頭部が配された状態で、頭部がすみ金具と係合し、ナット部材により締結されることで、すみ金具と連結される、構成とされていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2022-024290号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記の連結具では、ベースプレート、周壁、トッププレートで囲まれる領域が操作機構室とされ、ハンドルに加え、ナット部材があり、カラーには、頭部を配置可能な凹部が配設されているので、部品点数、製造工数が多く、製造コストが高くなるおそれがあるため、製造工数、製造コストを削減することが望まれていた。
【0007】
本発明は上記事情に鑑み、製造工数、製造コストを削減できる連結具を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1記載の発明では、コンテナに配設されるすみ金具と連結される連結具であって、
設置面に配されるベースプレートと、
前記ベースプレートの前記設置面とは反対側に配設されるカラーと、
頭部と、軸部と、を有するコーンと、
を備え、
前記コーンの前記頭部は、前記カラーの前記ベースプレートとは反対側に配され、
前記ベースプレートには、前記軸部を配置可能な機構配置部が配設され、
前記コーンの前記軸部は、前記カラーを挿通して、前記機構配置部内に至るとともに、前記機構配置部から突出しないように配され、
前記機構配置部内において、前記軸部にハンドルが、前記コーンを回動可能に取り付けられ、
前記ハンドルが、前記軸部の軸線とは直交する方向に延びて、前記機構配置部から突出して配され、
前記コーンは、前記ハンドルの操作により、前記頭部と前記すみ金具とが、係合、係合解除可能とされている。
【0009】
これによれば、簡素な構成となるため、製造工数、製造コストを削減することができる。
【0010】
また、前記機構配置部は、前記ベースプレートの厚さ方向において延びる縦部と、前記縦部と連通するとともに、前記ベースプレートの厚さ方向に直交する方向に延びる横部と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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