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公開番号2024163306
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2024158700,2020149566
出願日2024-09-13,2020-09-07
発明の名称空調浄化システム
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 7/003 20210101AFI20241114BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】空間内の空気の空調を行う空調機器の運転風量が変化した場合に生じる、空気に含まれる空気浄化成分の含有量の変動を抑制可能な空気浄化装置を提供する。
【解決手段】空気浄化装置20は、屋内空間6内の空気に対して、空気浄化成分を供給する加湿器23と、屋内空間6内の空気の空調を行う空調機器8の運転風量に関する情報を取得する入力部41aと、加湿器23の動作を制御する制御部とを備える。そして、制御部41は、入力部41aが取得した空調機器8の運転風量に関する情報に基づき、加湿器23による空気への空気浄化成分の供給量を変化させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
空気浄化運転動作を実行し、空気浄化成分である次亜塩素酸を供給して屋内空間内の空気の浄化を行う空気浄化装置と、
前記屋内空間内に配置され、前記空気の空調を行う空調機器と、
前記空気浄化装置の動作を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記空調機器から送信される前記空調機器の動作情報に基づき、前記空気浄化装置による前記空気への前記次亜塩素酸の供給量を変化させる、
空調浄化システム。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記空気浄化装置が前記空気浄化運転動作を実行している状況において、前記空調機器から送信される前記動作情報が運転風量であり、前記運転風量が第一風量から第二風量に減少した場合には、前記空気浄化装置による前記屋内空間の前記空気への前記次亜塩素酸の供給量を、第一供給量から第二供給量に減少させることを特徴とする請求項1に記載の空調浄化システム。
【請求項3】
前記第一風量は、前記空調機器の起動直後に設定される風量であり、
前記第二風量は、前記空調機器による空調が安定した状態で設定される風量である、
ことを特徴とする請求項2に記載の空調浄化システム。
【請求項4】
前記制御部は、前記動作情報が、運転動作中の前記空調機器が停止を示す場合には、前記屋内空間の前記空気への前記次亜塩素酸の供給量を、前記第二供給量よりも少ない第三供給量に減少させることを特徴とする請求項3に記載の空調浄化システム。
【請求項5】
前記第三供給量は、利用者が入力設定した前記次亜塩素酸の目標供給量レベルに対応する量である、請求項4に記載の空調浄化システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記動作情報が前記空調機器の起動を示す場合には、前記空気浄化装置による前記屋内空間の前記空気への前記次亜塩素酸の供給量を、前記第三供給量から前記第一供給量に増加させることを特徴とする、請求項4または5に記載の空調浄化システム。
【請求項7】
前記制御部は、運転動作中の前記空調機器の前記運転風量が増加した場合には、前記空気浄化装置による前記屋内空間の前記空気への前記次亜塩素酸の供給量を増加させる、請求項1~6のいずれか一項に記載の空調浄化システム。
【請求項8】
前記空気浄化装置は、前記屋内空間内の前記空気を屋外に排出するための排気風路を流通する排気流と、前記屋外の空気を前記屋内空間内へ給気するための給気風路を流通する給気流との間で熱交換する熱交換形換気装置からの前記給気流に対して、前記次亜塩素酸を付加することを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載の空調浄化システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、居住空間などにおいて、空調機器と併用される状況下で、除菌・脱臭を行う空気浄化装置を備える空調浄化システムに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の空気浄化装置として、対象の室内空間の空気に対して、空調機器によって空気の湿度を所定の範囲に調整しながら、屋内空間の隅々まで噴霧した薬剤(空気浄化成分)を行き渡らせることで、効率的かつ的確に屋内空間を除菌する除菌装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-027849号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の空気浄化装置は、上述したように、屋内空間内において空調機器とともに併用される場合が多い。しかしながら、空調機器は、除菌・脱臭効果のある空気浄化成分を含んだ空気が内部を通過する際、構成部品であるファンあるいは熱交換器などへの衝突損失または冷房運転(除湿運転も含む)の際に発生する結露水への吸着損失などにより、空気浄化成分を多量に消費してしまう性質がある。そのため、空調機器の設置された屋内空間で空気浄化装置を使用する場合には、除菌・脱臭効果が低減されてしまうという課題を有していた。
【0005】
そこで本発明は、上記従来課題を解決するものであり、空間内の空気の空調を行う空調機器の運転風量が変化した場合に生じる、空気に含まれる空気浄化成分の含有量の変動を抑制可能な空気浄化装置を備える空調浄化システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するために、本発明に係る空調浄化システムは、空気浄化運転動作を実行し、空気浄化成分である次亜塩素酸を供給して屋内空間内の空気の浄化を行う空気浄化装置と、屋内空間内に配置され、空気の空調を行う空調機器と、空気浄化装置の動作を制御する制御部と、を備える。そして、制御部は、空調機器から送信される空調機器の動作情報に基づき、空気浄化装置による空気への次亜塩素酸の供給量を変化させるものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、空間内の空気の空調を行う空調機器の運転風量が変化した場合に生じる、空気に含まれる空気浄化成分の含有量の変動を抑制可能な空気浄化装置を備える空調浄化システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気浄化機能付き熱交換形換気装置の住宅における設置状態を示す模式図である。
図2は、空気浄化機能付き熱交換形換気装置の機器構成を表す概略図である。
図3は、空気浄化機能付き熱交換形換気装置における制御部の構成を示すブロック図である。
図4は、空気浄化機能付き熱交換形換気装置による空気浄化処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明に係る空気浄化装置は、対象空間内の空気に対して、空気浄化を行う成分を供給する空気浄化部と、対象空間内の空気の空調を行う空調機器の運転風量に関する情報を取得する取得部と、空気浄化部の動作を制御する制御部とを備える。そして、制御部は、取得部が取得した空調機器の運転風量に関する情報に基づき、空気浄化部による空気への空気浄化を行う成分の供給量を変化させる。
【0010】
こうした構成によれば、対象空間内の空気に対して、空調機器によって消費される空気浄化を行う成分の量を補って供給する際に、空調機器の運転風量が変化しても対象空間内に供給する空気浄化を行う成分の供給量を増減させるなどして変化させるので、空調機器の運転風量の変化に起因した対象空間内での空気浄化を行う成分の変動を抑制することができる。つまり、対称空間内の空気の空調を行う空調機器の運転風量が変化した場合に生じる、空気に含まれる空気浄化成分の含有量の変動を抑制可能な空気浄化装置とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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