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公開番号
2024162829
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023078749
出願日
2023-05-11
発明の名称
車両用制御装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B60R
1/28 20220101AFI20241114BHJP(車両一般)
要約
【課題】周辺監視用のバックカメラを後方監視にも用いつつ、違和感のない画像を表示させることができる。
【解決手段】本開示にかかる車両用制御装置は、車両の後部に設けられ広角レンズを有するカメラによる車両の後方画像からそれぞれ一部領域を切り出して、所定の表示装置に表示させる第1の画像と第2の画像とを生成する生成部と、を備え、生成部は、第1の画像を生成する場合には、カメラの取り付け高さにおいて車両の前後端を結ぶ線に対して水平な線上にある後方画像内の位置を、後方画像の垂直方向における切り出し中心と一致させるとともに、広角レンズによる後方画像の歪みを補正し、第2の画像を生成する場合には、カメラの取り付け高さにおいて車両の前後端を結ぶ線に対して水平な線上にある後方画像内の位置が、後方画像の垂直方向における切り出し中心より上方に位置することとなるよう一部領域を切り出す。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の後部に設けられ広角レンズを有するカメラから、前記車両の後方画像が入力される入力部と、
前記後方画像からそれぞれ一部領域を切り出して、所定の表示装置に表示させる第1の画像と第2の画像とを生成する生成部と、を備え、
前記生成部は、
前記第1の画像を生成する場合には、前記カメラの取り付け高さにおいて前記車両の前後端を結ぶ線に対して水平な線上にある前記後方画像内の位置を、前記後方画像の垂直方向における切り出し中心と一致させるとともに、前記広角レンズによる前記後方画像の歪みを補正し、
前記第2の画像を生成する場合には、前記カメラの取り付け高さにおいて前記車両の前後端を結ぶ線に対して水平な線上にある前記後方画像内の位置が、前記後方画像の垂直方向における切り出し中心より上方に位置することとなるよう前記一部領域を切り出す、
車両用制御装置。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記第1及び第2の画像を前記所定の表示装置に出力する出力部を更に備え、
前記入力部には、
前記車両が備えるシフトセンサからのシフト位置の検出結果、及び車輪速センサからの車輪速の検出結果が入力されるよう構成されており、
前記出力部は、
前記車両が所定速度以上で走行中の場合には前記第1の画像を出力し、
前記車両のシフト位置がリバースに変更されたこと、または、前記車両が前記所定速度未満となったことが検出された場合には前記第2の画像を出力する、
請求項1に記載の車両用制御装置。
【請求項3】
前記所定の表示装置は、電子インナミラーおよび車内モニタを含み、
所定画像の表示先を指定するスイッチを更に備え、
前記出力部は、
前記第1の画像を少なくとも前記電子インナミラーに出力し、前記スイッチが操作された場合には、前記第2の画像よりも優先的に前記第1の画像を前記車内モニタに出力する、
請求項2に記載の車両用制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、車両の後方確認用のルームミラー等に替えて、カメラ画像を表示可能な電子インナミラーが開発されている。また、車両の後方を含む周辺監視用に複数台のカメラが車両に搭載される場合がある。この場合、電子インナミラー用のカメラと周辺監視用のバックカメラとを併用する必要があり、コストが増大してしまう。
【0003】
例えば、1台のバックカメラの画角を切り替えて、至近距離での後方監視と、遠距離での後方監視とを行う技術がある(例えば特許文献1)。このような技術を適用することで、後方監視と周辺監視とで1台のカメラを共用することも考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平8-301010号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、バックカメラ等の周辺監視用のカメラには通常、広角レンズが用いられている。このため、単にカメラの画角を切り替えただけでは、電子インナミラーに表示される画像が実際に肉眼で見た感覚とは異なり、運転者に違和感を与えてしまう。
【0006】
本開示は、周辺監視用のバックカメラを後方監視にも用いつつ、違和感のない画像を表示させることができる車両用制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示にかかる車両用制御装置は、車両の後部に設けられ広角レンズを有するカメラから、前記車両の後方画像が入力される入力部と、前記後方画像からそれぞれ一部領域を切り出して、所定の表示装置に表示させる第1の画像と第2の画像とを生成する生成部と、を備え、前記生成部は、前記第1の画像を生成する場合には、前記カメラの取り付け高さにおいて前記車両の前後端を結ぶ線に対して水平な線上にある前記後方画像内の位置を、前記後方画像の垂直方向における切り出し中心と一致させるとともに、前記広角レンズによる前記後方画像の歪みを補正し、前記第2の画像を生成する場合には、前記カメラの取り付け高さにおいて前記車両の前後端を結ぶ線に対して水平な線上にある前記後方画像内の位置が、前記後方画像の垂直方向における切り出し中心より上方に位置することとなるよう前記一部領域を切り出す。
【発明の効果】
【0008】
本開示にかかる車両用制御装置によれば、周辺監視用のバックカメラを後方監視にも用いつつ、違和感のない画像を表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態にかかるECUを備える車両の構成の一例を示すブロック図である。
図2は、実施形態にかかるECUの機能構成の一例を示すブロック図である。
図3は、実施形態にかかるECUが後方監視用の画像を生成する際にバックカメラの画角から切り出す画角の範囲について説明する図である。
図4は、実施形態にかかるECUが周辺監視用の画像および後方監視用の画像をそれぞれ生成する様子を示す図である。
図5は、実施形態にかかるECUによる画像生成処理の手順の一例を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本開示にかかる車両用制御装置の実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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