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公開番号
2024162679
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023078475
出願日
2023-05-11
発明の名称
産業車両の制動制御装置
出願人
株式会社豊田自動織機
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60L
9/18 20060101AFI20241114BHJP(車両一般)
要約
【課題】遮断スイッチの操作時に制動部への電力供給が可能となり、制動部への電力供給が途絶えて生じる急制動を抑制できる産業車両の制動制御装置を提供する。
【解決手段】制動制御装置100は、バッテリ4とインバータ8との間に設けられ、主接点5aとコイル5dとを含み、バッテリ4からの電力供給に応じてコイル5dが主接点5aを駆動して導通状態と遮断状態とを切り替えるコンタクタ5と、コンタクタ5を遮断状態へと切り替えるようにバッテリ4からコイル5dへの電力供給を遮断可能な遮断スイッチ6と、モータ2の回転により回生可能な自己発電型の電磁式リターダ13と、を備える。電磁ブレーキ3には、コンタクタ5の導通状態において、コンタクタ5とインバータ8との間の回路部分9又は電磁式リターダ13から電力供給され、コンタクタ5の遮断状態において、電磁式リターダ13から電力供給される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
走行用のモータと、電力供給によって前記モータの制動を解除する制動部と、前記モータに電力を供給する電源部と、前記モータと前記電源部との間の相互の電力供給を行うインバータと、を備える産業車両の前記制動部を制御する産業車両の制動制御装置であって、
前記電源部と前記インバータとの間に設けられ、主接点と前記主接点を駆動するコイルとを含み、前記電源部からの電力供給に応じて前記コイルが前記主接点を駆動して導通状態と遮断状態とを切り替えるスイッチ部と、
前記スイッチ部を前記遮断状態へと切り替えるように前記電源部から前記コイルへの電力供給を遮断可能な遮断スイッチと、
前記モータの回転により回生可能な自己発電型の電磁式リターダと、を備え、
前記制動部には、
前記スイッチ部の導通状態において、前記スイッチ部と前記インバータとの間の回路部分又は前記電磁式リターダから電力供給され、
前記スイッチ部の遮断状態において、前記電磁式リターダから電力供給される、産業車両の制動制御装置。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記電源部から前記コイルへの電力供給を検出する検出部と、
前記検出部の検出結果に基づいて前記電磁式リターダを制御する制御部と、を備え、
前記制御部には、
前記スイッチ部の導通状態において、前記スイッチ部と前記インバータとの間の回路部分又は前記電磁式リターダから電力供給され、
前記スイッチ部の遮断状態において、前記電磁式リターダから電力供給され、
前記制御部は、前記電源部から前記コイルへの電力供給の遮断を検知した場合に、前記電磁式リターダに回生させるように前記電磁式リターダを制御する、請求項1に記載の産業車両の制動制御装置。
【請求項3】
前記産業車両は、前記モータによって発生した駆動力が駆動系を介して駆動輪に伝達するように構成されており、
前記電磁式リターダは、前記モータの前記駆動系とは反対側に設けられている、請求項1又は2に記載の産業車両の制動制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、産業車両の制動制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、非通電時に回転軸を制動し、通電時に回転軸の制動を解除する無励磁作動型の電磁ブレーキが知られている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-83650号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば無励磁作動型の電磁ブレーキを産業車両のパーキングブレーキとして使用する場合、電磁ブレーキへの電力供給がバッテリ等の電源のみで構成されていると、走行中の産業車両を緊急時に停止させるための遮断スイッチを操作した際に制動部への電力供給が途絶えてしまう。その結果として制動部が作動して生じる急制動に対する対策が検討されている。
【0005】
本発明は、遮断スイッチの操作時に制動部への電力供給が可能となり、制動部への電力供給が途絶えて生じる急制動を抑制することができる産業車両の制動制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、走行用のモータと、電力供給によってモータの制動を解除する制動部と、モータに電力を供給する電源部と、モータと電源部との間の相互の電力供給を行うインバータと、を備える産業車両の制動部を制御する産業車両の制動制御装置であって、電源部とインバータとの間に設けられ、主接点と主接点を駆動するコイルとを含み、電源部からの電力供給に応じてコイルが主接点を駆動して導通状態と遮断状態とを切り替えるスイッチ部と、スイッチ部を遮断状態へと切り替えるように電源部からコイルへの電力供給を遮断可能な遮断スイッチと、モータの回転により回生可能な自己発電型の電磁式リターダと、を備え、制動部には、スイッチ部の導通状態において、スイッチ部とインバータとの間の回路部分又は電磁式リターダから電力供給され、スイッチ部の遮断状態において、電磁式リターダから電力供給される。
【0007】
本発明の一態様に係る産業車両の制動制御装置では、遮断スイッチが操作されて電源部からコイルへの電力供給が遮断されると、スイッチ部が遮断状態となる。このとき、制動部には、スイッチ部とインバータとの間の回路部分からは電力供給されなくなるが、電磁式リターダから電力供給されることができる。したがって、遮断スイッチの操作時に制動部への電力供給が可能となり、制動部への電力供給が途絶えて生じる急制動を抑制することができる。
【0008】
一実施形態において、産業車両の制動制御装置は、電源部からコイルへの電力供給を検出する検出部と、検出部の検出結果に基づいて電磁式リターダを制御する制御部と、を備え、制御部には、スイッチ部の導通状態において、スイッチ部とインバータとの間の回路部分又は電磁式リターダから電力供給され、スイッチ部の遮断状態において、電磁式リターダから電力供給され、制御部は、電源部からコイルへの電力供給の遮断を検知した場合に、電磁式リターダに回生させるように電磁式リターダを制御してもよい。この場合、検出部の検出結果に基づいて、電源部からコイルへの電力供給の遮断が検知されると、制御部によって電磁式リターダに回生させるように電磁式リターダが制御される。このように、電磁式リターダを制御する制御部を用いて、遮断スイッチの操作時に制動部への電力供給が可能となる。
【0009】
一実施形態において、産業車両は、モータによって発生した駆動力が駆動系を介して駆動輪に伝達するように構成されており、電磁式リターダは、モータの駆動系とは反対側に設けられていてもよい。この場合、モータと駆動系との間の構成を維持しつつ電磁式リターダを設けることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、遮断スイッチの操作時に制動部への電力供給が可能となり、制動部への電力供給が途絶えて生じる急制動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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