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公開番号2024162670
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023078410
出願日2023-05-11
発明の名称自動運転システム、自動運転システムの制御方法、及び自動運転システム用端末ケース
出願人トヨタ自動車株式会社,株式会社デンソー
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60W 50/14 20200101AFI20241114BHJP(車両一般)
要約【課題】自動運転制御中にドライバーに対して車両の運転操作を要求する場合において、速やかにドライバーの意識を車両の運転交代に向けさせる。
【解決手段】車両のドライバーの携帯端末に装着される自動運転システム用端末ケース又は携帯端末と通信が接続され、車両の自動運転制御を行う自動運転システムであって、自動運転システム用端末ケースは携帯端末の画面に対して配置され、画面を視認状態と遮蔽状態とに切り替え可能な蓋部を有し、自動運転制御中にドライバーに対して車両の運転操作を要求する場合に、携帯端末又は自動運転システム用端末ケースを制御することにより携帯端末の画面を視認状態から遮蔽状態へ切り替える。
【選択図】図6


特許請求の範囲【請求項1】
車両のドライバーの携帯端末に装着される自動運転システム用端末ケース又は前記携帯端末と通信が接続され、前記車両の自動運転制御を行う自動運転システムであって、
前記自動運転システム用端末ケースは前記携帯端末の画面を視認状態と遮蔽状態とに切り替え可能な蓋部を有し、
前記自動運転制御中に前記ドライバーに対して前記車両の運転操作を要求する場合に、前記携帯端末又は前記自動運転システム用端末ケースを制御することにより前記携帯端末の画面を視認状態から遮蔽状態へ切り替える、自動運転システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記自動運転システム用端末ケースと通信が接続され、
前記自動運転システム用端末ケースが前記携帯端末に装着されなければ前記自動運転制御を開始しない、請求項1に記載の自動運転システム。
【請求項3】
前記蓋部は、前記携帯端末の画面を遮蔽可能な開閉機構を有しており、前記開閉機構で前記画面を遮蔽することで前記画面を前記視認状態から前記遮蔽状態へ切り替える、請求項2に記載の自動運転システム。
【請求項4】
前記蓋部は、前記携帯端末の画面を覆う透過率可変スクリーンを有しており、前記透過率可変スクリーンの透過率を変更することで前記画面を前記視認状態から前記遮蔽状態へ切り替える、請求項2に記載の自動運転システム。
【請求項5】
前記携帯端末の画面を前記視認状態から前記遮蔽状態へ切り替えた後、前記ドライバーの運転行動を検出した場合に、前記携帯端末の画面を前記遮蔽状態から前記視認状態へ復帰させる、請求項1又は2に記載の自動運転システム。
【請求項6】
車両のドライバーの携帯端末に装着される自動運転システム用端末ケース又は前記携帯端末と通信が接続され、前記車両の自動運転制御を行う自動運転システムの制御方法であって、
前記自動運転システム用端末ケースは前記携帯端末の画面を視認状態と遮蔽状態とに切り替え可能な蓋部を有し、
前記自動運転制御中に前記ドライバーに対して前記車両の運転操作を要求する場合に、前記携帯端末又は前記自動運転システム用端末ケースを制御することにより前記携帯端末の画面を視認状態から遮蔽状態へ切り替える、自動運転システムの制御方法。
【請求項7】
車両の自動運転システムと通信が接続され、前記車両のドライバーの携帯端末に装着される自動運転システム用端末ケースであって、
前記携帯端末の画面に対して配置され、前記画面を視認状態と遮蔽状態とに切り替え可能な蓋部を有し、
前記自動運転システムが前記車両の自動運転制御中に前記ドライバーに対して前記車両の運転操作を要求する場合に、前記携帯端末の画面を前記視認状態から前記遮蔽状態へ切り替える、自動運転システム用端末ケース。
【請求項8】
前記携帯端末に装着されなければ前記自動運転システムにより前記自動運転制御が開始されない、請求項7に記載の自動運転システム用端末ケース。
【請求項9】
前記携帯端末の画面を遮蔽可能な開閉機構を有しており、前記開閉機構で前記画面を遮蔽することで前記画面を前記視認状態から前記遮蔽状態へ切り替える、請求項7又は8に記載の自動運転システム用端末ケース。
【請求項10】
前記携帯端末の画面を覆う透過率可変スクリーンを有しており、前記透過率可変スクリーンの透過率を変更することで前記画面を前記視認状態から前記遮蔽状態へ切り替える、請求項7又は8に記載の自動運転システム用端末ケース。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動運転システム、自動運転システムの制御方法、及び自動運転システム用端末ケースに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動運転システムに関する技術文献として、特許第6917708号公報が知られている。この公報には、車両の自動運転制御中にドライバーが携帯端末の画面を見ているかどうかを撮影装置によって撮影された画像に基づいて判定し、画面を見ていると判定された場合に、自動運転制御のレベルに応じた内容の警報を発することが示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6917708号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、携帯端末の閲覧や操作に集中しているドライバーに対して警報を発しても、ドライバーがイヤホンをしている場合など警報に気づきにくいおそれがある。このため、ドライバーの注意を車両の運転に向けさせやすくする技術が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は、車両のドライバーの携帯端末に装着される自動運転システム用端末ケース又は携帯端末と通信が接続され、車両の自動運転制御を行う自動運転システムであって、自動運転システム用端末ケースは携帯端末の画面を視認状態と遮蔽状態とに切り替え可能な蓋部を有し、自動運転制御中にドライバーに対して車両の運転操作を要求する場合に、携帯端末又は自動運転システム用端末ケースを制御することにより携帯端末の画面を視認状態から遮蔽状態へ切り替える。
【0006】
本発明の一態様に係る自動運転システムによれば、自動運転制御中にドライバーに対して車両の運転操作を要求する場合に携帯端末の画面を視認状態から遮蔽状態へ切り替えるので、警報のみを出力する場合と比べて、ドライバーが携帯端末の閲覧又は操作に没頭していたとしても、速やかにドライバーの意識を車両の運転交代に向けさせることができる。
【0007】
本発明の一態様に係る自動運転システムにおいて、自動運転システム用端末ケースと通信が接続され、自動運転システム用端末ケースが携帯端末に装着されなければ自動運転制御を開始しなくてもよい。
この自動運転システムによれば、自動運転制御を開始するためドライバーに自動運転システム用端末ケースを携帯端末へと装着させることができる。
【0008】
本発明の一態様に係る自動運転システムにおいて、自動運転システム用端末ケースの蓋部は、携帯端末の画面を遮蔽可能な開閉機構を有しており、開閉機構で画面を遮蔽することで画面を視認状態から遮蔽状態へ切り替えてもよい。
この自動運転システムによれば、自動運転システム用端末ケースの開閉機構により機械的にドライバーの携帯端末の画面を視認状態から遮蔽状態へ切り替えることができる。
【0009】
本発明の一態様に係る自動運転システムにおいて、自動運転システム用端末ケースの蓋部は、携帯端末の画面を覆う透過率可変スクリーンを有しており、透過率可変スクリーンの透過率を変更することで画面を視認状態から遮蔽状態へ切り替えてもよい。
この自動運転システムによれば、自動運転システム用端末ケースの透過率可変スクリーンの透過率を変更することで簡易な構成により画面を視認状態から遮蔽状態へ切り替えることができる。
【0010】
本発明の一態様に係る自動運転システムにおいて、携帯端末の画面を視認状態から遮蔽状態へ切り替えた後、ドライバーの運転行動を検出した場合に、携帯端末の画面を遮蔽状態から視認状態へ復帰させてもよい。
この自動運転システムによれば、ドライバーの運転行動を検出した場合に、携帯端末の画面を遮蔽状態から視認状態へ復帰させるので、携帯端末に通知が届いたときに画面を視認できないためドライバーが通知内容の緊急性を判断できない状況となる時間を短くすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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