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公開番号2024162352
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023077757
出願日2023-05-10
発明の名称巡回ルート算出装置
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類G06Q 10/047 20230101AFI20241114BHJP(計算;計数)
要約【課題】商品を配達する途中で商品が無くなることが見込まれるために、商品の供給場所に立ち寄りながら、配達先の顧客を巡回する最短の巡回ルートを算出する巡回ルート算出装置を提供する。
【解決手段】巡回ルート算出装置10は、複数の顧客Cの各々が使用する第1端末装置20から、商品の注文を示す情報を受け付ける受付部111と、販売員Lが、複数の顧客Cに対して、商品を受け渡すために複数の顧客Cを巡回する最中における、携帯する商品の残量の予測結果に基づいて、商品の受け渡し中に商品の供給箇所に立ち寄る第1時点を算出する供給時点算出部114と、販売員Lが、複数の顧客Cのうち一部の顧客Cに対して、注文を受けた商品を受け渡すために、複数の顧客Cを巡回すると共に、第1時点において、商品の供給箇所に立ち寄る最短の巡回ルートを算出するルート算出部115と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の顧客の各々が使用する第1端末装置から、商品の注文を示す注文情報を受け付ける受付部と、
前記注文情報に基づいて、前記複数の顧客と、前記商品を販売する複数の販売員とをマッチングするマッチング部と、
前記商品を携帯する前記複数の販売員が、前記複数の顧客に対して、前記注文を受けた商品を受け渡すために、前記複数の顧客を巡回する最中における、各販売員が携帯する前記商品の残量を予測する予測部と、
前記予測部が予測した前記商品の残量に基づいて、前記各販売員が、前記商品の受け渡し中に、前記商品の供給場所に立ち寄る第1時点を算出する供給時点算出部と、
前記各販売員が、前記複数の顧客のうち一部の顧客に対して、前記注文を受けた商品を受け渡すために、前記一部の顧客を巡回すると共に、前記第1時点において、前記供給場所に立ち寄る最短の巡回ルートを算出するルート算出部と、
を備える巡回ルート算出装置。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記各販売員が、前記巡回ルートを巡回している最中に、前記受付部が、新たな顧客が使用する第1端末装置から新たな商品の注文を示す注文情報を受け付けた場合、前記一部の顧客と、前記新たな顧客とを巡回する形式で、前記巡回ルートを更新する更新部を、更に備える、
請求項1に記載の巡回ルート算出装置。
【請求項3】
前記受付部は、前記第1端末装置から、前記注文情報として、前記顧客が購入を希望する商品の銘柄を示す情報、前記顧客が購入先として希望する販売員を示す情報、及び、最も近距離に位置する販売員からの購入の希望を示す情報のうちいずれかの情報を受け付け、
前記マッチング部は、前記受付部が受け付けた注文情報に基づいて、前記複数の顧客と、前記複数の販売員とをマッチングする、
請求項1に記載の巡回ルート算出装置。
【請求項4】
前記各販売員が使用する第2端末装置に、前記巡回ルートを表示させる表示制御部を更に備える、
請求項1に記載の巡回ルート算出装置。
【請求項5】
前記巡回ルートに基づいて、複数の顧客の各々に対する前記商品の受け渡し時点を算出する受渡時点算出部と、
前記受け渡し時点を前記第1端末装置に表示させる表示制御部と、を更に備える、
請求項1に記載の巡回ルート算出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、巡回ルート算出装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
商品を複数の顧客に配達する場合、最短の巡回ルートで当該複数の顧客を巡回するために、いわゆる「巡回セールスマン問題」の解法を用いて巡回ルートを算出することがある。
【0003】
例えば、特許文献1は、配達先の受け取り可否の確認を行いながら、荷物の運搬等の業務を行うことを可能とするために、「巡回セールスマン問題」の解法を用いて配送計画を生成する情報処理装置に係る技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許6341492号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、例えば野球場におけるビールの売り子のように、商品を配達する途中で、配達している商品が無くなるために、商品の供給場所に商品を受け取りに行く場合がある。
しかし、従来の技術は、複数の配達先に荷物を届けるための配送計画を策定するに過ぎないため、商品の配達途中で商品の供給場所に立ち寄ることも含めて巡回ルートを算出することができないといった問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、商品を配達する途中で商品が無くなることが見込まれるために、商品の供給場所に立ち寄りながら、配達先の顧客を巡回する最短の巡回ルートを算出する巡回ルート算出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の好適な態様に係る巡回ルート算出装置は、複数の顧客の各々が使用する第1端末装置から、商品の注文を示す情報を受け付ける受付部と、前記注文情報に基づいて、前記複数の顧客と、前記商品を販売する複数の販売員とをマッチングするマッチング部と、前記商品を携帯する前記複数の販売員が、前記複数の顧客に対して、前記注文を受けた商品を受け渡すために、前記複数の顧客を巡回する最中における、各販売員が携帯する前記商品の残量を予測する予測部と、前記予測部が予測した前記商品の残量に基づいて、前記各販売員が、前記商品の受け渡し中に、前記商品の供給箇所に立ち寄る第1時点を算出する供給時点算出部と、前記各販売員が、前記複数の顧客のうち一部の顧客に対して、前記注文を受けた商品を受け渡すために、前記一部の顧客を巡回すると共に、前記第1時点において、前記供給箇所に立ち寄る最短の巡回ルートを算出するルート算出部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、商品を配達する途中で商品が無くなることが見込まれるために、商品の供給場所に立ち寄りながら、配達先の顧客を巡回する最短の巡回ルートを算出できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
巡回ルート算出システム1の全体構成を示す図。
商品の販売例を示した図。
サーバ10の構成例を示すブロック図。
マッチング部112の動作例の説明図。
第1端末装置20-jの構成例を示すブロック図。
表示装置24に表示される画面の例を示す図。
表示装置24に表示される画面の例を示す図。
表示装置24に表示される画面の例を示す図。
表示装置24に表示される画面の例を示す図。
表示装置24に表示される画面の例を示す図。
表示装置24に表示される画面の例を示す図。
第2端末装置30-kの構成例を示すブロック図。
表示装置34に表示される画面の例を示す図。
サーバ10の動作を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
1:実施形態
以下、図面を参照しつつ、巡回ルート算出システム1について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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