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公開番号2024161696
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-20
出願番号2023076609
出願日2023-05-08
発明の名称測量装置及び測量システム
出願人株式会社トプコン
代理人個人
主分類G01C 15/00 20060101AFI20241113BHJP(測定;試験)
要約【課題】ガイド光の光量を減少させることなく照射範囲を大きくすることが可能な測量装置及び測量システムを提供する。
【解決手段】測距光を発する発光素子と、測定対象物からの反射測距光を受光する受光素子とを有する距離測定部と、前記測距光を照射する回転部20と、該回転部を鉛直方向に回転させる鉛直回転駆動部と、前記回転部が設けられる托架部5と、該托架部を水平方向に回転させる水平回転駆動部と、前記回転部に向って異なる2つの光からなるガイド光を前記測距光と同一平面内に照射するガイド光照射部21と、前記受光素子への前記反射測距光の受光結果に基づき前記測定対象物迄の距離を演算する演算制御部とを具備し、前記回転部は前記測距光を透過し前記ガイド光を反射する可視光分離光学部材を有し、前記ガイド光は前記回転部の回転により前記ガイド光の広がり角以上の範囲で照射される様構成された。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
測距光を発する発光素子と、測定対象物からの反射測距光を受光する受光素子とを有する距離測定部と、前記測距光を照射する回転部と、該回転部を鉛直方向に回転させる鉛直回転駆動部と、前記回転部が設けられる托架部と、該托架部を水平方向に回転させる水平回転駆動部と、前記回転部に向って異なる2つの光からなるガイド光を前記測距光と同一平面内に照射するガイド光照射部と、前記受光素子への前記反射測距光の受光結果に基づき前記測定対象物迄の距離を演算する演算制御部とを具備し、前記回転部は前記測距光を透過し前記ガイド光を反射する可視光分離光学部材を有し、前記ガイド光は前記回転部の回転により前記ガイド光の広がり角以上の範囲で照射される様構成された測量装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記回転部は走査ミラーと、該走査ミラーと一体に回転する窓部とを有し、前記可視光分離光学部材は前記窓部に蒸着されたロングパスフィルタである請求項1に記載の測量装置。
【請求項3】
前記回転部を囲繞する窓部を更に具備し、前記回転部は、走査ミラーと、該走査ミラーと一体に回転する可視光反射ミラーとを有し、前記可視光分離光学部材は前記可視光反射ミラーに蒸着されたロングパスフィルタである請求項1に記載の測量装置。
【請求項4】
前記回転部は、走査ミラーと、該走査ミラーと一体に回転する窓部と少なくとも1つの可視光反射ミラーであり、前記可視光分離光学部材は、前記窓部に蒸着されたロングパスフィルタである請求項1に記載の測量装置。
【請求項5】
前記回転部は、2つの三角プリズムを接合させた四角プリズムであり、前記可視光分離光学部材は、前記四角プリズムに入射した前記測距光の射出面に蒸着されたロングパスフィルタであり、前記射出面に隣接する少なくとも1面を可視光反射ミラーとした請求項1に記載の測量装置。
【請求項6】
前記回転部は、三角プリズムであり、前記可視光分離光学部材は、前記三角プリズムに入射した前記測距光の射出面に蒸着されたロングパスフィルタである請求項1に記載の測量装置。
【請求項7】
前記回転部は、前記距離測定部が収納された測定部であり、前記可視光分離光学部材は、前記測定部の下面に設けられた可視光反射ミラーである請求項1に記載の測量装置。
【請求項8】
前記ガイド光照射部は、前記回転部の回転方向と直交する方向に前記ガイド光の広がり角を拡大するアナモルフィック光学系を有する請求項2~請求項7のうちのいずれか1項に記載の測量装置。
【請求項9】
前記托架部に凹部が形成され、該凹部内に前記回転部が設けられ、前記ガイド光照射部はガイド光軸が前記凹部の底面から前記回転部に向って延出し、前記測距光の光軸と同一平面内に位置する様前記可視光分離光学部材に偏向される様構成された請求項2~請求項7のうちのいずれか1項に記載の測量装置。
【請求項10】
前記托架部に凹部が形成され、該凹部内に前記回転部が設けられ、前記凹部に掛渡って設けられたハンドル部と、該ハンドル部に設けられた前記ガイド光照射部とを有し、該ガイド光照射部はガイド光軸が前記ハンドル部から前記回転部に向って延出し、前記測距光の光軸と同一平面内に位置する様前記可視光分離光学部材に偏向される様構成された請求項2~請求項7のうちのいずれか1項に記載の測量装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、測定対象物の3次元座標を取得可能な測量装置及び測量システムに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
レーザスキャナやトータルステーション等の測量装置は、測定対象物として再帰反射性を有するプリズムを用いたプリズム測距、反射プリズムを用いないノンプリズム測距により測定対象物迄の距離を検出する光波距離測定装置を有している。
【0003】
又、測量装置にガイド光を照射するガイド光照射部を設け、ガイド光に基づき測量装置の視準方向に反射プリズム等のターゲットを有するターゲット装置を誘導させる誘導処理を行う場合がある。
【0004】
誘導処理では、視準光軸を境界として左右で異なる色のガイド光を点灯させ、左右のガイド光の両方が視認できる位置に作業者を誘導し、ターゲット装置を杭打ち点等の目標地点迄移動させる様になっている。
【0005】
然し乍ら、従来では、ガイド光の到達距離を延長する為には、ガイド光の広がり角を小さくして単位面積当りの光量(密度)を確保する必要があるので、照射範囲が狭くなり視認性が低下する。一方で、ガイド光の視認性を向上させる為には、ガイド光の広がり角を大きくして照射範囲を広げる必要があるので、単位面積当りの光量が低下し、到達距離が短くなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第5725922号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、ガイド光の光量を減少させることなく照射範囲を大きくすることが可能な測量装置及び測量システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、測距光を発する発光素子と、測定対象物からの反射測距光を受光する受光素子とを有する距離測定部と、前記測距光を照射する回転部と、該回転部を鉛直方向に回転させる鉛直回転駆動部と、前記回転部が設けられる托架部と、該托架部を水平方向に回転させる水平回転駆動部と、前記回転部に向って異なる2つの光からなるガイド光を前記測距光と同一平面内に照射するガイド光照射部と、前記受光素子への前記反射測距光の受光結果に基づき前記測定対象物迄の距離を演算する演算制御部とを具備し、前記回転部は前記測距光を透過し前記ガイド光を反射する可視光分離光学部材を有し、前記ガイド光は前記回転部の回転により前記ガイド光の広がり角以上の範囲で照射される様構成された測量装置に係るものである。
【0009】
又本発明は、前記回転部は走査ミラーと、該走査ミラーと一体に回転する窓部とを有し、前記可視光分離光学部材は前記窓部に蒸着されたロングパスフィルタである測量装置に係るものである。
【0010】
又本発明は、前記回転部を囲繞する窓部を更に具備し、前記回転部は、走査ミラーと、該走査ミラーと一体に回転する可視光反射ミラーとを有し、前記可視光分離光学部材は前記可視光反射ミラーに蒸着されたロングパスフィルタである測量装置に係るものである。
(【0011】以降は省略されています)

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